突然始まるマタニティライフ。せっかくなら思い切り楽しもう!
SNSでの自己表現が当たり前となった今、マタニティライフをどう過ごすかということにも注目が集まっています。インスタグラムのハッシュタグでも、マタニティフォト、マタニティヨガ、マタニティ記録、マタニティコーデ、マタニティライフ等様々なハッシュタグで多数の投稿がされており、いかに多くの妊婦さんが、マタニティライフをエンジョイしているかが分かります。
”もし私が妊婦さんになったら…?””妊娠したけどどう過ごせば…?”という方の助けになる記事になりますと幸いです。
始まりは突然。マタニティライフ
マタニティライフは突然始まり、病院や検査薬で妊娠がわかるその日まで、事前に予習をしている人というのも助産師さんでもなければなかなかいませんよね。なので、始まったもののどうやってすごそう、今できること又は今しかできないことってなんだろう?ということは皆妊娠の診断が出てから徐々に気になってくることかと思います。そしてせっかくなら、インスタなどで素敵な記録として残したいと思う妊婦さんが増えたのではないでしょうか。
私ごとですが、筆者が子どもを授かりマタニティライフを送っていた頃は、まだインスタもそこまで有名ではなく、Facebookが主流でした。ツイッターもそこまでみんながみんなやっているという状況ではなかったので、マタニティライフを充実させるための術も得られず、流行り始めたマタニティヨガを少しかじった程度でした。そしてアラ還の母に聞くと、それこそ一昔前はインターネットも普及していなかったので、調べることも本か、人に聞くかという状況なので、妊娠時期に何かをしようという気持ちにもならなかったということでした。
今はなんでも調べられる世の中、そして自分の生活を不特定多数の人に自由に発信できる世界となりましたので、妊娠中も例に漏れず、どう過ごすのが正解なのか、どういう楽しみ方が主流なのか、オシャレなのか、ということに興味を持つ人が増えて、マタニティライフという前向きな言葉が生まれ、そして辛い大変な10ヶ月ではなく、せっかくなら楽しもう!というポジティブな気持ちを妊婦さんも持てるような世の中になった、ということは、とても良いことですよね。
せっかくなら楽しもう!マタニティライフ!
赤ちゃんが生まれる前の、身重ではあるがある意味身軽な今しかできないことを以下の通りまとめてみました!赤ちゃんが産まれた後は、なかなかゆっくり自分の時間が持てなくなってしまいます。預けられたとしても「早く帰らないと…」とソワソワしてしまいがちです。安定期を過ぎたら少し体の調子も楽になると思うので(もちろん妊婦さんなので体調第一にしながら)、今しかできないことを思う存分して、マタニティライフを思い切り楽しんでしまいましょう!
映画鑑賞
赤ちゃんが生まれてからなかなかできなくなってしまうのが、映画鑑賞ではないでしょうか。特に子ども向けではなくしっとり系や感動系の大人向け映画。これは当分観られなくなります。新生児の赤ちゃんのお世話は24時間体制になりますし、少し寝た、と思ってもすぐ起きますし、オムツ、暑い、お腹すいた、という一つ一つの要求を聞いてあげようと、ママは赤ちゃんに付きっ切りになるので、なかなかゆっくり映画を観られる時間が取れなくなってしまいます。連れて行くことも途中で泣き出してしまうことを考えるとなかなか厳しく、相当な映画好きな人ではない限り、DVDが出るのを待つか・・・と最初から映画に行くこと自体を諦めるママさんが多いのではないでしょうか。映画を観るのであればその時間を○○に充てたい、という風に、映画を観ることの優先順位は相当下になってしまうので、筆者はいま7、3歳の二人の子どもの母親ですが、実に上の子が生まれてから7年以上、ドラえもんとプリキュアとクレヨンしんちゃん以外の映画は観ていないです。筆者がそこまで映画館で観ることにこだわりがなかったり、ネット配信の映画をテレビで観るので十分、というタイプであることも大きいのですが、映画は本当に観に行かなくなってしまいました。
誰にも邪魔されず、大人だけで映画を観るという優雅な時間を過ごせるのはマタニティの特権だと思います。観たい映画を片端から毎週水曜日(どうせならレディースデーでお安く)観ておくと良いと思います。
コンサート・ライブに行く
コンサートやライブもなかなか行く機会がなくなってしまうと思います。今は子連れOKの歌って踊れる子ども向けコンサートなどもありますし、そういうものは参加も可能ですが、いわゆる歌手のコンサートやライブは、人も多く音量もものすごいですし、びっくりして泣いてしまったり、熱気で子どもがダウンしてしまう危険もありますし、かなり連れて行くのはリスキーですよね。誰かに預けて…、ということも可能ですが、母乳育児の場合は長時間家を留守にすることもなかなか難しいので、結婚式など相当の事情がない限り、長時間離れることは厳しくなってしまいます。ミルク育児でしたら可能だと思いますが、お世話をするのがママじゃないと泣いてしまう赤ちゃんも多いので、泣かれながら出かけるのも心苦しく、そこまでしてまで行きたいわけじゃないし、行かなくていいや、と諦めてしまうこともあります。誰か歌手の昔からのファンだったり、このコンサートは何が何でも行きたい!︎という強い気持ちがあれば何かしらの方法で叶えることはできるかもしれませんが、行きたいと思う機会自体が減ってしまうと思いますので、マタニティ期間に思い出づくりも兼ねて行ってみるのもいいかと思います。ちなみに筆者は「最強の胎教だ」と思いSuperflyさんのライブに妊娠8ヶ月くらいで行きました。階段も多かったり、人も多くて危険も伴うのですが、Superflyさんの生の素晴らしい歌声を、お腹の我が子に聞かせられたことは今でも大切な思い出です。
オシャレなカフェでのんびりする
カフェ好きな人は辛いかもしれませんが、赤ちゃんが生まれてからはなかなかカフェでのんびりタイムは作りにくいです。筆者も、ちょっと子どもがベビーカーで眠った隙を狙ってカフェに入って、少しのんびりしようと何度も試みましたが、成功・失敗の両方のパターンがありました。成功すれば1時間ほどネットサーフィンしたり本を読んだり勉強したりもできたのですが、失敗するときはドリンクを買って座った瞬間に目がぱちっと覚めて、泣き出してしまって仕方なく出来立てのドリンクとともに立ち去らなければならないということも多々ありました。そのときの悔しさといったら…。
もちろんカフェでじゃなくて家でもいいじゃない、だったり、そんなにカフェとか好きじゃないし、という方にとっては大した問題ではないのですが、筆者もそうですがカフェで過ごす時間が日々に潤いを与えてくれる、という人も多いかと思います。もちろん産後でも、カフェにタイミングをみて行くことは可能ではあるのですが、色々とケアしてようやく行ける、という場所になってしまうのです。一切子どものことや、面倒をみてもらっている親や夫のことを気にせずに、気軽に一人で入れる今のうちに、例えばベビーカーでは入りにくいようなこじんまりとしたカフェだったり、騒いじゃいけなさそうな雰囲気のラウンジやカフェで行きたいところがあったら今のうちに行っておく方が良いかもしれません。
ゆっくりショッピング
これもなかなかできなくなってしまうことの一つではないでしょうか。赤ちゃんは(言い方が悪いかもしれませんが)時限爆弾のような存在になってくるので(笑)、寝た!と思った瞬間に起きるまでの時間のカウントダウンが始まります。そしてその制限時間の間に一体自分は何ができるか、何をすべきかを考えて、起きるまでの間にその任務を遂行しなくてはいけません。起きている間にそのことを済ますことも可能ではあるのですが、邪魔されてしまったり、お世話をしているとその時間に取られてしまうのでなかなかうまく行きません。子どももお母さんが、なにかの片手間に自分の相手をしていると感じると機嫌が悪くなったり、寂しく感じてしまいます。なので、ショッピングという時間はとても贅沢で尊くて、ありがたい時間だったのだなと子どもが生まれてから痛感しました。赤ちゃんの頃だけではなく、少し大きくなってきても筆者の場合は変わらず…。自分の買い物を始めると子ども達からのブーイングが始まり、いつ終わるの!?あそこに行きたい!私のは?僕のは?とゆっくりショッピングなんてまず出来ません。もっぱらネットショッピングになってしまいました。マタニティになると体型も変わってくると思いますし、マタニティ用のお洋服も良いと思いますが、これなら産後体系が戻っても着回せそう、というようなオーバーサイズのお洋服を選ぶと長く使えて良いですよ。