【JA全農presents 桃サミット2021】産地ごとの桃の特徴から、タカノフルーツパーラー直伝の桃レシピまで一挙にご紹介
夏の旬といえば、『桃』。
毎年7~8月になると、スーパーの店頭にはピンク色の可愛い桃が並び、わくわくする方も多いのではないでしょうか?
2021年7月26日に一般社団法人FRUIT LOVERS LIFEと一般社団法人Ag Venture labの共催で行われたのが『桃サミット2021』。
イベントでは、全国の桃の産地(福島県・山梨県・和歌山県・岡山県)のJA全農担当者からの熱いメッセージに加え、タカノフルーツパーラーの森山富美男フルーツクチュリエがレクチャーする「桃のカッティング」「パフェの作り方」の紹介など盛りだくさんな内容!
そこで本日は、先日特別にご招待いただいた『桃サミット2021』の全容を公開したいと思います。
INDEX
JA全農協賛『桃サミット2021』とは?
一般社団法人であるFRUIT LOVERS LIFEと一般社団法人Ag Venture Labの共催で2021年7月26日に行われたのが『桃サミット2021』。
今回は、キレイスタイルのスタッフがこちらのイベントに参加させていただきました。
イベントでは、JA全農の特別協賛により全国の桃の産地から厳選した極上の桃を頂きながら、オンラインで各産地の熱いメッセージを拝見しました。
*一般社団法人 FRUIT LOVERS LIFEとは
『果物』のファンを増やすことを目的に、果物が大好きなメンバーが集まり、美味しいフルーツを食べる機会を作る企画や情報を発信していくコミュニティです。
*一般社団法人 Ag Venture Labとは
2019年にJAグループ(JA全農、農林中央金庫等)が共同で設立した一般社団法人です。
「次世代に残る農業を育て、地域の暮らしに寄り添い、場所や人をつなぐ」をコンセプトとし、活動しています。
スタートアップ企業、大学、行政等、様々な団体と協創し、社会課題の解決につながるよう新たな事業創出、サービス開発、地域課題の解消等に取り組んでいます。
産地別の桃の特徴&各産地からのメッセージを紹介!
桃は産地によって味も特徴も異なります。
ここからは、産地別の桃の特徴と、『桃サミット2021』にて公開された各産地のJA全農担当者からのメッセージをご紹介したいと思います。
福島県産
福島県の桃の特徴
福島県の代表的な品種は、「あかつき」。
袋掛け等はおこなわず、日の光をたっぷりと浴びて育った桃は糖度が高いのが特徴です。
福島の桃は一般的にお盆前から出回りますが、中にはお盆前から9月にかけて出回る「まどか」「川中島白桃」などの品種も。これらは果肉がしっかりとしているのが特徴です。
JA全農福島県本部 渡部俊男県本部長からのメッセージ
“福島県では、福島市や伊達市といった中通り北部を中心に、果樹の生産が盛んに行われております。
十分な日照と雨量に加え盆地特有の寒暖差が果物の生産にとても適しています。
6月のさくらんぼに始まり、生産量が全国第2位を誇る真夏の桃、秋の梨やぶどう、初冬の蜜入りりんご、真冬のあんぽ柿まで、季節ごとの旬な果物をおいしく楽しむことができます。
おすすめの桃の品種は、何と言っても県内の生産量の約半分を占める主力品種『あかつき』。
7月の下旬が出荷のピークで8月の上旬にかけて収穫されます。
あかつきは白桃と白鵬この二つの品種を交配してできた品種で、特に糖度が高く肉質は緻密。果汁も多く食味は極上の旨さです。
また、皇室に献上される最高峰の桃としても知られており、まさに今が出荷の最盛期です。
これを機にぜひ福島の桃『あかつき』を食べていただければ幸いです。”
実際に食べてみた感想
身がぎゅっとしまっており、一口かじると果汁が滝のようにあふれ出し、甘い桃の香りが口の中で広がります。とても美味しかったです♡
山梨県産
山梨県の桃の特徴
山梨の園地は、全体的に盆地気候であるため、寒暖の差が大きいことに加え、水はけがよく、 日照時間も長いという特徴があります。これは果樹栽培にとって抜群の立地です。
桃に1つ1つ袋をかけて作る園地が多いので、ジューシーで高糖度なだけでなく、見た目から美しいのも特徴です。
全農山梨県本部 笠井良彦副県本部長からのメッセージ
“山梨では多くの果物が作られており、特にぶどうや桃は国内最大の産出量を誇り、栽培が盛んに行われています。
日照時間が長く、降水量は少なく、寒暖差が大きいこの気候は果物の栽培に適しており、美味しい桃が生産されています。
6月から8月にかけて収穫の季節を迎え、「日川白鳳」「白鳳」「浅間白桃」「なつっこ」「川中島白桃」などを中心に出荷されます。
近年は国内のみならず海外にも出荷され、人気を博しています。
特にオススメの品種は、山梨県のオリジナル品集である「夢みずき」。平成25年に品種登録された種類です。
この桃は、同じ時期に出荷されるものと比べ、日持ちも良く、大きくて糖度が高く、非常に食味が良いのが特徴です。
出荷量はまだまだ少ないですが年々増加しており、将来は山梨の主力品種になると思われます。
代表格の「白鳳」は果肉は緻密で、なめらかな肉質と果汁の多さで人気の高い品種です。
白鳳についで7月中旬から下旬にかけて本格化するのは「なつっこ」という品種。お隣の長野県で開発された品種です。
大玉で果肉がしっかりしていながら、口当たりはなめらか。近年生産量が増加している品種です。”
実際に食べてみた感想
一言で言うと、「なめらか」。
果肉はしっかりとしているのに、口の中に入れるととろんと溶けるような舌触り。
糖度も高く、甘くて美味しかったです♡