【尽くす恋愛VS尽くされる恋愛】どちらが幸せになれる?

恋愛には大きく分けて「尽くす恋愛」と「尽くされる恋愛」の2種類が存在しますが、あなたはどちら派ですか?
元恋愛依存症でダメ男ばかりと縁があった頃の筆者は、断然「尽くす派」でした。現在は運命の彼と結婚13周年を迎え「尽くされる喜び」を噛み締めています。
今回の記事では、尽くす恋愛か尽くされる恋愛か、どちらの方がより幸せになりやすいのか?について詳しくお伝えしていきたいと思います。
「尽くす恋愛」の特徴

まず、尽くす恋愛の特徴を挙げてみたいと思います。
果たして、どちらの恋愛スタイルの方がより幸せになりやすいのでしょうか?
心身ともに疲れやすい
一方的に尽くす恋愛では、尽くす側が心身ともに疲れてしまいやすいでしょう。
「食事を作ってあげる」「部屋の掃除をしてあげる」など、パートナーの身の回りの世話を献身的にすることも少なくありませんが、それが長期間に渡ると疲弊しやすくなります。
自分も働いているとしたら尚更で、パートナーに尽くす度に時間的にもハードなスケジュールとなり疲れてしまうでしょう。
言いたいことが言えない
尽くす恋愛では、尽くすこと自体が好きなのではなく「自分の本音を言えない性格」「言いたいことをなかなか言えない」「言って喧嘩になるのが嫌だ」という理由から、相手に気を使って尽くしてしまっている人も少なくありません。
言いたいことが言えない関係性は、早かれ遅かれ「終焉を迎える」と考えてもおかしくはありませんね。
浮気されやすい
筆者が確信しているのは、尽くしすぎると「浮気されやすい」ということです。
そもそも男性は、手に入りそうで入らないという「際どい位置にいる女性」を手に入れたくなる生き物です。
したがって、いつでも自分の側にいて思い通りになる女性に対して「手に入れたい!」とは思いにくく、その情熱は他の女性へ向かうことが多いと言えるでしょう。
適度に尽くす恋愛はお互いの心身を安定させて絆を深めますが、過度に尽くしてしまうと男性の本能を低下させて「浮気しやすい」状態を作ってしまいます。
都合のいい女になりやすい
尽くしすぎる恋愛が続くことで「この女は俺の言うことなら何でも聞く」と思わせてしまうため、男性にとって都合のいい女になってしまいやすいでしょう。
・無理を言っても聞いてくれる
・お金を貸してくれる
・暴力や暴言を許してくれる
・生活を支えてくれる
・浮気しても文句を言わない
など、尽くし方が過剰になればなるほど都合のいい女になってしまいます。
一方的に責められやすい
尽くす恋愛では、パワーバランスが完全に出来上がります。「男性>女性」というバランスで、パワーバランスの弱い女性は男性に向かって異論を唱えることなどできません。
逆に、パワーバランスの強い男性に一方的に責められやすく、その結果が先ほどお伝えした「浮気」「お金の貸し借り」などに発展していくと考えられます。
個人的には、尽くす恋愛には「百害あって一利なし」と言えるほど、メリットはないと体感しています。
「尽くされる恋愛」の特徴

続いて、尽くされる恋愛の特徴についてご紹介します。
溺愛される
尽くされる恋愛の特徴と言えば、やはり「溺愛される」ということではないでしょうか。
そもそも「なぜ男性は女性に尽くすのか」を考えてみると、それは「この女性を逃したくない!」という男性本能や心理が強く働いているからです。
そのように強く求められるということは、たっぷり愛され溺愛されることを意味しています。
お姫様のように扱われる
尽くされる恋愛では溺愛されやすいため、まるでお姫様のように扱われることも多いでしょう。
・何食べたい?
・どこ行きたい?
・寒くない?俺の服着る?
・迎えにいくよ
・運転なんてさせないよ
・マッサージしようか?
・髪の毛乾かしてあげようか?
などなど、尽くされる恋愛ではとにかくお姫様扱いされること間違いなし!お姫様扱いされたい人は、尽くす恋愛よりも断然「尽くされる恋愛」がおすすめです。
喧嘩が少ない
尽くされる恋愛では尽くす恋愛と異なり、男性が女性に気を使ってくれやすいという傾向があります。
そのため喧嘩も少なく、男性から罵られる…ということとも無縁でしょう。喧嘩があるとすれば、そのきっかけは女性からの方が多いようです。
女性は生理前などホルモンバランスの状態によって、どうしてもイライラしてしまったり訳もなく悲しくなったりしてしまいます。その影響で喧嘩になってしまう場合があっても、多くのケースでは男性側が優しく受け入れてくれるものです。
結婚につながりやすい
尽くされる恋愛では、男性側が積極的に家事などを手伝ってくれるため、結婚後のイメージが湧きやすいでしょう。
尽くす恋愛では心身ともに疲弊してしまいやすいのに対して、尽くされる恋愛では身も心もたっぷり愛されて満足感を得られます。
その結果「結婚したいな」という気持ちが自然に出て、「この人となら無理せず楽しく生きていけそう」と、前向きな将来を思い描けます。
心身ともに満たされる
尽くされる恋愛においては、もちろん「ベッドの中」でもたっぷりと満足させてくれるのが特徴的!
近年ではセックスレスカップルや夫婦も増え、レスが原因で離婚に至ったり関係性が冷え切ったりするなどの問題が勃発しています。
しかし、尽くされる恋愛ではそのような心配とも無縁です。なぜなら、日常的に尽くしてくれる男性はベッドの中でも変わらないからです。
自分だけが満足して終了ではなく、女性の心も体もしっかりと満足させてくれるからこそ、女性は心身ともに愛情で満たされ安定していけます。
自分の性格や理想に合った恋愛スタイルを意識しよう
ここまでは「尽くす恋愛」「尽くされる恋愛」についてそれぞれ掘り下げてきましたが、どちらが合っているのかは人それぞれです。
恋愛において何を重要視するのか?どのような関係性を構築したいのか?によって、尽くされる方が上手くいく場合と尽くす方がいい場合に分かれます。
まずは「自分の恋愛スタイル」について深掘りをしてみましょう。
「尽くす恋愛」が合っているのはこんな人
・とにかく相手色に染まりたい
・人生の中で恋愛が最も大切だ
・自分の意見はあまりない
・自分で決めるのが苦手
・相手に合わせることに喜びを感じる
・されるよりも「してあげたい」精神がある
尽くす際の注意点
上記のような性格や恋愛スタイルの人は、尽くされる恋愛よりも尽くす恋愛の方が合っているかもしれません。
しかし、あまりにも尽くしすぎてしまうと「都合のいい女」「何でも思い通りになる女」と思われてしまいかねないでしょう。
基本的に男性は「獲物を逃さない!」とする「狩り」の本能が働くため、あまりにも都合のいい女になってしまうと本能が刺激されず、関係性が物足りなくなったり浮気しやすくなってしまったりする可能性もあります。
尽くすことで心からの充足感を感じられるのであれば良いのですが、彼を失う怖さから尽くしてしまう場合、その恋愛は一生涯続けられるものにはなりにくいでしょう。
筆者の体験談からお伝えさせてもらうと、尽くすだけの恋愛はいつも「一方通行」でした。尽くす恋愛が悪いわけではありませんが、幸せな恋愛がしたいのであれば「なぜ尽くしているのか?」という自分の気持ちを明確にすることも大切です。
「尽くされる恋愛」が合っているのはこんな人
・恋愛以外にもやりたいことや趣味がある
・恋愛だけに溺れるのは嫌だ
・パートナーから大切に扱われたい
・パートナーから追いかけられたい
・パートナーから情熱的に求められたい
・長く付き合っていきたい
・結婚して子どもを授かりたい
・お互いフェアな関係性でいたい
このように感じる人は、尽くす恋愛ではなく「尽くされる恋愛」がおすすめです。その理由について、筆者の体験談から詳しくお伝えしましょう。
【結論】女性は尽くされる恋愛の方がおすすめ!
筆者は、現在結婚13周年を迎えました。夫はとにかく尽くしてくれる性格で、わたしと子どもたちの思いを第一に考えて行動してくれる優男!
もちろん、時にはお互いの主張がぶつかり合ったり、疲れが溜まって一時的に尽くしてくれなくなったりすることはありますが(笑)
基本的に尽くしてくれる性格なので、筆者はのびのびとわがままを言ったり甘えさせてもらったりしています。
ちなみに、男性は「手塩にかけた人を愛する」生き物なのだそう。尽くせば尽くすほど「こんなに尽くしたんだから愛さなければ!」と思ってしまうそうです。
ということは…「尽くされれば尽くされるほど愛される」ということになりますね。
にわかに信じられないことですが、筆者の経験上から見てもこの考え方は「正解」と言えそうです。
彼に愛されたいあまり、ご機嫌を伺って都合のいい女になったりとことん尽くしたり…そんな恋愛を思い返してみると、浮気されたり尽くすのに疲れて病んだりした思い出しか出てきません。
それに比べて、たっぷり尽くしてくれる夫といると、自分の素を出せて楽ちん!どんなわたしでも受け入れてくれると確信しているから、変に気取らず日々を楽しめています。
まとめ
筆者の経験上、女性は「尽くされる恋愛」の方が幸せになれる確率が高いと感じています。特に、結婚や子育てを考えている人であれば尚更です。
尽くしてくれる相手だからこそ、何か意見の食い違いやトラブルが起きた時、しっかりと話し合って解決策を見出せるのです。
とはいえ、尽くす恋愛が好きだと感じる人もいます。その場合は、尽くしすぎないように意識することをおすすめします。
執筆者プロフィール

C(シー)
元・超恋愛体質女!片思い・火遊び・略奪・浮気・不倫・国際恋愛と、ひと通り経験済みの私が、高校の同級生と結婚して脱恋愛体質。真実の愛を知ったからこそ見えてきた「いい関係を育てる秘訣」をお伝えします。