どうして私は貯まらないの? 貯まる人・貯まらない人の差

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貯めることを考えすぎる前に、使い方を見直そう

貯めることを考えすぎる前に、使い方を見直そう

「貯めなきゃ」ばかりに意識が向いてしまうと、なんだかちょっとした支出でさえ罪悪感を持ってしまいそうですよね。でも自分はケチケチと1円でも安い買い物をすることばかり考えているのに、ふと周りを見ると旅行やディナーに出かけてお金を自由に使えているように見える人が。苦労しても貯まらない私と、貯まっているから自由にお金を使えている人。その差って何でしょう。

まず固定費の見直しから「消費」の支出をカット

貯まる人は、毎月の支出をロングスパンで考えています。

 

貯まらない人が苦手とするのは、毎月変動する支出を把握することでしたよね。では、まずは毎月コンスタントに支出している「固定費」を見直すだけなら頑張ってできるのでは? 固定費をカットした分をそのまま貯蓄にスライドすれば、長期的に見て大きな節約につながります。

 

例えば、住宅ローンの借り換えや、スマホの契約を格安SIMに乗り換えるだけ、自家用車からカーシェアリングへのスイッチでも、月々の固定費がぐんと節約できそうです。例えば月5,000円浮いた場合でも年間で見ると6万円にも!これなら、面倒な契約手続きも積極的に取り組めそうだと思いませんか?

今のための「浪費」か、将来のための「投資」かを見極めよう

貯まる人は、「将来の自分軸の持ち方」が上手です。

お金の使い方=捉え方は、人によって違いますよね。例えばヨガスタジオに通うレッスン代を、たんなる趣味の「浪費」と捉えるか、健康や美を維持するための自分への「投資」と捉えるかは人それぞれ。

貯まらない人が貯金を苦手だと思うのは、なぜ貯めているかが漠然としているからかもしれません。「将来が不安だから、アレコレ買うのをやめて貯金しなきゃ」という思考で、その先が見えないのです。そして節約そのものにストレスを感じてしまって「いつも節約を頑張っているから」とムダ遣いしてしまうという悪循環に。

貯まる人は、「英会話のスキルを身に付けたいからスクール代の10万円を年内に貯める」といった具合に、今のムダ遣いを我慢するための明確な理由を持っていることが多いようです。

その目標があれば、明らかな浪費の前に立ち止まり、自然と投資に回すモチベーションを保てそうですよね? お金の使い方にメリハリを持つこと。その判断力を身につけることが貯金しやすい習慣のカギなのでしょう。

実際のところ自分の貯金額が平均や中央値以上だとしても、よほど確かな収入や資産を持っていないと将来へのお金の不安なんて拭えないのはみんな同じです。ロングスパンでお金の出入りを考え、将来イキイキと暮らす自分のために財布を開く。こうしたポジティブなビジョンが、貯まる体質に近づく第一歩ではないでしょうか。

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