最近話題のワーキングホリデーってなに? 何歳まで行くのがベスト?
「私の人生このままでいいのだろうか?」そんな風に感じたことはありませんか?それなりにいい会社に入ってそれなりに楽しい人生を送ってきて、気がついたら20.30代になって、今一度自分の人生を見直したくなる時期だと思います。
子供がいたり、結婚をしていたりするとまた別ですが、まだまだ一人で、バリバリに働いていたい人にとっては、なんともマンネリ化する時期といえるかもしれません。そんなあなたにこそおすすめにする「ワーキングホリデー」についてご紹介します。今までずっと日本にいたのに、急に海外に住むなんて無理、と考えている方でも大丈夫です。きちんと情報を集めて、目的を持って行けば、安心して充実した期間にすることができます。さらに、それが人生の転機となり、自分の価値観を根本から覆してしまう出会いがあるかもしれません。
ワーキングホリデーってなに?
ワーキングホリデーとは、1980年の12月に日本とオーストラリアの間で始まったもので、実際に海外に行って現地の会社などで働くことが許される制度を指します。
現在のルールでは、18〜30歳の日本国民であれば基本的に誰でも利用でき、日本とワーキングホリデーの協定を結んだ国に、一年から二年の間、特別に滞在することを許される制度です。
現在の時点で約40万人の日本人が制度を利用しており、
通常の観光の時に発行するビザでは、現地で働くことは許可されず、ワーキングホリデーのみに適応する就学、旅行、就労が許可されるビザを手にすることができます。ですが、お金のために働くことを目的にしているわけではなく、海外の文化を知ることを目的としているので、海外の文化に溶け込むこと、その国を知ることを目的としている人が多くいます。
また、海外で今度働いてみたいけれど、いきなり行くのは不安、といった方もお試し期間として行く人も多くいるようです。
具体的になにをするの?
漠然と現地で働くと行っても、実際になにをするのでしょうか。
国によっても職種などは異なりますが、現地の飲食店や、アパレルショップ、ホテル、コールセンター、旅行会社、などでアルバイトができます。美容師や、コック、エンジニアなど、専門的な技術がある人は、その方向で職を探すこともできるので大変有利といえるでしょう。職を変えても良いとか、一定期間は働かなくてはならない、などの細かいルールは、その国や勤務先によって異なるので、きちんと就労条件をチェックしてくださいね。
ワーキングホリデーの期間のうち何日以上は必ず働かなくてはならない、といった規則もありますが、休みを利用して語学学校に通うこともおすすめです。はじめのうちに語学学校に通い、短期的に集中して語学力を磨きながら、アルバイトを探すのもいいかもしれません、それに語学学校でできた友達のツテでアルバイト先を見つける人もいるようです。
どういう目的で行く人が多いの?
様々な理由でワーキングホリデーに来る人がいますが、最近はやはり海外で一度働くことでスキルをつけるために利用する人が多いようです。そのほかにも、TOEICで良い点数を取るために留学ではなく実際に働いてみる人もいたり、大学の英語教員になるであったり、海外のビジネスを学ぶためなど、きちんと目的を持ってワーキングホリデーに望む人が多いです。もちろん、海外に1,2年住んでみたかった願いを叶えるためであったり、なんとなく新しい自分探しのため、といった漠然とした理由で行く人もいます。帰ってきた時に後悔がなく、学ぶことが多かった1年になれば、理由はなんでも良いのです。
留学と組み合わせて使うのもアリ!?
ワーキングホリデー終了後も、海外に滞在を考えている方におすすめなのは、初めは留学とうまく組み合わせる使い方です。まず、1年間留学をして、語学をきちんとものにします。このときは学生ビザを習得するといいでしょう。そしてある程度その文化と語学に慣れてきたら、ワーキングホリデー制度の発動です。ワーキングホリデー用のビザを習得し、実際に現地で働くことで、1,2年の期間であってもきちんと自分の力になってくれるでしょう。このように2つのビザを組み合わせることによって、語学力も就学経験のどちらも手に入れることができます。