ナチュラルホルモン療法は安全?“最上級の自己投資”を徹底解説
ナチュラルホルモン療法の補充方法
ナチュラルホルモン療法の補充には全部で3つの方法があります。
1つ目はカプセルやトローチ、ドロップなどの内服薬で補充していくやり方です。
この場合、薬をまとめて処方してくれる病院が多いので、来院回数はぐっと減少します。
比較的時間とお金に余裕ができやすいので、この方法を選ぶ人が多いかもしれません。
2つ目の補充方法は、クリームなどの外用薬を使用するやり方です。
内服薬と同じく病院から処方されるので、来院回数を抑えたい人におすすめです。
3つ目の方法は、直接体に注入する注射です。
自分で注入する病院と、病院で注射を行ってくれるところがあるので、見極めて来院するといいかもしれません。
効果を実感するまでの期間
ナチュラルホルモン療法は個人差がありますが、ほとんどの人が数日から1週間ほどで効果を実感しています。
しかし効果を感じるのは、更年期障害や副腎疲症候群の症状が主です。
そのほかの症状であれば3カ月ほどで症状の改善が見込めるので、長い目で治療を続けていくといいかもしれません。
またどのくらいの期間、治療を続けるといった目安は人によって異なります。
根本治療ではなく症状を改善するための治療法なので、治療をやめた時点で治療を中断すると元の状態に逆戻りしてしまいます。
健康や若さ、症状の継続的な改善を望んでいる人は一度始めたらナチュラルホルモン療法を続けていきましょう。
ちなみに患者さんの中にはナチュラルホルモン療法の自己中止を行い、かえって症状が悪化してしまった人もいます。
もしナチュラルホルモン療法をやめたい時は、自己判断ではなく医師との相談してくださいね。
治療の過程
ナチュラルホルモン療法は、ただ投薬を続けるだけでは完結しません。
通常の病院と同じように採血を行ったり、結果説明のための来院、カウンセリングなどを定期的に行っていきます。
また投与から2年が経つと初期に行った唾液検査や尿検査、血液検査(腫瘍マーカーを含む)なども行うケースがほとんどです。
通院し続けるクリニックを選ぶときは家から近いこと、医師や看護師さんに相談しやすいかどうかなどの条件を見極めるとGOOD。
ナチュラルホルモン療法は自費?保険?
結論から言ってしまうと、ナチュラルホルモン療法は基本的に自費扱い(保険外診療)です。
これは“ナチュラルホルモン療法を受けなくても、通常のホルモン療法だけで効果が得られる場合があるから”というわけです。
しかし通常のホルモン療法は、ナチュラルホルモン療法のように“天然のホルモン”ではありません。
そのため人体に入ると副作用が起こったり、ホルモン自体に不純物が入っている可能性があります。
本当に身体のことを思うのであれば、ナチュラルホルモン療法に踏み切っても良さそうですね。
ナチュラルホルモンル療法は、「最上級の自己投資」や「更年期障害中の自分磨き」とも呼ばれています。
一度ナチュラルホルモン療法を受け始めると何度も通院することになるので、時間とお金に余裕があるときに受診するといいかもしれません。
ナチュラルホルモン療法は安全?
先述した通りナチュラルホルモン療法はアメリカで研究が始まり、1990年代に「乳がんのリスクがある」と発表されました。
しかしその後の調査によると、その研究で使用されていたホルモン剤がナチュラルホルモンではなく、「ホルモン類似物質」だったことが判明。
もともと違うホルモンの研究結果だったので、結論としてはナチュラルホルモン療法にそのような副作用はありません。
一方通常のホルモン療法は、物質の中に不純物が含まれていたり、効果の低さが指摘されています。
ホルモン療法よりも注目度や実績、高い安全性があると言われているので、ぜひ一度試してみてくださいね。
まとめ
今回は、ナチュラルホルモン療法についてピックアップしていきました。
完全に保険外の治療のため、治療を受けられるのは美容クリニックやアンチエイジングクリニックなどと限られてきます。
最初に足を踏み出すのは勇気がいるかもしれませんが、的確な処置や治療を行ってくれるので、通いやすい病院を見つけてみるといいかもしれませんね。
◎参考
https://blue-clinic-aoyama.com/c23
https://ayakoitoclinic.com/menu/hormone.html