【医師監修】男性の6割が女性の産毛を気にしている!?正しい産毛の脱毛・処理方法やメリットをご紹介
今や女性のほとんどが行っているとも言われてる脱毛ですが、どこまでの範囲を脱毛するのがいいのか悩んでしまうひともいるかと思います。
その中でも最も悩ましいのが「産毛」の存在。
お腹や背中に生えている産毛は処理を選択するべきなのか、しないべきなのか…。
そこで今回は、美容クリニックで医療脱毛も行っている専門家監修のもと、産毛の脱毛にまつわる豆知識をピックアップしていきます。
世の中の女性の意見や、処理方法などを参考にしてみてくださいね。
産毛を気にしている男性の割合は?
女性が自身の産毛を気にしてしまう要因のひとつに、男性の目があります。
実際に「KAIグループ」がアンケートを取ったところ、
「女性はうぶ毛を処理した方が好ましい?」という質問に対して、6割以上の男性が「処理するべき」と回答していました。
続いてどんな時に気になるかを聞いたところ、
「キスをするとき」
「産毛に化粧品が乗っているとき」
「一対一でテーブルに向かって打ち合わせや作業をしているとき」
「女性店員から接客を受けたとき」
といった回答が上がっています。
パートナーや彼氏だけでなく、世の中の男性は以外にも女性の産毛に敏感なのかもしれませんね。
しかし一方で、女性を対象に「ほかの人は自分の産毛を気にしていると思いますか?」と問いかけたところ、4割以上の人が「そう思わない」と回答しています。
産毛は女性自身そこまで意識していなくとも、男性側から見ると高確率で気になってしまう箇所のようですね。
産毛の処理は難しい?
処理しにくいというイメージがある産毛ですが、実は「産毛の処理は難しい」とも言われています。
そう言われるのには、産毛だからこその理由がります。
一般的に産毛と分類されるのは、細くて薄い毛のことです。
しかし、この特徴が原因で脱毛サロンやクリニックでも産毛の脱毛は難しいと言われています。
脱毛サロンなどで行われる脱毛方法は、毛がもともと持っているメラニン要素に光を照射して行います。
ただ、産毛となるともともと持っているメラニン色素がとても少ないことになります。
したがって、産毛のメラニン色素に照射がうまく反応せず産毛が処理しにくいという結果につながります。
ただ、現在では「全身脱毛」「顔脱毛」などの、産毛に対して行う脱毛も増加してきているのでご安心ください。
産毛の脱毛方法
では早速、産毛の脱毛方法についてご紹介していきます。
予算や自身のスケジュール、肌質などによって脱毛方法を選んでみてくださいね。
SHR脱毛による脱毛
そもそもSHR脱毛とは、「Super(スーパー)」「Hair(毛)」「Removable(除毛できる)」という英単語の頭文字を取ったワードです。
SHR脱毛の特徴は、脱毛の照射スピード、痛みの少なさ、肌質・肌色・毛周期に関係なく照射が可能です。
また、SHR脱毛は最初に効果を実感するまでに多少時間はかかりますが、肌への負担が少ないので、今注目を集めている脱毛方法のひとつです。
通常のメラニン色素に反応する照射と異なり、SHR脱毛はしっかりと「毛包」に働きかけてくれます。
顔の産毛脱毛を行った場合は、化粧ノリの良さや顔色の改善などがメリットとして挙げられます。
また、背中やお腹にSHR脱毛を行っても、ツルスベ感や肌触りの良さが実感できますよ。
医療レーザーによる脱毛
脱毛サロンやクリニックでも産毛の脱毛は難しいとの話をしましたが、医療レーザーは照射する出力設定がいかようにも可能であるため、一人ひとりの肌質や毛質を見極めてパワーを調整して照射を行うことが出来ます。
そして、医療レーザーの場合、安全かつ効果的な照射が行われるよう、技術力と経験値の高い医師がいるクリニックを選ぶようにしましょう。
また、クリニックによっては脱毛箇所の状況に応じて、各種レーザー機器を使い分けて施術を行っています。
一方で、産毛は照射によって「増毛化」「硬毛化」してしまうリスクも伴います。
そのため、回数を重ねたり照射のタイミングを変えたりしながら脱毛を行っていくことが多いかと思われます。
また、色素の薄い毛が濃く太くなることは、逆にレーザーの反応が良くなるので、症状の改善がみられるケースもあります。
しかし、「すでに全身脱毛をしているクリニックがある」という人は、通う回数や手間がぐっと減るので、一ヶ所のクリニックで継続的に産毛の脱毛をしていくのがいいかもしれませんね。
家庭用電動シェーバーによる脱毛
最も簡易的に産毛の処理ができるのは、シェーバーでの処理方法です。
シェーバーだけでも数百種類が販売されており、値段も数千円からとリーズナブルな価格です。
現在はネット販売や薬局でも取り扱っているので、気になった時にすぐ処理ができるというメリットがあります。
一方で、背中などの手の届かない範囲は除毛がしにくいというデメリットもあり、水着や肌の露出が多い夏場などには、あまりおすすめができないかもしれません。
また、家庭で除毛をするときは高頻度で行わないことをおすすめします。
産毛の生え変わる周期は20日ほどです。
これよりも頻度を高めてしまうと必要な角質までそり落としてしまったり、肌への負担が大きくなってしまいます。
目安としては、だいたい20日~1ヶ月に1回行う程度にとどめておいてくださいね。
カミソリによる脱毛
カミソリによる産毛処理は手が届く範囲という条件付きです。
背中や腰などの手が届きにくい箇所を無理やり剃ろうとすると、ケガや事故につながる可能性があるので注意してくださいね。
産毛処理の際におすすめしたいカミソリは、安全バーがついているタイプのものです。
中にはT字カミソリなどもありますが、初心者には少しハードルが高いかもしれません。
失敗せずに産毛処理をしたいときは、顔そり用などのカミソリをチョイスしてみてくださいね。
処理をするタイミングとしては、入浴中や洗顔後がベストです。
産毛が生えている箇所は基本的に肌が弱い部分です。
乾燥した状態でカミソリを沿わせてしまうと、肌を過剰に傷つけてしまう可能性があります。
過剰なダメージを防ぐために、クリームや乳液を付けてから行ってください。