令和の成人式事情知ってる?完璧な成人式を迎える前の準備と当日の流れ
年が明けて、間もなくやってくる「成人式」。
今年度の成人式は2020年(令和二年)1月13日(月)になります。
11日から13日までの3連休の間で、成人式を行うところがほとんどのようです。
令和になってから初めての成人式!
平成11年(1999年)4月2日から平成12年(2000年)4月1日生まれの人が対象となります。
芸能人では、朝ドラ「半分、青い。」でヒロインを務めた永野芽郁さんや、昨年「シンデレラガール」で華々しいデビューを飾ったKing & Princeの髙橋海人くんなどが2020年に成人式を迎えます。
わくわくドキドキの成人式ですが、みなさん準備はできていますか?
今回はそんな「成人式」について見ていきたいと思います!
成人式の流れについて
一生の中でも特別な日であり、大きな節目にもなる「成人式」。
心も体も準備万端な状態で迎えられるよう、しっかりと準備しておきたいですよね!
そこで今回は、成人式を迎える前に確認しておきたい前日の準備や当日の流れについてご紹介していきたいと思います!
前日の準備
成人式当日は朝早くから、ハードなスケジュールになります。
そのため、前日の夜には準備を済ませておきましょう。
【持ち物リスト】
振袖一式+髪飾りなど
翌朝着る服
シャンプーは前日に済ませる
ネイル・つけまつげ
メイク直し道具
Uピン(ヘアを修正する時)
大きめのハンカチ
小さめのタオル
ティッシュ
着物用クリップ(お手洗いの時便利)
成人式の招待状
また、ジェルネイルやヘアケア、ヘアカラーなどは前日までに済ませておきましょう。
大きめのハンカチ・小さめタオルは、食事の時や帯が緩んだ時使用できるので便利です。
さらに、美容院までは靴で出かけるので、草履を忘れないように注意しましょう。
これだけ準備したら、あとは成人式に向けてたっぷり睡眠をとりましょう。
当日の流れ
朝早い時間から、美容室や着付け会場へ向かいます。
髪の毛はそのままの状態で、前髪を巻いたり、ワックスを付けるのはやめましょう。
メイクをしてもらう場合は、化粧下地や化粧水などを事前に塗っておくとスムーズです。
1.ヘアメイク
美容室によっては、前もってヘアスタイルを伝えておくことがあります。
当日に伝える必要がある場合は、自分の理想のヘアスタイルの写真や参考画像などを持っていくといいでしょう。
ヘアアレンジの方が終わったら、髪飾りを付けます。忘れずに持参しましょう。
イアリングやピアスを付ける場合は、ヘアアレンジ後に行います。
メイクの際は、つけまつげなどのお気に入りのアイテムがあれば持参しましょう。
また、カラーコンタクトなどは事前に付けておき、メイクの際に気になることやこだわりがあれば先に伝えておくようにしましょう。
2.着付け
着付けには約30分程度かかります。
ここで身体に力が入っていると、その状態で着付けを行ってしまうため、その後に窮屈に感じることがありますので、無理のない自然な姿勢を心がけましょう。
着付け後、足を肩幅より少し広げて膝を曲げると、裾にゆとりができるので、歩きやすくなります。
また、着付け後は、着物用クリップなどを付けないとトイレに行くことができませんので、着付け前に必ずトイレを済ませておきましょう。
先程もお伝えしたように当日はかなりバタバタしますので、10分単位のスケジュールでヘアメイクや着付けを行うところも少なくありません。
遅刻は他の人にも迷惑をかけてしまうので、早め早めの行動を心がけましょう。
3.会場へ移動
車やタクシー、公共交通機関などで移動する人が多いかと思いますが、着崩れしないように気を付けましょう!
特に帯の部分がつぶれてしまってはもったいないので、なるべく座席の手前の方に腰を掛け、背もたれは使わないようにしましょう。
また、階段の昇り降りは両袖を2枚重ねて片手で持ち、裾がはだけないように右手で押さえながら、ゆっくりと足元を確認しながら降りましょう。
履きなれない下駄や足袋を履いているので、足元には十分に気を付けましょう。
4.成人式
小学校、中学校の同窓生も多く、ついつい昔話で盛り上がってしまうこともありますが、くれぐれもマナーは守るようにましょう!
着崩れや化粧直しはトイレや別室で行い、レンタルしている振袖は汚さないようお気を付けください。
5.同窓会
同窓会は結婚式場やパーティー会場などで開催させることが多いため、この時点ではもう着物は脱いだ行くのがほとんどです。
自宅から離れた場所での同窓会の場合は、クロークに着替えを預けておき、その場で着替える人もいます。
一旦自宅に帰る時間がないという人は、クロークも活用してください。
その後、二次会→三次会と、料理をたくさん食べたり、ワイワイお酒を飲んだりと、慣れないことも多い中で、とても長い一日になりますので体調を整えておきましょう!
2020年以降に成人式を迎えるみなさん
2020年以降に成人式を迎える人は以下の人になります。
〇2021年1月 成人式
平成12年(2000年)4月2日から平成13年(2001年)4月1日生まれ
〇2022年1月 成人式
平成13年(2001年)4月2日から平成14年(2002年)4月1日生まれ
〇2023年1月 成人式
平成14年(2002年)4月2日から平成15年(2003年)4月1日生まれ
〇2024年1月 成人式
平成15年(2003年)4月2日から平成16年(2004年)4月1日生まれ
これからの成人式はどうなるの?
現在、大学1年生から高校生1年生までを紹介しました。
例年通りであれば、このまま順調に年を重ね、大学2年生の年になった時に成人式を迎えるのですが、2022年4月1日から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられることにより、2023年の成人式がどうなるのか注目されています。
成人式も18歳で行うとなると、高校3年生の受験シーズンと重なることや、18歳と20歳の成人式を同時期に行う必要が出てくることが懸念されています。
他にも、就職活動や保護者の経済的負担なども挙げられます。
こうした問題を踏まえて現段階では、成人式は20歳のままであり、成人年齢の実が18歳に引き下げられる可能性が高いようです。
実際に法務省は公式ホームページで次のように回答しています。
・成人式はどうなりますか?
成人式の時期や在り方に関しては、現在法律による決まりはなく、各自治体の判断で実施されていますが、多くの自治体では1月の成人の日前後に、20歳の方を対象に実施しています。
成人年齢が18歳に引き下げられた場合には、そもそも18歳の方を対象とするのか、高校3年生の1月という受験シーズンに実施するのか、2022年度は3学年分同時に実施するのかといった問題があると指摘されています。
政府としては成人年齢引下げを見据えた環境整備に関する関係府省庁連絡会議において、関係者の意見や各自治体の検討状況を取りまとめた上で情報発信し、各自治体がその実情に応じた対応をすることができるよう取り組んでいく意向があるようです。
今後、成人式がどのようになっていくか、気になりますね。
各自治体の方針にも変化が出てくるかもしれませんので、ご自身の該当する自治体のホームページを確認してみてください。
成人式振袖予約の早期化
成人式といえば華やかな振袖のイメージですが、今その振袖予約が非常に早期化しています。
「成人式の振袖は早い者勝ち!」
「2年前予約は当たり前!」
このように囁かれるようになりました。
実施、振袖の数は限られており、早いもの勝ちであることに変わりはないのですが、それよりも問題なのは「着付け」です。
振袖は、店舗や予算を変えれば素敵なものに出会える可能性も高くなります。
一応、振袖にも新作やトレンドはありますが、それでも定番のものは変わらず人気がありますし、1月の成人式後であれば、たくさんの振袖が揃っています。
しかし、着付けの場合、そもそも着付けができるプロが減っているため、そうはいきません。
なるべく早い時期に振袖を決めて、着付けやヘアメイクの時間を確保しておく必要があるのです。
成人式の時間に間に合うように、遅い時間から予約が埋まっていき、一人の着付けに30分はかかるため、7時半・7時・6時半・6時・5時半・5時…と時間が早まっていきます。
そのため、私の知人は4時に着付けを行ったと聞きました。
朝4時から着付けを行い、同窓会で翌朝まで飲み続けるには相当な体力が必要です。
成人式を笑顔で迎え、笑顔で終えられるよう、早めに計画を立てておくようにしましょう。
ちなみに、一般的には、18歳の春ごろ(1~3月)から振袖の予約を勧める店舗が多いようです。
ちょうど大学や専門学校、短大などの進路が決まり、春休みにあたる時期になりますかね。
予約が早すぎて2年後の自分の好みやトレンドを想像するのは難しいかもしれませんが、大学に入ったらこういう女性になりたいという自分を想像しながら選んでみてるのもいいかもしれません
よくあるパターンとしては、試着当時は黒髪ですっぴんだったけど、2年後に実際に着るときには髪の毛も染めて、メイクもばっちりになっていたため、ちょっとイメージが違ったなんてことがあるようです。。
振袖を決める際には、軽くお化粧をして、髪型もある程度想定していくと参考になるかと思います。
ぜひ、自分の晴れ舞台にぴったりの最高の1着を見つけてみてください!
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