夏だからこそ大掃除を!家事のプロ「メリーメイド」が教える夏の掃除術6選

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夏だからこそ大掃除を!家事のプロ「メリーメイド」が教える夏の掃除術6選

「大掃除」と聞くと、年末に行うイメージが強いですよね。

しかし、湿気・気温ともに高く、カビなどが生えやすい夏の季節こそ大掃除をしておくことが重要なんです。

 

夏の大掃除と聞くとなんだか大変そうですが、お家を清潔に保つためにも重い腰を上げてチャレンジしてみませんか?

 

今回は、ダスキンの家事代行サービス「メリーメイド」のスタッフさん夏の大掃除のコツを教えていただきました。ちょっとしたポイントを押さえるだけで、厄介な掃除もぐっとスムーズになるんですよ♡それでは早速始めてみましょう!

大変だけど夏こそ大掃除に適した季節?

「夏の掃除」と聞くと、あなたはどのような印象がありますか?

 

株式会社グラフィコが20~60歳の男女100人を対象に行った調査によると、夏の嫌いな家事で「掃除」と回答したのは、なんと全体の約40%という結果に!

やっぱりみんな夏の掃除には抵抗がある方が多いよう。

 

たしかに、夏って湿気・気温が高くていろんなところからニオイが発生しますし、カビも生えやすいのであまり直視したくありませんよね。

 

しかし、だからこそ夏の大掃除が大切!!

「ニオイ」や「カビ」がどんどん広がる前に綺麗にしてしまうことが非常に大切なんです。

メリーメイドが教える夏の掃除術

ということで、今回は夏の大掃除をスムーズに行う「コツ」メリーメイドさんに教えてもらいました!

 

「メリーメイド」とは、掃除用品などで知られるダスキンが1989年にメリーメイド社と提携してスタートさせた「お掃除おまかせサービス」のこと。

当時はお掃除だけだったのですが、2000年からは掃除のみならず他の家事も時間単位で請け負う「家事お手伝いサービス」へと生まれ変わりました。

 

メリーメイドはスタッフの教育にものすごく力を入れていることでも有名。

1週間の教育、半年にわたるOJTでの育成、その後も月1回の勉強会…というように家事の知識やスキルは徹底的に教え込まれているんだそうです!

サービス開始から30年間、売上があがり続けているのも頷けます。(※コロナ禍の2020年度を除く)

 

そんなお掃除のプロ集団は、お掃除をする際どのようなポイントに着目しているのでしょうか?夏の大掃除のコツを詳しく教えていただいたので、早速見ていきましょう♡

夏の掃除術(1)浴室

夏の掃除術(1)浴室

この時期最もカビが繁殖しやすい場所と言えば、そう、浴室ですね。

お風呂掃除はついつい後回しにしたくなりますが、なによりもまず最初に着手してしまいましょう。夏に大掃除をしておけば、年末の掃除がとてもラクになりますよ。

 

メリーメイドが考える掃除のポイントは、次の通り。

 

浴室などの壁は、下から上へ掃除することで洗剤の液ダレの跡を防ぐことができる。

 

カビの生えている目地に沿ってカビ取り剤を吹きかけた後、ティッシュなどで細くこより状にしたものを貼りつける。その上から再度カビ取り剤を吹きかけて汚れに浸透させる。

 

なるほど、ティッシュを貼り付けるというのはなかなか面白い発想ですよね!

 

また、掃除した後はしっかり水をふき取るようにしましょう。せっかく綺麗にしたのに水が残っていたらカビや汚れの原因になってしまいます。

 

さらに、カビが繁殖しやすいこの季節は予防も大切。

入浴後はお湯シャワーを浴室全体にかけて汚れを落とし、次に水シャワーをかけて温度を下げましょう。ドアを閉めて窓や換気扇でしっかり換気し、最後に水をふき取れば完璧です。

夏の掃除術(2)キッチン・レンジフード

夏の掃除術(2)キッチン・レンジフード

キッチン周りは汚れがこびりつきやすいので、夏に掃除しておきましょう。

キッチンやグリル周りに溜まった汚れも熱に反応して柔らかくなるため、寒い冬よりも気温の高い夏の方が簡単に落とすことができるんですよ!

 

メリーメイドが伝授する、キッチン掃除のポイントはこちら。

 

頑固な油汚れには油汚れ用の洗剤を吹きかけ、ラップでパックして十分に汚れを溶かしてから落とす。ラップの上から触ると、汚れが溶けているか確認することができます。

 

※強くこすると付着面の材質を傷つける原因になるので要注意!

 

時間がたって固まってしまった油汚れは、買い物をしたときにもらうようなプラスチックのポイントカードを使ってこそげ落とす。

 

このように、汚れの状態によって掃除の仕方を変えることが大事。

あまり時間がたっていない油汚れは「ラップパック」でだいぶ落ちやすくなるのでお試しあれ!

夏の掃除術(3)窓ガラス・網戸

夏の掃除術(3)窓ガラス・網戸

窓ガラスも普段掃除を怠ってしまいやすい箇所ですが、放っておくとカーテンや窓の汚れの原因にもなるため、定期的に綺麗にしておくことが大切です。

 

掃除する際のポイントは2つあるんだそう。

 

窓掃除は曇りの日に行う。(窓の汚れがよく見えやすく、さらに雨の翌日は湿度が高く汚れが落ちやすい。)

 

網戸ははさみ拭きで掃除する(両手に濡れたマイクロファイバークロスを1枚ずつ持ち、両側から挟んで拭くとキレイになる。)

 

窓掃除を行うのに「曇り」の日が適しているというのは盲点でしたよね。

マイクロファイバークロスは窓ふき以外でも様々な場面で活躍するので、何枚か持っておきましょう。

夏の掃除術(4)押し入れ

夏の掃除術(4)押し入れ

夏は押し入れの中に湿気がこもりやすいため、放っておくとカビの原因に。

掃除とともに片付けを行い、要るものと要らないものの選別、しまう場所の見直しも一緒に行うのも良いかもしれませんね。

 

押し入れ掃除のポイントは次の通り。

 

湿気対策のために、片付け後は外壁に面した部分にすのこを敷く。また、すのこの下に「防湿シート」を敷くとより効果的。

 

定期的にふすまの両側をあけて換気をする。(風の通りが悪い場合は扇風機で風を送るのも効果的)

 

シンプルな方法ではありますが、すのこを一枚敷くだけでぐんとカビが発生しづらくなるので、まだ取り入れてない場合はぜひ用意してみましょう。

夏の掃除術(5)トイレ

夏の掃除術(5)トイレ

トイレはただでさえ汚れやすい場所ですが、湿気が多いこの季節はさらにカビが発生しやすくなります。

 

特に注意すべきは「ロータンクの中」

見落としてしまいがちですが、この時期は湿気がたまりやすいので定期的な掃除が必須です。

 

ポイントは、

便器内の水位を下げ、しっかり内側の黒ずみを掃除して落とす。

ということなんだそう。水位は、バケツ1杯の水を勢いよく便器内に入れることで下げることができます。

夏の掃除術(6)フローリング

夏の掃除術(6)フローリング

最後に忘れず行ってほしいのが、「フローリング」のお掃除です。

フローリングは素足で歩くため皮脂汚れなどが付きやすい、という特徴があります。皮脂分泌が増えるこの季節は特にそうです。

 

「え、フローリングなら毎日掃除機をかけてるけど・・・?」という方も、今一度普段の掃除方法が正しいか確認してみてください。メリーメイドが教えるポイントは次の通り。

 

フローリング掃除は奥から手前の順番で。

 

ホコリを取る掃除は、朝イチか帰宅直後。

 

いったん舞い上がったホコリは再び落ちるまで数時間かかることもあるため、朝イチや帰宅直後などしばらく人の動きが無かった状態でお掃除するのが大事なんだそうです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?本日は夏の大掃除の方法を、家事のプロであるメリーメイドに教えていただきました。

 

今すぐ使えそうなコツばかりで、まさに目からうろこという感じですよね♡

 

雑菌やカビが生えやすいこの季節は、ぜひ念入りにお掃除をしてみてくださいね。

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