硬くてごわつく髪を柔らかくするとっておきの方法とは?!
髪の毛が、硬くてごわつく。
そんなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
実は、日本人は遺伝的にこういった硬い髪質の方が多いと言われています。
しっかりとトリートメントはしているし、お風呂上りにはアウトバストリートメントもつけているのに、なかなかおさまらない髪のごわつき。
こんなとき、一体どうしたら良いのでしょうか?
本日は、そんな手ごわい硬髪を柔軟にする、とっておきの方法をご紹介していきたいと思います。
INDEX
髪が硬くなってしまう原因は?
どんなにトリートメントなどでしっかりケアしても、髪が硬くてごわつく。
そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そもそも、髪が硬くなってしまう原因って、一体なんなのでしょうか?
やわらかいふわふわ髪を作るためには、まず敵を知ることが大事。
ここからは、髪が硬くなってしまう原因について見ていきたいと思います。
髪が硬くなってしまう原因(1)生まれつきの髪質
元も子もありませんが、「生まれ持った髪質」というのは、硬い髪の最も大きな要因です。
実は、日本人は欧米人と比較し、髪質が硬い傾向があります。
というのも、日本人の髪の毛は、欧米人と比較して約1.5倍も太さがあるのです!
さらに、太いにもかかわらず、キューティクルは欧米人よりも脆弱なため、カラーリングやパーマのダメージを受けやすく、ごわつきやすいという特徴も持っています。
つまり、欧米人よりも日本人の方が「硬い髪の毛」で悩んでいる方が多いということが推測できます。
髪が硬くなってしまう原因(2)アイロン・コテによるダメージ
毎朝、ヘアアイロンやコテをつかって髪をセットしている方は少なくないかと思います。
しかし、このアイロンやコテこそが髪を硬くしてしまう大きな原因になる可能性があります。
アイロンやコテで必要以上に髪の毛に熱を与えると、髪の毛の中のたんぱく質が固まってしまい、結果として髪質が硬くなってしまうのです。
ちょうど、生たまごを茹でるとゆでたまごになるのと同じ原理です。
アイロンやコテを使わないことは難しいかもしれませんが、髪が硬くなってしまう原因のひとつであるということは知っておいたほうが良いでしょう。
髪が硬くなってしまう原因(3)乾燥による水分不足
また、環境的な要因も髪の硬さに大きな影響を与えます。
特に注意すべきは「乾燥」。
乾燥によってダメージを受けるのは、お肌だけでなく、髪の毛も同じこと。
乾燥している肌というのはゴワついて硬くなってしまいますが、化粧水でしっかり保湿してあげるとふんわりして柔らかくなりますよね?
同様に、空気の乾燥によって髪の毛の内部の水分が少なくなってしまうと、硬くごわつきやすくなってしまうのです。
どうすれば「さらふわ」の髪の毛が手に入る?
このように、髪が硬くなってしまうのにはさまざまな原因があることが分かりました。
では、どうすれば髪の毛を柔らかくすることができるのでしょうか?
「今まであらゆるケアをしてきたけど、なかなか髪の毛が柔らかくならない!」
そう嘆いていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
特に生まれつき髪が硬いという場合は、ただトリートメントで水分補給をしただけでは「焼け石に水」かもしれません。
ここからは、頑固な剛毛をさらふわ髪に変える、とっておきの方法をご紹介していきたいと思います。
硬い髪を柔らかくする方法(1)カットでボリュームコントロール
まずおすすめなのは、
「髪をやわらかく見せるカット」をしてもらうということです。
もちろん、カットでは髪質そのものを変えることはできませんが、そのように「見せる」ということは可能。
「スライドカットをする」
「内側の毛量を減らす」
「毛先にレイヤーを入れる」
などなど、美容師さんは髪の毛を柔らかく見せるためのさまざまな技術をもっています。
カットひとつで、硬い髪が気にならないくらいしなやかな仕上がりにすることも可能。
まずは美容師さんに相談して、「硬い髪で悩んでいる」ということを伝えましょう。
硬い髪を柔らかくする方法(2)ナチュラルな縮毛矯正をかける
硬い髪を柔らかく「見せる」方法としてもうひとつおすすめなのは「ナチュラルな縮毛矯正かける」ということ。
クセがあると、どうしても髪のごわつきが目立ってしまいがちですが、かといって縮毛矯正をがっつりかけると、まっすぐになりすぎてしまったり、余計硬い質感になってしまうことがありますよね?
そこでおすすめなのが、ナチュラルな縮毛矯正です。
これについては、美容室によってやっているところとやっていないとことがあるので、あらかじめ問い合わせる必要があります。
適度に縮毛矯正をかけると、髪の毛がストンと扱いやすくなり、柔らかい印象を与えることができます。
しかし、やはり多かれ少なかれダメージがあるため、頻繁に受けることはおすすめできません。
硬い髪を柔らかくする方法(3)CMCを補うトリートメントを使う
デミ/ コンポジオCMCトリートメント
※画像は公式サイトより引用
髪の柔軟性について語るうえで欠かせないのが「CMC」と呼ばれる物質です。
CMCとは、「細胞膜複合体(Cell Membrane Complex)」の略称で、髪の毛のキューティクルとキューティクルをくっつけている脂質成分です。
セラミド、パルミトレイン酸、オレイン酸、パルミチン酸、18-MEAなどによってできています。
しなやかでつやのある髪には、このCMCが豊富に含まれているのですが、このCMCが不足してしまうと、ゴワゴワの硬い髪になってしまうのです。
そこで重要なのは、トリートメントなどで「CMC成分を補う」ということ。
セラミドなどのCMC成分が配合されているトリートメントで髪の毛にCMCを補給してあげることで、髪がつやとなめらかさを取り戻します。
「CMC配合!」と書かれているトリートメントを探してみましょう。
硬い髪を柔らかくする方法(4)マカダミアナッツオイルを使う
マカダミ屋 / マカダミアナッツオイル
※画像は公式サイトより引用
髪の毛を柔らかくするアイテムとしてもうひとつおすすめなのが、「マカダミアナッツオイル」です。
マカダミアナッツオイルには「パルミトレイン酸」と呼ばれる脂肪酸が豊富に含まれているのですが、これには髪の毛を柔らかくする効果があると言われています。
トリートメントに数滴混ぜる、お風呂上りにアウトバスとして使用するなど、使い方は工夫次第でさまざま。
ヘアケアにマカダミアナッツオイルを加えるだけで、驚くほど髪の毛がしなやかになるのを感じるはずです。
硬い髪を柔らかくする方法(5)硬い髪向けのアウトバスを使う
ディーセス / エルジューダ エマルジョン+
※画像は公式サイトより引用
お風呂あがりにつけるアウトバストリートメントとして、硬い髪向けのアイテムを使うのもオススメです。
硬い髪向けのアウトバストリートメントは、髪の毛の内部に水分を浸透させるさまざまな工夫がされているため、水分不足によるごわつきを防いでくれます。
お肌と同じく、髪の毛もしっかりと保湿することで、硬くごわついてしまうのを防ぎましょう。
硬い髪を柔らかくする方法(6)ウォータートリートメントを使う
最終手段として、トレンドにもなっている「ウォータートリートメント」を使うというのも一つの手です。
オススメの使い方は、ブースターとして使う方法。
普段お使いのトリートメントやヘアマスクを使う前にウォータートリートメントを使うことで
美容成分が髪の中に浸透しやすくなる効果が期待できます。
ただし、全てのウォータートリートメントが導入液として使えるわけではないので、
商品の公式サイト等をみてスペックを確認してみることが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は「硬い髪を柔らかくするための方法」をご紹介しました。
髪が硬くなってしまうのにはさまざまな原因が複合的に絡んでいるため、改善はなかなか一筋縄ではいきません。
自分に適切なケアを見つけて、憧れのふわさら髪を手に入れましょう!
<参考URL>
・ミルボン Find Your Beauty https://www.milbon.co.jp/fyb-magazine/
・デミ https://www.demi.nicca.co.jp/
・マカダミ屋 https://oil.relaxweb.jp/
・NAOTO AIZAWA https://naotoaizawa.net/customer/soft-narrow-hair
・かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき https://ameblo.jp/rik01194/