生活しているだけでストレスは溜まるものです。自律神経を整えるヨガを初めてみませんか?
気がつかない間にため息をつくのが癖になっていませんか?ぐっすり寝たはずなのに、朝どうしても起きれないことが続いていませんか?人間は色々なところからストレスを感じます。疲労、睡眠不足、事故、騒音、ブルーライト、気温など、快適ではない空間全てが身体的なストレスに繋がっているのです。そしてそれらが交感神経と副交感神経のバランスを崩す原因になるのです。そのバランスによって、自律神経が乱れ、日常生活に支障をきたしてしまいます。
自律神経の乱れる主な原因
自律神経が乱れる1番の原因は、身体的、精神的なストレスです。
大事なプレゼンを控えていたり、試験が近かったりすると睡眠不足も相まって、精神的にも身体的にも負荷がかかっています。また自分自身のことだけではなく、家族の受験なども気がつかない間に自律神経を乱す原因となっているのです。それを解消するためには、まずその原因を把握し、徐々に減らしていく必要があります。自分自身で行動を客観視することは難しいかもしれないので、一週間の流れや、タスクを書き出して、冷静な判断をしてみてください。そうすると、自分が思っている以上に物事に追われていたり、意外にもだらだらしている時間が出てきます。
ストレスの原因となる事象を控えるべきではありますが、なかなかそういう訳にもいかないことも多いでしょう。そこで空いた時間で自分をリラックスし、その見えていなかった時間を有効活用しませんか?
交感神経とは何か
そもそも交感神経とは、自分の体をシャキッとさせ、戦闘モードにしている状態を指します。そのため、自分の身を守るためにどのような行動を取るべきなのか、判断をしなければならなくなります。瞳孔が開き様々な視覚情報を手に入れ、全身に血を巡らせるため、心臓が活発に動くようになります。さらに、即座に判断をするために行動は俊敏になり、筋肉は十分に動けるようになります。呼吸は荒くなり体は緊急事態を察知して、消化器系の機能は抑制され、脳や筋肉にエネルギー、糖が供給されるようになるのです。
副交感神経とは何か
人間の体は自然と共に生きており、太陽の光を存分に浴びるとセロトニンが分泌され交感神経が優位になります。日が落ちあたりが暗くなるとメラトニンが分泌されて、副交感神経が優位になるのです。そのため副交感神経が優位になるのは、とてもリラックスしていると状態と言えます。消化器系の機能胃の働きは活発となり、血圧は低下し、心拍数も下がるのです。
先ほども述べたように自律神経が乱れる原因はこの2つのバランスにあります。現代社会でいくつものストレスを抱えていると、その状態に対応するべく交感神経が活発でありつづけ、副交感神経が優位になる時間が少なくなってしまいます。夜暗くなっても、脳が興奮しているために頭痛に襲われたり、心臓疾患を引き起こしたりすることとなります。ストレスのためにきちんと休息できず、体調を崩してしまうのはこのためです。
ストレスとの付き合い方
日々の生活では仕事や家族問題など、一筋縄では解決できないストレスとうまく付き合っていく必要があります。もちろんそのストレスを避けるのが理想ですが、そうもいかないこともたくさんあるでしょう。そんな時は漠然的な不安ではなく、何がどういう風に問題で、不安になっているのかを明確にしてみてください。そしてできない自分を自分だけは認めてあげてください。自分に自信を持ってハキハキと話すだけでも、問題は好転するかもしれません。できるだけポジティプに話せることであれば、人に相談してストレスに耐性をつけると良いですね。
イライラとカルシウム
よくイライラした人に「カルシウム足りていないんじゃないの?」なんて言葉が飛び交ったりしますが、実はカルシウムには、神経の緊張を沈め、イライラを抑える効果があるのです。ヨーグルト、牛乳、チーズなどの乳酸菌や、小松菜、ほうれん草、アーモンドフィッシュなどに多く含まれているので、積極的に摂取してみてはいかがですか?
おすすめのリラックス環境
リラックスさせるためには、心地の良い音楽や程よいアロマの香り、半身浴などが有効的です。固まった体をぎゅっと伸ばすだけでも凝り固まった体の力が抜けて、リラックス状態になれます。特に効果的なのは、「ヨガ」です。これは正しい呼吸法と、正しい姿勢を保てるため、とても良いストレスの発散になるのです。