【医師監修】その薄毛、まだ間に合う!女性のAGAのお悩みを大公開

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【医師監修】その薄毛、まだ間に合う!女性のAGAのお悩みを大公開

年を取ると体が思うように引き締まらなくなったり、肌のうるつやがなくなったりと変化が起こり始めます。

いくつもある変化の中で、女性が1番ショックを受けるのは“髪の毛”の変化かもしれません。

 

「髪は女の命」という言葉があるように、女性にとって髪の毛はなにより大切なものです。

その髪の毛が薄くなったり、量が少なくなると女性としての自信もなくなってきてしまいますよね。

 

そこで今回は、女性のAGA・薄毛治療クリニックの総括院長監修のもと、女性ができる髪を守るための「育毛方法」をご紹介。

毛が抜けてしまう原理や、育毛の方法などをお伝えしていきます。

AGAを正しく知ろう

AGAを正しく知ろう

みなさんはAGAというワードを聞いたことはあるでしょうか。

 

近年では電車のつり革広告やメディアでもよく取り上げられており、世間的にも一般的な言葉になってきています。

しかし、AGAの意味をきちんと理解している人は、案外少ないかもしれません。

 

そこでこの章では、AGAについて詳しく解説していきます。

女性にもAGAは存在する!

AGAは「AndrogeneticAlopecia」の略称で、「男性型多脱毛症」の意味です。

もっと分かりやすく言うと、成人男性によく見られる“薄毛”の状態を指しています。

 

AGAの原因は大きく分けて2つあり、1つは「男性ホルモン」

もう1つは「遺伝」が影響していると言われています。

 

こう解説を加えると、「じゃあ女性には関係ないんじゃない?」「AGAは男性だけがなる病気なんだ!」と思うかもしれませんが、まだ油断は禁物です。

 

実はAGAは、「女性ホルモンが減少してもなり得る」という事実が分かっています。

女性ホルモンが減少すると薄毛になってしまったり、脱毛が起こってしまうのです。

 

実際に30代を過ぎた辺りからAGAの症状を感じている人は多いようで、SNS上には「つむじのあたりだけ毛の量が少ない気がするんだよね」「気のせいだと思いたいけど、前髪の生え際が後退してきているように感じる…」「そういえば若いときは毛量が多いって言われてたのに、最近は言われないあ」といった声が上がっていました。

 

女性AGAの原因はコレだ!

女性ホルモンが減少する理由は、どのようなところに要因があるのでしょうか。

 

1番大きな減少原因は、加齢や閉経による女性ホルモンの減少

 

一般的に女性ホルモンと言われている「エストロゲン」は、女性らしい体つきを維持してくれているホルモンです。

 

ただ、閉経とともにエストロゲンの分泌は減少の一途をたどってしまうので、次第に抜け毛や脱毛に困らされてしまうよう。

 

その他にも過度なストレスダイエット不規則な生活などにより誘発されてしまうと言われています。

その結果、男性のAGAと同じように薄毛や脱毛などに悩まされてしまうというわけです。

 

AGA=髪の寿命が縮まる

髪の毛には1本1本に寿命が存在します。

生えて伸びて、抜けて、また生える、このサイクルは「ヘアサイクル」と呼ばれています。

ヘアサイクルの寿命は40~50回と言われています。

 

通常のヘアサイクルは、3~4ヶ月の「休止期(脱毛)」2~6年間の「成長期」、そして約2週間の「退行期(毛根の退縮)」を経て、髪の毛は一生を終えます。

 

その一方でAGAのヘアサイクルは、「成長期」が数カ月から1年足らずで終了。

髪の毛が十分に成長しないまま抜けてしまうので、薄毛になりやすいと言われています。

 

AGAとほかの脱毛症との違い

AGAとほかの脱毛症との違い

脱毛症には、AGAに似た症状や範囲が一緒の病名があります。

 

一括りに「AGAだ!」と決めつけずに、他の脱毛症との違いを把握しておくことも大切なポイントです。

AGAの特徴

AGAは思春期以降に、おでこの生え際や頭頂部の髪が薄くなっていきます。

 

原因は先述した通り、遺伝やホルモンの影響が多いと言われています。

 

円形脱毛症の特徴

前触れなく突然、円形や楕円形の形に髪の毛がごっそりと抜けてしまう症状。

脱毛する箇所は1か所の人もいれば、数か所の人もいます。

 

ストレスが原因だと思われがちですが、実は「自己免疫機能」との関係が深いと言われています。

 

粃糠(ひこう)性脱毛症の特徴

症状としてはフケと抜け毛の増加です。

 

頭皮環境の悪化で毛包がダメージを受けて、抜け毛が増えてしまう病気です。

 

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