義母からのプレゼントを断るには?関係性を壊さずできる方法
義母からのプレゼント、正直「いらない」と感じた経験がある人も少なくないのでは?
そもそも欲しくないものや趣味が違うものなどは、もらっても使わないし置き場に困るだけだから迷惑…。
でも、口が裂けても「いりません」なんて言えませんよね。そこで今回の記事では、義母からのプレゼントを柔らかく断る方法を紹介します。
「義母との関係性を悪化させずプレゼントだけ断りたい」と感じている人は、ぜひ参考にしてください。
困った…義母からのプレゼント
はじめに、義母からプレゼントをもらって困った…という実際の経験談をご紹介します。
趣味じゃないインテリア
義母からの困ったプレゼントは、趣味じゃないインテリア。
「時計」「置物」「家具」「食器」など、ものをプレゼントされて困ってしまうケースも少なくありません。
もらったからには飾ったり使ったりしないと義母に悪いと思う一方で、趣味ではないインテリアでは使うのも躊躇してしまいます。
だからと言ってリサイクルショップに売ったり閉まったままにしたりしていると、義母から「せっかくプレゼントをあげたのに使ってくれない」と思われてしまいかねません。
趣味じゃないインテリアほど、困ってしまうプレゼントはないでしょう。
趣味じゃない洋服
子どもがいる家庭では、義母から子ども服をプレゼントされることも珍しくありません。
最近では子どもの服を親が決めている場合や、子ども自身が服にこだわりを見せるというケースが増えていますよね。
そんな中で、趣味に合わない服をもらってしまうとどうでしょうか…正直な気持ちは「こんなダサい服着たくない」だと思います。
また、子ども服に限らず、夫への服や嫁である自分への服をプレゼントされることもあるでしょう。
好みの服であれば嬉しいですが、とても着られないようなセンスの服をプレゼントされてしまうと、本当に困ってしまいます。
特に、ファッションが好きだったり独自のこだわりがあったりする場合、趣味に合わない服のプレゼントには困惑を隠せません。
大量の野菜やお菓子
都会に住んでいるとありがたい「野菜のおすそ分け」ですが、田舎では「大量の野菜をいつも持って来てくれるが食べきれない」というお悩みを抱えている人も。
そもそも野菜が嫌いだったり苦手だったりすると、大量の野菜をもらっても使うこともできず冷蔵庫に入りきらず、置き場に困ってしまいます。
とても贅沢な悩みではありますが、義母が良かれと思ってした行為が裏目に出てしまうケースも少なくないでしょう。
また、食に関する意識の違いがトラブルを生むことも少なくありません。
自分の家族では添加物や白砂糖に気を使い、市販のお菓子はできるだけ控えているのに…毎週義母からは大量のお菓子が送られてくる。と頭を抱えている人も。
母親として子どもにしっかりとした食事を与えたいと思っていても、義母から添加物たっぷりのお菓子をプレゼントされてモヤモヤしている人も少なくありません。
義母からのプレゼントを断る方法
ここでは、義母との関係性を崩すことなく、プレゼントを柔らかく断りたい…そう思っている人へ向けて、義母からのプレゼントを断る方法をお伝えします。
「義母からのプレゼントに困っている」という人は、ぜひ参考にしてください。
夫から断ってもらう
義母からのプレゼントを「悪いので受け取りません」と直接伝えてしまうと、角が立ってしまうこともあるでしょう。
できるだけ義母との関係性を崩したくないのであれば、夫を挟んで間接的に気持ちを伝えてもらうことをおすすめします。
たとえば、趣味の合わない子ども服をもらった際は、夫から「子ども服がたくさんあるからもう買ってこないでいいよ!それより●●が欲しい!」と義母に伝えてもらいましょう。
この際のポイントは、必要ではない子ども服の代わりに「●●が欲しい」と義母にしっかり伝えること。
こうすることで、義母は次回から子ども服ではなく指定されたプレゼントを検討してくれるようになるかもしれません。
「●●が欲しい」という直接的な言い方は、嫁の立場ではなかなか言いにくいですよね…一方で、血が繋がっている実の息子から言われればすんなり受け入れられる義母が大半です。
第三者のせいにする
「野菜を大量に送ってくる」「お菓子を大量に持ってくる」など、食べものに関連するプレゼントの場合、第三者を利用して断ってみましょう。
・お菓子は歯医者さんから禁止されている
・●●の野菜は体を冷やすからほどほどにしてと小児科で言われた
など、「専門医から指示が出ている」という理由付けをすれば義母からのプレゼント頻度も少なくなるかもしれません。
こちらは直接義母に伝えても大丈夫ですが、伝える際は必ず「いつも差し入れありがとうございます」の気持ちを先に述べましょう。
また、それでもなかなか聞いてくれない場合は、夫から話をしてもらう方法も併せて使ってみてください。
夫が非協力的な場合は?
義母からのプレゼントを断る際、重要な仕事をしてくれるはずなのが義母の息子である夫です。
血の繋がりがない嫁から「プレゼントはいりません」と言われるより、実の息子から「何か他のものちょうだいよ」と言われた方が義母的にもスッキリ。
しかし、世の中には非協力的な夫がいるのも事実です。「もらうだけもらっておけばいいじゃん」「別に使わなければよくない?」など、義母からのプレゼントで悩んでいるこちらの気持ちなどお構いなし…という場合も。
ここでは、そんな非協力的な夫への対処法をお伝えします。
可愛くお願いしてみる
男性は、いつになっても「女性から頼られる」のが大好きな生きものです。
男の子に人気のヒーロー戦隊ものは、ほとんどが「俺が地球を救う!みんなを救う!」というストーリーになっていますよね。
何歳になっても、多くの男性の中には「自分はヒーローでいたい」という願望があるものなのです。
その気持ちを上手く活用するためには、女性の腕も必要!できるだけ優しく可愛らしく、困った雰囲気を全開にしてみましょう。
「義母からプレゼントもらっちゃったんだけど…実は使いにくくて…でも、こんなこと義母さんに言ったら悲しんじゃうよね…どうしよう…何かいい方法ないかな?」
このように、義母を立てつつ義母の気持ちを汲み取りつつ、可愛らしく夫へ相談してみましょう。
マイナス感情は絶対に言わない
男性は、基本的に「マザコン」の素質があるという説も。どれだけ親子仲が悪くても、自分の母親の悪口を言われて気分が良くなる人はいないでしょう。
微妙なプレゼントをもらったことに対するモヤモヤとした気持ちはわかりますが、夫に対して「こんな使えないものをもらったんだけど」と言ったマイナス感情を言うのは厳禁です!
そんなことを続けてしまうと、夫は次第に「嫁がまたブツブツ言っている」「面倒だから適当にあしらっておこう」などと考えるようになるでしょう。
もし義母からのプレゼントに本気で悩んでいるのなら、その辛い気持ちを正面から夫へ伝えるべきです。
例えば、義母からのプレゼントが原因で夜も眠れずストレスになっている、と。それほど切羽詰まっているのなら、夫もきっと理解して協力してくれるはず。
もしも夫へ相談ができないとしたら、そもそも「義母からのプレゼントはそれほどストレスに感じていない」ことの現れなのかもしれません。
義母からのプレゼント、本当に負担ですか?
「夫が協力してくれない」と嘆く人の中には、そもそも夫にしっかりと自分の気持ちを伝えられていないケースも多く見られます。
では、なぜ夫に気持ちを伝えられないのでしょうか?夫が怖いから?どうせ聞いてくれないから?
いいえ、それは本心ではないことがほとんどです。夫の協力を心から求められないということは、裏を返せば「それほど真剣な悩みではない」ことも多々あります。
義母からのプレゼントには何かと気を使いますが、本来「人にプレゼントする」という行為は尊いもの。それが例え「孫に気に入られたい」という義母の一方的な感情から来るプレゼントだったとしても、孫が好きであるという証にも受け取れますよね。
この世界は、全てが「自分次第」です。義母からのプレゼントを鬱陶しいと思ってしまうのであれば、ずっと鬱陶しい世界に生きなければいけません。
義母からのプレゼントは割り切って受け入れよう!
ありがた迷惑な義母からのプレゼント…できるだけ受け取りたくなくて断る手段ばかり考えてしまいがちになりますが、趣味が合わないプレゼントであっても感謝の気持ちを向けてみてはいかがでしょうか?
義母の嫌な面ばかりを見ていても、自分が辛いだけ。それなら「義母にも素敵なところがある」と視点を変え、プレゼントを割り切って受け入れてみるのもいいかもしれません。
実際、筆者の義母は、とにかく大量のお菓子を毎週子どもたちにプレゼントしてくれます。
昔は「虫歯になるのになぁ…」「え〜お菓子ばっかり食べさせたら晩ご飯食べれなくなっちゃう…」と否定的に捉えていましたが、今では割り切ってお菓子を受け入れました。
義母は義母で、お菓子を買って懐いてくれる孫が可愛いのだと思います。
元々、義母という人が存在していなければ、子どもたちも生まれていません。そんな広大な考えをたまに思い出すことで、義母からの趣味に合わないプレゼントなんてとてもちっぽけでどうでもよく思えてくるかもしれないですね。
まとめ
義母からのプレゼントに困っている人に伝えたいのが、「義母にも考えがある」ということ。
選ぶプレゼントを間違えてしまっているだけで、義母の根底には「これをプレゼントしたら喜んでくれるかな?」という優しい気持ちがあることを忘れないでください。
その上で、夫に協力してもらったり第三者を利用させてもらったりして、義母の気持ちを大切にしてあげられる伝え方ができるといいですね。
執筆者プロフィール
A(エー)
元・超恋愛体質女!片思い・火遊び・略奪・浮気・不倫・国際恋愛と、ひと通り経験済みの私が、高校の同級生と結婚して脱恋愛体質。真実の愛を知ったからこそ見えてきた「いい関係を育てる秘訣」をお伝えします。
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