【専門家監修】アフターコロナ(宣言解除後)こそ要注意!“コロナうつ”に陥らないための4つのポイントとは

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【専門家監修】アフターコロナ(宣言解除後)こそ要注意!“コロナうつ”に陥らないための4つのポイントとは

緊急事態選宣言が解除され、一部地域では、まん延防止等重点措置へと移行されています。

 

まだまだ予断を許さない状況であることに変わりはありませんが、国民1人1人が自粛に努めた甲斐あってか、新規感染者もピーク時と比べるとだいぶん少なくなってきました。

 

しかし、実は安心できないことがもうひとつ。

宣言や自粛解除後こそ気を付けたいのが「コロナうつ」

 

数ヶ月間にわたって続いた自粛によるフラストレーションや、これから人との接触が増えることで「自分が感染してしまったらどうしよう」という不安感から、うつ状態になってしまう可能性も。

 

・不安感

・気分の落ち込み

・不眠

 

すでにそういった状態が続いている方は、コロナうつの予備軍?

 

今回は、実際にコロナうつの疑いがある方々を多数診てこられた専門家監修のもと、緊急事態宣言・自粛解除後にコロナうつにならないために知っておきたいことをご紹介していきます。

アフターコロナ(自粛解除後)こそ「コロナうつ」に要注意?

新型コロナウイルス(COVID-19)は確かに恐ろしいウイルスですが、それと同時に目を向けたいのが「心の健康」

 

毎日伝えらえる死亡者のニュースを見ていると、恐怖心や不安感を感じてしまう方も少ないかもしれませんね。

 

実際、不安で気分が強く落ち込んでしまっていたり、夜なかなか寝付けないという状態の方も多い様子。

共感力が強い方や、先を見通す力がある方ほどそういった状態に陥ってしまいがちなので、気を付けたいもの。

 

特にこれからは、緊急事態宣言の解除に伴い人と接触する機会も増えます。

そうなるとどうしても「私が感染してしまったらどうしよう・・・。」という心配はつきものです。

 

自粛解除後こそ、コロナうつにならないよう注意が必要です。

コロナうつを避けるために必要なのは「備え」?

新型コロナウイルス(COVID-19)にまつわる懸念事項はさまざまですが、その中でも特に大きいのが「感染に対する恐怖心」です。

 

人類が初めて遭遇するウイルスですから、治療法やウイルスについての詳しい生態が分かっていません。

 

人間は未知のものに対して恐怖心を覚えてしまうのは自然なことです。

特に、そういった不確実性に対しての耐性が無い方は、ストレスを感じやすい傾向があります。

 

そこで必要となってくるのが「備え」です。

 

昔から「備えあれば憂いなし」とはよく言ったもので、日ごろからしっかりと正しい備えを行っていれば、不安や心配もやわらぎます。

 

とはいえ、新型コロナウイルス(COVID-19)に対して、どのような備えをすればいいのでしょうか?

 

ということで、ここからはコロナうつを避けるための具体的なポイントをご紹介したいと思います。

(1)コロナウイルスに対して正しい知識を付ける

(1)コロナウイルスに対して正しい知識を付ける

前述の通り、人間は「未知のもの」「不確実なもの」に対して恐怖心を覚えます。

そのため、「知る」という行為は不安や心配を癒すための最良の方法であると言えます。

 

まず大切なのは、新型コロナウイルス(COVID-19)についての正しい知識をつけること

 

「コロナウイルスはどのように感染するのか」

「どのような時に感染リスクは高まるのか」

 

そういったことについてよく知っておく必要があります。

 

新型コロナウイルス(COVID-19)は人類が初めて出会うウイルスではありますが、すでに分かっていることも多くあります。

 

①コロナウイルスに限らず、ウイルスは粘膜(口・鼻)から侵入する。

 

②コロナウイルスは「飛沫感染」「接触感染」によって感染する。

 

【飛沫感染】

感染者がくしゃみ・咳などで放出したウイルスを、別の人が口や鼻から吸いこんで感染すること。

2メートル以上の距離をあけていれば飛沫感染のリスクを大幅に下げることができる。

 

【接触感染】

感染者がくしゃみ・咳をするときに手で押さえ、その手で他の物(つり革など)に触れることでウイルスが付着。

別の人がその物に触れることでウイルスが手に付着し、その手で自分の口や鼻を触ることで感染すること。

 

「空気感染(空気中にウイルスが長時間浮遊し、それを吸いこむことで感染すること)」の可能性はとても低い。

 

④石鹸やハンドソープで手を洗えば、付着しているウイルスの数は大幅に減少する。また、ウイルスの膜(エンベロープ)を溶かすことができる

 

⑤アルコール濃度70~80%の消毒液は、ウイルスを不活性化する十分な効果がある

 

これらは基本的なことですが、こういった情報をひとつひとつ集めることで、おのずとどのような対策をとれば良いのかわかってきます。

 

また、正しい知識を付けることで、「リスクが高い行為と低い行為」が見極められるようになるので、むやみやたらに恐怖心を覚えてしまうのを防ぐことができます。

 

コロナうつを防ぐためには、情報やデータを集め「正しく恐れる」ということが大切です。

(2)栄養素をしっかりと充足させる

(2)栄養素をしっかりと充足させる

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染を予防するためにみなさんさまざまな対策を行っているかもしれませんが、「ある大事なこと」を忘れている方がとても多い様子。

 

それは何かというと「栄養」です。

 

コロナウイルスに限らず、さまざまなウイルスや病気から最終的に体を守ってくれるのは栄養素です。

栄養が不足していると、コロナウイルスだけでなくさまざまな病気や感染症にかかりやすくなってしまいますし、いざかかってしまったときに重症化しやすくなってしまいます。

 

コロナウイルスはまだまだ未知のウイルスですが、現在、世界各国で「栄養素がコロナウイルスから身を守るのにどのくらい有効か」を確かめるための研究がたくさん行われています。

 

しっかりと栄養素を充足させることが、最も重要なコロナ対策になりますし、自分の安心感にもつながります。

 

免疫力を高めるために積極的に摂りたい栄養素は、次の通りです。

 

・ビタミンA (豚レバー、鶏レバー、ウナギ、卵etc.)

・ビタミンC (ブロッコリー、赤ピーマン、ケールetc.)

・ビタミンD (カレイ、サンマ、ブリ、鮭、きくらげetc.)

・マグネシウム (海苔、わかめ、昆布、ココア、アーモンドetc.)

・亜鉛 (牡蠣、あわび、するめetc.)

・たんぱく質 (肉、魚、卵、大豆、乳製品etc.)

・ケルセチン (玉ねぎetc.)

・トリプトファン 

・炭水化物

 

この中でも特に意識したいのが、「ビタミンD」

ビタミンDには「カテリジン」「β-ディフェンシン」といった抗菌・抗ウイルスペプチドを作らせるはたらきがあります。

 

現代人にはとても不足しやすい栄養素なので、積極的に摂るようにしたいですね。

ビタミンDを活性化させる「マグネシウム」も意識的に摂るようにしましょう。

 

ウイルスと戦うT細胞の機能を高めてくれる「亜鉛」や、亜鉛が細胞の中に流入するのを手助けしてくれる「ケルセチン」も、どうぞお忘れなく。

 

食事から補いきれない場合は、サプリメントを活用しても良いかもしれません。

 

しっかりと栄養素を摂ることは、体の免疫力を上げるだけでなく、心の健康のためにも重要。

脳もたくさんの栄養素を必要としているので、それを充足させてあげることで、心を健康に保つことができます。

 

さらに、幸せホルモンであるセロトニンを増加させるため、セロトニンを生成する栄養素(トリプトファン)を含む食品であるバナナ、乳製品、大豆製品、さつまいも、いわし、白米(雑穀入り)なども摂取するとよいでしょう。

 

また、炭水化物を摂取することにより、気分が高揚することも認められていますので、朝食で積極的に白米やパンを摂取することもオススメです。

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