【専門家監修】超音波で無理なく痩せる!若い世代を中心に話題の『キャビテーション』で理想のボディを手に入れよう
どの部位が効果を得られやすい?
ウエスト、ヒップ、背中、二の腕…パっと挙げただけでも、痩せたいと思う部位がたくさん出てくるのが女性のカラダです。
キャビテーションはこの中のどの部位によく効くのか、順番にご紹介していきます。
ウエスト(お腹まわり)
キャビテーションは、脂肪が多くあればあるほど効果を発揮しやすい施術方法です。
特にウエスト周りは、かなり効果が期待される部位です。
キャビテーションを受けられる人の中でも、圧倒的に要望が多い部位になります。
内臓脂肪のケアは他の機器の追随を許しません!
ヒップ(お尻)
ヒップは意識しないとなかなか筋肉をつけづらい部位です。
脂肪が大半を占めているので、キャビテーションの効果も表れやすくなっています。
背中
ヒップ同様、意識しないと美しい姿を保つことが難しい部位です。
しかし一方で、背中の筋肉は鍛えれば鍛えるほど美しいボディラインに近づきます。
比較的脂肪が少ない部位ですが、背中の筋肉に入り込んでいる脂肪などは運動しても消えにくいことがあります。
背肉が気になる方はぜひ検討してみてくださいね。
二の腕
夏になると二の腕の “たぷたぷ感” も気になってくる体の部位のひとつになります。
脂肪細胞が多く潜んでいるのですが、ここは脂肪厚が脚ほど厚くないなどの技術的理由で最新型のハイフでは注意が必要なため、今でもキャビテーションに向いている部位となっています。
期間と料金の目安は?
本格的にキャビテーションの利用を考えた時に、気になるのは効果が出るまでの期間と料金ですよね。
利用期間ごとに料金も変わってくるので、詳しく解説していきます。
一般的に「効果が出た!」と実感する人で多いのが5回目~の施術です。
中には1回目で効果を感じたり、15回ほどやっても効果を感じにくい方もいらっしゃいます。
キャビテーションと言っても実は周波数や出力などの「定義」がないので、最近ではいろんなメーカーが参入し、安価な機器もあれば高価な機器もあるのが実情です。
自分に合った機器を探す意味も含めて、詳しい説明が聞きたい方はカウンセリングやお試し施術を受けてから考えてみてもいいかもしれませんね。
キャビテーションを行う頻度は、週に2回ほどが目安です。
というのも、脂肪は大体3~4日かけて排出されるものだからです。
短期間で集中的に脂肪を落としたいのであれば、3~4日に一度はキャビテーションの施術を受けることをおすすめしますよ。
キャビテーション1回についての料金は、1時間あたりの相場は機器の種類や立地条件などにもよりますが、手頃なサロンでは3,000~5,000円ほどです。
現在は「ネットからのお申し込みで○○円OFF!」「初回限定で○%割引!」といったお店も増えてきているので、“通いやすさ” や “機器との相性”、“エステティシャンとの相性” などの条件を満たすエステに通ってみるといいかもしれませんね。
キャビテーションのデメリットと副作用
では最後に、キャビテーションを受けることで発生するデメリットと副作用を紹介していきます。
「本当に自分に合ったダイエット方法なのか」「無理せず続けられそうなのか」
ぜひ参考にしてみてくださいね。
キャビテーションのデメリット
お伝えしたいのは、“一定期間の連続施術が必要になる” ということです。
先述していますが、1回の施術で効果を得られる人もいますが、10回以上施術をしても効果が得られない人もいます。
そのため、1回だけでなくある程度継続的な施術が必要になってきます。
しかし、効果を実感するのは個人差があるので、回数は明確に “これだけ!” というのは言い切れないのが事実です。
通う頻度や期間にもよるので、いつまでに効果を実感したいのかによって担当のエステティシャンと相談しながら施術を行ってくださいね。
続いてお伝えしたいのは、キャビテーション機器の問題です。
エステティシャンの技術ももちろんですが、使用している機械が古いと効きが弱まってしまいますし、ご自身の身体の相性も大切です。
もしカウンセリングの際に確かめられるのであれば、確かめてみると良さそうですね。
キャビテーションの副作用
1つ目の副作用は、超音波による骨への振動です。
キャビテーションをしている最中は、金属音のような音が頭に響いてきます。
これは人によっては施術後も耳に残り続けることがあるので、神経質な人は少し苦手意識を持ってしまうかもしれません。
この金属音は、超音波が骨に当たって振動を起こしている状態です。
しかし、この金属音が鳴る状態は脂肪層までちゃんと届いている証なので心配することはありませんが、気になって頭痛を引き起こすなどの不具合を我慢してまで行う必要はありません。
中には音の感じないキャビテーションもありますが、ハイパーナイフや他の機器もそうですが、正確な「定義」がないためにその技術的な判断をユーザーができない状態なのです。
その代替案として、キャビテーションと同じ音波脂肪ケア機器系統の最新機器である衝撃波セルライトケアという機器もありますので参考にしてください。
2つ目の副作用は、腎臓への負担があるということです。
キャビテーションによって破壊された脂肪は、一旦肝臓や腎臓に集められて体外へ排出されます。
一度に多くの負担がかかってしまうので、腎機能・肝機能が弱い人は要注意。
腎臓・肝臓に過度な負担がかかってしまうので、キャビテーションを積極的に利用している時は、アルコールやたばこはもちろん、過度な筋トレやプロテインなどのタンパク質の異常摂取も控えたほうが良いでしょう。
特に、腎機能障害は国内で約1338万人(ちなみに糖尿病患者は約1200万人)と言われており、予備軍も入れると4000~5000万人もいるとさえ言われています。
まとめ
今回は、痩身エステの一種である「キャビテーション」をご紹介してまいりました。
・身体に負担なく無理せず痩せられる
・効果を実感しやすいからダイエットが苦手な人でも続けやすい
という点がキャビテーションの最大のポイントです。
1回の施術であれば、マッサージを受けるのと同じくらいの金額でお試しが可能です。
ボディラインを美しく保つために、みなさんも始めてみてはいかがでしょうか。
でも、もし効果を感じられなかったら・・・まずは腎機能などの「体外排出機能の低下」を漢方サプリメントや水分摂取方法などをケアして、体質改善をしてから再度チャレンジしてみてください。
監修者プロフィール
林 基弘 氏
[経歴]
ハワイ国際大学客員准教授、医学博士、東京東新宿と大阪肥後橋にカイロサロンUlyssesを開院し院長として「かなり予約の取りにくい施術院」として10年以上研究を続けている。
その一部はYouTube「Ulyssesモテ痩せちゃんねる」にて配信中。