日本とは違う?海外のトレンドメイクでいつものメイクをワンランクアップ!
日本でも取り入れられる海外メイクってあるの?
世界の「美しさ」の基準は、地域によって異なるものでした。
それでも今は多様性の時代です。
日本人だって「色っぽい」メイクを好む人もいれば、欧米諸国の人であっても「かわいらしさ」を取り入れる人もいます。
世界的歌手のアリアナ・グランデさんは、欧米で好まれるようなメイクをしていますが、その中でも柔らかい色のリップやチークを使うなどして「かわいらしさ」も取り入れるようなメイクをしています。
つまり、日本人も欧米諸国や韓国・中国から好きなメイクを取り入れて、自分らしさを出すことができるのです!
欧米諸国のトレンドメイク
欧米諸国のトレンドは「コントゥアリング」「くっきり眉」「ぽってり唇」「艶肌」です。
「コントゥアリング」とは、ベースメイク時にコンシーラーなどで、顔の凹凸をしっかりと際立たせることです。
肌より明るい色を、おでこ、鼻筋、頬骨、目の下、上唇のトップ、顎先に置き、肌より暗い色を、髪の生え際、頬骨の下、鼻筋の両サイド、エラの部分に置きます。
このとき、「肌より少し明るい色・暗い色」というよりは、「肌よりかなり明るい色・かなり暗い色」を使用するのがポイントです。
塗り始めはその色のコントラストに驚いてしまいますが、なじませるうちに顔に綺麗な立体感が出てきます。
「くっきり眉」は、眉尻の毛先一本に至るまで、絵にかいたようなシャープさを出すのがポイントです。
また、眉下にハイライトを置くことで、さらに眉のラインを強調させることも重要です。
「ぽってり唇」は、コントゥアリングでも上唇の山部分を強調させ、より立体的に見せます。
唇を強調することで、「色っぽさ」により磨きがかかります。
最後の仕上げは「艶肌」です。
ラメやパールがしっかり効いたパウダー状のハイライターで、最初にコントゥアリングで明るくした部分をさらになぞって顔の凹凸を強調します。
まさに発光するような艶肌で、周りの視線を引き寄せます。
欧米諸国のトレンドを取り入れるには
日本人の顔は元々凹凸が少ないので、コントゥアリングを行うことで、凹凸がはっきりとし、小顔効果が狙えるでしょう。
しかし、日本人が突然欧米諸国のトレンドメイクをするとかなり「ケバい」印象になっていまいます。
特に日本人は「色白」も美人の条件としていますから、欧米風のコントゥアリングをしてしまうと、顔だけ健康的な「色黒」になりがちです。
コンシーラーを選ぶときは、きちんと自分の肌と比較し、特に暗い色については「影として自然な色」を選ぶようにしましょう。
仕上げのハイライターもきちんとぼかして入れるようにしないと、舞台メイクのようになってしまうので、注意してください。
韓国のトレンドメイク
韓国のトレンドメイクは「明るめの肌」「横長のアイライン」「キラキラの目元」「マットな唇」です。
日本でも大人気のクッションファンデは、韓国で主流のメイク用品。
自分の肌よりも少し明るめの白肌にするのがポイントです。
オルチャンメイクのベースメイクは、欧米系トレンドとはまた違った「内側から発光するような艶」です。
メイク前にはシートマスクで肌をしっかり保湿します。
水分量たっぷりに仕上げる肌は、日本人も日ごろから取り入れたいメイク方法なのではないでしょうか。
次に、アイメイクは、アイラインを少し横長に引くのが韓国流です。
横に長く引くことで、目を大きく見せます。
また、韓国コスメで注目したいのは「アイパレットの豊富さ」です。
特にラメが美しいものが多く、色数も豊富で、選ぶのが大変なくらいです。
そして仕上げは、「これぞオルチャンメイク」と言っていいくらいの、マットな唇です。
韓国コスメのリップコスメは食事をしても落ちないティント系が多いので、外出先で食事をするようなシーンにも活躍します。
韓国メイクを取り入れるには
韓国と日本の美しさの基準はほぼ同じなため、日常的にも非常に取り入れやすいといえます。
唯一注意が必要となるのは、アイメイクのラメ。
オフィスメイクには少し目立ちすぎるものもありますから、まずは微細なラメから取り入れる方が良いかもしれません。
また、韓国コスメは「マットメイク」のアイパレットも豊富です。
「オフィスではブラウン系しか使えない」というような方でも、マットなパレットを使えば、毎日飽きずに色んなメイクが楽しめますよ。
中国のトレンドメイク
中国のトレンドメイクのキーワードは「マット肌」「どのパーツもはっきりと」「アイシャドウは控え目」です。
中国もまた、日本や韓国と同じく色白を好みますが、肌の質感は「マット」が主流。
また、日本では眉はぼかし気味に描くのが最近のトレンドですが、中国メイクでは眉もしっかりと強調させます。
ただし、この時、眉の形を変えたりせずに「あるがままの形を整える程度」にするのが、中国流です。
また、日本では「引き算メイク」のような言葉があるように、目元を強調したときは口元を抑え気味にしたり、口元にポイントを置きたいときは、目元を控え目にしたりと、バランスを取ったメイクが基本ですが、中国の場合は、眉も目も口元もくっきりとさせ、元の素材をはっきりとさせることに重点を置いています。
ただ、意外にもアイシャドウは「使わない」という人も多いんだとか。
アイラインをしっかりと引いて、マスカラやつけまつげなどで目元を強調するようなシンプルなアイメイクが主流です。
中国メイクを取り入れるには
まず、取り入れやすいのは肌の質感です。
日本でも「私はずっとマット肌派」という人もいると思いますが、艶肌派だった人も、これをきっかけにマット肌に挑戦してみるのはいかがでしょうか。
陶器のような肌は、秋冬のトレンドにもぴったりです。
また、「最近、自分のメイクにマンネリを感じる」という方は、中国風の「眉」も取り入れてみてはいかがでしょうか。
ぼかし気味に描いていた眉をはっきりとさせると顔の印象も全く変わります。
このとき少し長めに描くことで、より中国風メイクに近づけますよ。
まとめ
今回は欧米諸国、韓国、中国と海外のトレンドメイクをご紹介してきましたが、みなさんは何か気になるメイクはありましたでしょうか?
いつものメイクに少し工夫をするだけで、いつもの自分とは違った自分と出会えます。
まずはお休みの日などに練習しながら取り入れてみるのがおすすめです。
新しい自分を見つけることで、みなさんの魅力がまたひとつランクアップすることでしょう♪
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