私、もしかして臭う?!体臭の原因と効果的なサプリの選び方

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私、もしかして臭う?!体臭の原因と効果的なサプリの選び方

 夏に向けて気温が高くなり、少し動き回ると汗ばむ季節になりました。

 出勤後や外回りの後に上着を脱ぐ時など、「私、もしかして臭う?!」と心配になる場面も増えてきたと思います。

 デオドラントスプレーや香水はお手軽ですが、一時的な対策にすぎません。体臭のきつさによっては逆効果になってしまうこともあります。

 これからの体臭対策には、体の内側から嫌なにおいの原因に働きかけるサプリメントを取り入れる方法がおすすめです。

 女性を悩ませる体臭の原因と、体臭のお悩みを解消するサプリの選び方を紹介します。

私、臭くない?!体臭のセルフチェック

 体臭はとてもデリケートな問題です。電車やオフィス内などで他の人のにおいが気になったとしても、なかなか指摘できませんよね。

 つまり、自分の体臭も知らず知らずのうちに、周りの人を不快にしている可能性もあるということです。

 もし、自分でも気づかないうちに体臭がきつくなっていたら・・・・・・。

 親しい人であれば指摘してくれるかもしれませんが、職場の人やたまたま同じエレベーターに乗り合わせただけの人には「この人、臭うな」と思われて終わりだと思います。

 知らないうちに「臭う人」認定されていたら、困りますよね。

 最近では「スメルハラスメント(スメハラ)」という言葉もあります。体臭対策は、社会人として大切なエチケットの1つなのです。

 

 自分の体臭をチェックする簡単な方法をご紹介します。気になる方はさっそく今夜試してみてください。

 

 入浴前に1日着ていた衣類をビニール袋に入れ、袋の口を閉じて置いておきます。お風呂に入って嗅覚をリセットしてから、袋を開けてにおいをかいでみてください。肌に直接触れていた衣類の方がわかりやすいでしょう。

 

特に脇のにおいが心配な方は、食品用のラップフィルムを使って確かめる方法があります。ラップフィルムを約3分間、脇にあててからにおいをかいでみましょう。

女性を悩ませる体臭の原因

女性を悩ませる体臭の原因

 ご自身の体臭を確かめてみた結果はいかがでしたか?

 体臭が気になる、体臭を何とかしたいと思ったあなた。体臭の原因はいったいどこにあるのでしょうか。

 ここでは特に女性に多い体臭の原因をご紹介します。

 まずはあなたを悩ませる体臭のもとは何なのか、探ってみましょう。

女性にもある加齢臭

 加齢臭は男性特有のものと思われがちですが、実は女性にもあるのです。

 女性の加齢臭は主に「女性ホルモンの減少」によって発生します。

 女性ホルモンは皮脂の分泌や汗を調整、抑制するほか、皮脂の酸化を防ぐ働きを持っています。

 年齢を重ねて女性ホルモンの働きが弱まってくると、男性ホルモンが優位になって皮脂の量が増えやすくなります。皮脂が酸化すると男性と同様、「加齢臭」と呼ばれる不快な体臭が発生してしまうのです。

 

 最近の研究で「若い女性の香り」に正体があることがわかりました。若い女性特有の甘い香りは「ラクトン」という成分から放たれています。ラクトンも歳とともに減っていくものだそうです。

 つまり、女性は年齢を重ねるとともに体臭の原因が発生しやすくなるだけでなく、いい香りの成分も減っていくということになります。

生理前や生理中

 生理周辺に起こる体臭の変化には、排卵後に分泌される「プロゲステロン」というホルモンが関係しています。

 プロゲステロンは体温を上げ、皮脂の分泌を活発にします。生理前や生理中に肌荒れが起きやすいのも同じ理由です。

 体温が上がると汗をかきやすくなります。汗と皮脂が増えると肌表面に雑菌が繁殖しやすくなり、体臭の原因になります。

更年期

 更年期特有の症状の1つに「ホットフラッシュ」があります。暑いわけでもないのに突然ほてりを感じ、どっと汗をかく症状のことです。

 ホットフラッシュは卵巣機能の低下によって女性ホルモンの「エストロゲン」が減少し、自律神経が乱れることによって起こります。

 健康的な汗はサラサラとしていて、ほとんどにおいがありません。

 一方、更年期特有の汗はベタベタとしているのが特徴です。この汗にはアンモニアや乳酸など悪臭の原因になる成分が含まれており、強いにおいを発します。

貧血

 貧血は血液中のヘモグロビンが減少し、体中に酸素を運搬する機能が低下している状態を指します。

 酸素が不足した体には乳酸やアンモニアなど、悪臭のもとが蓄積しやすくなります。

 体臭がなんとなく酸っぱい気がするという時は、貧血を起こしているのかもしれません。

腸内環境の悪化

 腸内環境の悪化は代表的な体臭の原因の1つです。

 腸内環境は生活習慣や食生活の乱れなど、毎日の何気ない行動から影響を受けやすいもの。忙しい女性の皆さんは要注意です。

 人間の腸内には100種類以上、約100兆個もの腸内細菌(腸内フローラ)があり、善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3種類が存在しています。だいたい日和見菌が7割善玉菌が2割悪玉菌が1割くらいあります。3種類の細菌がバランスをとりながら腸内環境を保っているのです。

 正常な腸内では悪玉菌より善玉菌が優位に働いています。

 しかし、不規則な食生活やストレス、冷えなどによって悪玉菌の数が上回ってしまうことがあります。

 悪玉菌が増えると腸の機能が低下し、老廃物が溜まりやすくなります。腸内に溜まった老廃物が腐敗すると悪臭のガスが発生し、汗や息とともに体の外に出てきてしまいます。

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