姑が嫌いすぎる!義母との上手な付き合い方とは

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姑が嫌いすぎる!義母との上手な付き合い方とは

永遠の課題とも言える「嫁姑問題」ですが、義母と上手く付き合えずストレスを抱えている人も少なくないでしょう。

愛し合って結婚した夫とすら意見の食い違いがあるのにも関わらず、愛し合っていない義母と上手く付き合っていくのは至難の業とも言えそうです。

そこで今回は、嫁姑問題が一切ない筆者が「義母との上手な付き合い方」について詳しくお伝えしていきたいと思います。

「義母と上手く付き合っていきたい」「嫁姑問題に悩んでいる」という人は、ぜひ参考にしてください。

嫁姑問題あるある

嫁姑問題あるある

2022年に国内の既婚女性30歳〜59歳1000人に調査をしたところ、約3割の人が「姑が嫌い」と回答したそうです。*

嫁姑問題の解決策をお伝えする前に、世間ではどのような嫁姑問題があるのか見ていきましょう。

 

*[調査概要]

調査期間:e-venz

調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2022年12月22日~2022年12月22日
調査対象:全国の30歳〜59歳の既婚女性
有効回答数:1000

息子や孫は大切にするのに嫁だけ大切にしない

嫁姑問題あるある第一位が「嫁を大切にしない」姑の態度です。姑にとって、息子や孫は当たり前に可愛いものですよね。

しかし、お嫁さんだけは「他人」なので扱いが雑になってしまったり、思いもよらぬデリカシーのない一言を発したりしてしまうことも…。

こんな姑の態度を見たお嫁さんは「ムキー!息子や孫ばかり可愛がって!!」と目くじらを立ててしまうケースも少なくありません。

いちいち干渉してくる

嫁姑問題あるあるの中でも度々聞くのが「干渉がすごい」という話です。

どこへ行くのも姑が付いてくる場合や、学業のことや子育て方針のことにも口を挟んでくるケースもあるようです。

お嫁さんの立場からすると「教育方針は親が決める!」と思っているにも関わらず、姑は「ああしろこうしろ」と指図してくる…考えただけでも義母が嫌いになってしまいそうですね。

嫌味を言ってくる

「なぜ息子はあなたを選んだのかわからない」「そんなこともわからないの?」など、もはやモラハラと思われるような信じられない発言をする姑もいます。

また、「おばあちゃんのご飯は美味しいでしょ〜」「パパに似て良かったね!」など、お嫁さんがいる前で孫に話しかけるマウントを取る高度なテクニックを使う姑も!

嫌味も一度や二度なら水に流せるかもしれませんが、慢性化してしまうと姑を心から嫌いになってしまう原因になるでしょう。

そもそも性格が合わない

「姑の言動全てが嫌い」「姑の性格や人間性が嫌い」と感じているお嫁さんも少なくありません。

実は、筆者の実母がこのタイプ。実母と姑(筆者にとっては祖母)はとても仲が悪く、お互いに影で愚痴を言い合うような仲です。(もちろん双方から愚痴を聞かされるのは私…)

 

・うちの嫁は細かすぎる

・うちの姑はガサツすぎる

・うちの嫁は言い方がキツイ

・うちの姑はぼやぼやしすぎている

 

これらは実母と祖母が筆者によく愚痴る内容です。冷静になって考えてみると、これは「個性」なんですよね。

実母はちゃきちゃきしていてしっかり者、細かなところまで気がきくタイプです。一方の祖母は真逆!大雑把で細かいことは気にしません。

このように、姑と「そもそも相性が合わない」「性格や価値観が違いすぎる」と、トラブルに発展してしまいやすいのではないかと感じています。

嫌いな姑と上手く付き合っていくために大切なこと

嫌いな姑と上手く付き合っていくために大切なこと

いちいち干渉してきたり、嫌味を言ったりしてくる姑。大嫌いな姑と上手く付き合っていくためには、どのようなことを意識すべきなのでしょうか?

ここでお伝えすることは、きっと実践するのは簡単ではないかもしれません。しかし、勇気を出してひとつでも取り入れていただければ、良好な人間関係を構築する土台となってくれるはずです。

「全ては自分の責任」と捉える

まず、最も大切な概念からお伝えします。それは、起こる事象は「全て自分の責任」だということです。

どれだけ理不尽な姑だったとしても、そんな姑とご縁が結ばれた…という現実は、紛れもない事実ですよね。

日本には昔から「類は友を呼ぶ」ということわざがあります。

全く性質や波動がかけ離れている人同士は、この広い世界で深く関わり合うことができない仕組みだと言われています。

世界には80億人近くの人間がいるにも関わらず、なぜ今の姑とご縁があったのか?これは偶然ではないでしょう。

 

筆者の実母や祖母を見ていても感じるのですが、確かに両者は真逆の性格です。しかし「自分と異なる性質を許せない・認められない」という共通点があります。

だからこそ、お互いに愚痴り合いの日々から抜け出せていないのかもしれません。

常に相手を批判し、自分を正当化させる。相手を責めることで自分の尊厳は守られるかもしれませんが、相手を責める自分に寄ってくるのはどんな人でしょうか?

「類は友を呼ぶ」ですので、もちろん自己責任で生きている人ではなく「常に誰かのせいにする人」が寄ってくるのは必然とも言えます。

この負のループから脱出するためには、まず他人責めを辞めて「全て自分の責任」だという意識で生活することをおすすめします。

「視点」を180°変えてみる

姑との関係を良好に保つためには、上記でお伝えしたマインドセットを意識しながら、視点を大きく変えてみてください。

 

・姑がいなければ夫に出会えなかった。子どもたちもいない。

・姑にも姑なりに辛い時代があったはず。

・口を挟みたくなるのは寂しいから?

・嫌味を言われるのは義母が何かストレスを感じているからかも?

 

このように、今までの自分では考えないような「仮説」を立ててみましょう。その仮説が合っているかどうかは関係なく、大切なのは仮説を立てて自分の気持ちがどう動くかを見ることです。

 

大嫌いな姑。でも、もし姑が生まれていなければ「夫も生まれていない」「子どもたちにも出会えていない」という可能性があったことに気付かされるはずです。

そうすると、あれだけ嫌いだと思っていた姑へほんの少しでも「感謝」という気持ちが生まれてきませんか?

すぐに姑を好きになれたり関係性が変わったりする訳ではありませんが、小手先のテクニックを使って姑と付き合っていくよりも、考え方を丸ごとアップデートしてしまった方が幸せになれるかもしれません。

夫に頼る

これは小手先のテクニックになってしまいますが、姑に直接伝えるのではなく「夫に伝えてもらう」といいでしょう。夫がいいクッション材になってくれます。

ただし、気をつけたいのが夫への伝え方です。間違っても「夫に姑の悪口」を言ってしまわないように!

夫にとって姑とは、世界で1人の母親です。どれだけ親子関係が不仲であっても、妻が自分の母親を悪く言うことに好感を持つ男性はいません。

 

・義母さん、ストレス溜まっているのかな?最近、干渉がすごい気がして…

・義母さん、最近大丈夫?なんか口調が強い気がして…

 

など、必ず姑を気遣いながら夫に相談するといいでしょう。夫が協力してくれない場合、このテクニックは使えません。他の誰かを見つけるか、夫との関係性をまずは見直した方が良さそうです。

言い返さない

理不尽な姑と上手く付き合っていくコツは、ズバリ「言い返さない」こと!

何を言われても「ご指摘ありがとうございます。改善できるように努力します」と返しましょう。決して感情をむき出しにして言い返してはいけません。

そして、できるだけ姑を嫌わず憎まず「感謝できるところはないかな?」「いいところはないかな?」とプラスの視点を持つことも大切です。

 

もはや「修行」のようですが、起こっている全ての出来事には意味があって起こっていることを忘れないでください。

もしかすると、姑との修行がきっかけでお互いの絆が深まりとっても仲が良くなるかもしれません。

もしかすると、修行に耐える中で新たな自分の可能性を見つけ、転職や起業をするかもしれません。

人生、どこでどうなるのか誰にもわかりません。こう考えてみると、少しだけ姑との時間がワクワクしてきませんか?

残された人生の時間は、あとどれくらいでしょうか。全ての命は、成長するためにこの世に生まれてきています。

「姑との関係性から学べることは何か」と意識してみるのも、素晴らしい成長への第一歩という気がしてなりません。

適度な距離を保つ

どうしても姑との関係が落ち着かない場合は、適度な距離を保つのもひとつの方法です。

同居の場合は難しいと思いますが、できるだけ「姑の嫌なところを見ない」ようにしてみてください。

筆者の実母を見ていて感じるのですが、あえて姑の嫌なところを見つけて小競り合いしているんですよね。「見なければいいのに…」と思ってしまいます。

姑と適度な距離を保ちつつ「相手の嫌なところは見ないようにする!」そして「いいところを見るように意識する」といいでしょう。

人間は、自分に好意を持ってくれる人に好感を持つと言われています。距離を置く中でそっけない態度をしてしまうのではなく、できるだけ笑顔で姑のいいところを褒めてあげてくださいね。

それで姑が変わってくれる場合もありますし、変わってくれなかったとしても「姑へ感謝できる自分に変われた」と自己肯定感が上がるはずです。

まとめ

結局、全ては自分次第です。自分が毎日、どんな思考をしているのか?よく思い出してみてください。

「姑が嫌い」「性格が合わない」「会いたくない」など、否定的なことばかり口にしていたり考えたりしてしまっている場合、残念ですがその現実を実現させてしまいます。

たとえ嫌なことがあっても、それを引き寄せてしまったのは自分の考え方によるもの。「何か改善すべきところがあるのではないか?」と自問自答して、考え方を少しずつプラスの方向へ持って行きましょう。

大丈夫です!筆者も第一子出産後は、姑に対してマイナスイメージしか持っていませんでしたが、少しずつ考え方や使う言葉を意識していくことで驚くほど良好な関係性を築くことができました。

 

小手先のテクニックを使って姑と付き合っていくのもいいですが、筆者は「姑に対するマインドを変えること」がおすすめです。

マインドをプラスに転換できれば、姑との関係性だけではなく「夫婦関係」「子育て」「仕事」など全てに繋がるからです!

ぜひ今日から「全ては自分の責任」と思って、感謝の気持ちを大切にしてみてくださいね。

執筆者プロフィール

執筆者プロフィール

A(エー)

 

元・超恋愛体質女!片思い・火遊び・略奪・浮気・不倫・国際恋愛と、ひと通り経験済みの私が、高校の同級生と結婚して脱恋愛体質。真実の愛を知ったからこそ見えてきた「いい関係を育てる秘訣」をお伝えします。

 

instagramアカウント:https://www.instagram.com/amuamu.ayumi

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