ニセモノに注意!本当に当たる占い師を見分けるには
仕事や恋愛・結婚など、大きな悩みに直面した時、「1人では抱えきれない」と感じることがあります。
結局は自分で選び、行動するしかないのですが、先の見えない不安の前では誰しも臆病になるものです。
つらい時は、占い師に頼りたくなる人も多いと思います。
占いを利用する時は「良い方向に導いてほしい」と願うものですが、占いが良い結果につながるかどうかは、あなた自身にかかっています。
まず大切なのは、詐欺師まがいのニセモノに引っかからないことです。的確なアドバイスをくれる占い師に出会えるように、見分け方を知っておきましょう。
やっぱり少数派?占い師に見てもらう人
占いは古代から人間の生活に欠かせないものでした。かつては国の行方を左右するような決断も、占いによって決められていたと言われています。
現在でも、占いは日常生活の中にあります。初詣で引くおみくじも占いの1つです。朝の情報番組や雑誌など、自然に目に入ってくる占いなら、誰でも1度はチェックしたことがあると思います。
しかし、実際に占い師に見てもらったことがある人は、どれくらいいるのでしょうか?
占い師に見てらうことがどの程度一般的なのか、どれくらいの費用をかけるものなのかを調べてみました。
占いに関するアンケート調査1.占い師に見てもらう人の割合
占いに関する世間の意識を探るために、2つのアンケート調査を分析しました。
1つ目のアンケートは、あらゆるテーマのインターネット調査を行う「マイボイスコム株式会社」が、自社のアンケートモニターを対象に実施したものです。ここでは「占い師に見てもらうことがどの程度一般的なのか」を探ります。
調査は2016年1月1日~5日に実施され、1万1001人が回答しました。
回答者の男女比は女性が47%、男性が53%。年齢別にみると、50代以上が48%で半分近くを占め、40代が29%、30代が16%、20代が6%、10代が1%となっています。
(出典:マイボイスコム「自主企画アンケート結果 占い」https://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/21014/index.html )
占いを見る人・見ない人はほぼ同じ割合
まず「あなたはどのような占いを見ますか。またはどのようなところで占ってもらいますか」(複数回答可)という質問の結果を見ると、どの程度の人が占いを利用しているのかが分かります。
「占いは見ない・占ってもらわない」と回答した人は、全体の48.5%。無回答の人が0.5%だったので、残りの51%の人は何らかの形で占いを利用していることになります。
占いを見る人と、まったく見ない人は、ほぼ同じ割合なんですね。
占いを見る・占ってもらう人はやはり女性や若い世代に多く、10代の女性は8割、20代以上でも6~7割の女性は占いをチェックしているようです。
テレビや雑誌の占いが人気
同じ設問の回答から、「占いを見る・占ってもらう媒体」を探ってみると、やはりテレビや雑誌の占いコーナーが人気であることがわかります。
もっとも多いのは「テレビ番組の占いコーナー」の23.1%、次いで「雑誌の占いコーナー」が14.2%という結果になりました。テレビを見たり、雑誌を読んだりしている時、目や耳に入ってくる占いは、一応意識している人が多いのではないでしょうか。
神社などで引く「おみくじ」も13.9%で、3番目に多い結果となりました。
占い師に見てもらう人は少なめ
引き続き先ほどの回答の中から、占い師に見てもらう人がどれくらいいるのかを見てみましょう。
「占い師などに見てもらう」と答えた人は3.3%で、それほど多くありませんでした。
回答者1万1001人のうち360人ほどですから、非常に少ないとも言えませんが、世間全体ではあまり一般的ではないようです。
占いに関するアンケート調査2.占いにかける費用
エステや歯医者など、普段利用しているサービスと違い、占いはどの程度のお金をかけるものなのか想像がつきにくいですよね。あまりにも高いと不健全な感じがするし、安くても信用できない気がします。
占いにはどれくらいのお金をかけるのが一般的なのでしょうか?
占いを利用する人が占いにかける費用を探るために、もう1つアンケート調査の結果を引用します。
調査は占いサイト「電話占いAIZ」を運営するAIZが、ネット上で実施した占いに関するアンケートです。
調査は2014年3月12日~24日の2週間で実施されました。対象者は関東・関西・中部地方に住む20~69歳の女性1万人です。
(出典:マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20140408-a416/ )
占いにかける費用は5000円以内が一般的
「あなたがいままでに占いにかけた平均額を教えてください」という質問の回答を見てみましょう。
もっとも多かったのは「0円」で44.8%でした。無料で利用できる占いも多いですから、この結果は納得ですね。
次いで多いのは「2001~3000円」で13.6%。3番目に多いのは「3001~5000円」で、10.9%です。
有料の占いで、5000円以内のお金をかけている人の割合は全体の49.5%(1~5000円と答えた人の合計)でした。「0円」と答えた人を含めると、94.3%になり、ほとんどの人が高くても5000円以内で占いを利用していることが分かります。
ちなみに、5万円以上かけている人も0.2%いらっしゃるようです。しかし、「5001~7000円」でも3.2%に留まっており、5000円を超えるとぐっと割合が低くなっています。
有料の占いであっても5000円以内で利用するのが一般的なようです。