ゾンビのような寝起きにサヨナラ!すっきりした朝を迎える秘訣3選

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ゾンビのような寝起きにサヨナラ!すっきりした朝を迎える秘訣3選

いきなりですが、朝起きて鏡を見ると、自分の顔色や表情がまるでゾンビのように見えることはありませんか?

 

寝起きが悪いと、一日のはじまりから気分が沈みがちになってしまいますよね…。

 

忙しい毎日を送る女性にとって、すっきりと目覚めることは心とカラダの健康を保つうえで欠かせません。

 

この記事では、寝起きの悪さを改善し、すっきりした朝を迎えるための秘訣を3つ解説していきたいと思います。

寝起きがまるでゾンビみたい…

寝起きがまるでゾンビみたい…

寝起きの自分がまるでゾンビのようだと思ったら、その原因として日々の疲れの蓄積や睡眠の質の低下が考えられます。

また、体内時計の乱れも寝起きゾンビの原因になります。

 

私たちに自然な眠りをもたらすのは「睡眠ホルモン」と言われるメラトニン

体内時計が乱れるとメラトニンが適切な時間に分泌されず、夜に深く眠れなかったり、朝すっきり起きられなかったりするのです。

寝起きゾンビにならないための秘訣3選

寝起きゾンビにならないための秘訣3選

睡眠環境や生活習慣の見直しで、寝起きゾンビから抜け出しましょう。

 

ここでは、忙しい女性でも取り入れやすい3つの秘訣を解説していきたいと思います。

取り入れやすいものから試してみてください。

1.睡眠環境を整える

快適な睡眠のために枕やマットレス、温度や湿度などの睡眠環境を整えましょう。

 

枕は首と頭のすき間をしっかり埋め、自然な立ち姿勢に近い体勢を保てる高さが理想的。

個人差はありますが、仰向けに寝た姿勢で頸部のすき間が1~6cmに収まる枕を選ぶと、首や肩への負担が少なく眠りやすいと言われています(※1)。

 

マットレスは適度に硬いものが理想的。

仰向けに寝た姿勢でマットレスと腰部のS字カーブのすき間が2~3cmになるようなマットレスを選びましょう(※1)。

 

また、寝室の温度は夏は25℃前後、冬は20℃前後に、湿度は50%を保つようにし、照明は暖色系の優しい光のものを選ぶとさらに快眠しやすくなるとされています(※1)。

2.入浴方法を見直す

就寝前に体温を上げると、眠りやすくなるとされているので適切な時間と温度で入浴するようにしましょう。

 

就寝の2~3時間前に38~40℃のぬるめのお湯で15~30分ほど入浴するのが理想的です。

 

また、半身浴もおすすめ。

約40℃のお湯に30分ほど汗をかく程度に半身浴することで、寝つきが改善するとされています(※2)。

3.体内時計を整える

体内時計を整えることで、入眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌が正常化され、スムーズな寝入りと寝起きを手助けしてくれます。

 

メラトニンは、太陽の光を浴びてから15~16時間後に分泌されるので、朝起きたらすぐにカーテンを開けて日光を浴び、体内時計をリセットしましょう(※3)。

 

またスマートフォンやテレビから放出されるブルーライトを浴びると、カラダが「朝だ」と勘違いして、メラトニンの分泌が抑えられてしまいます。

就寝前はブルーライトを避けましょう。

快適な睡眠の手助けには漢方薬もおすすめ

快適な睡眠の手助けには漢方薬もおすすめ

快適な睡眠を手に入れ、寝起きゾンビから抜け出すには、漢方薬を活用するのもおすすめです

 

漢方薬は、西洋薬のような対症療法ではなく根本からの体質改善が目指せるので、寝起きの悪さに悩まないカラダを手に入れることができますよ。

 

快適な睡眠を手に入れるには、

 

「自律神経の乱れを整え、ストレスが原因の疲労や睡眠の質を改善する」

「血流を良くして中枢神経の機能を回復し安眠に導く」

 

などの作用をもつ漢方薬を選びます。

快適な睡眠を手に入れるのにおすすめの漢方薬

▼柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

 

精神を安定に働きかけることで不眠を改善します。

ストレスを感じることが多く、イライラしがちな人におすすめです。

 

▼酸棗仁湯(さんそうにんとう)

 

血(けつ)を補い熱を取りさることで、疲れているのに眠れない不眠を改善します。

心身ともに疲れ弱っている人におすすめです。

 

 

漢方薬は、自分の状態や体質に合ったものを選ぶと効果を感じやすくなりますが、症状や体質に合っていないと副作用が出てしまうことも。

 

自分に合った漢方薬を知りたいという人には、漢方のプロにオンラインで個別相談ができ、その人に合った漢方を自宅まで郵送してくれる『あんしん漢方』という便利なサービスなんかもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

寝起きゾンビから抜け出すには睡眠環境の整備、入浴方法の見直し、そして体内時計を整えることの3つの秘訣を取り入れることが重要です。

さらに、自分に合った漢方薬を活用するのもおすすめ。

 

忙しい日々のなかでも、これらの習慣を少しずつ取り入れて、すっきりと目覚められる朝を目指しましょう。

監修者プロフィール

監修者プロフィール

あんしん漢方薬剤師

山形 ゆかり(やまがた ゆかり)

 

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。

病院薬剤師を経て食養生の大切さに気付く。

 

牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニューも開発。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」で薬剤師を務める。

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