【現役医師監修】老化現象は「細胞」の機能低下が原因?!医師が教える、細胞ケアによって老化を防ぐ方法!
「ここ最近、すぐに疲れてしまう。」
「髪のうねりや白髪、抜け毛が増えてきた。」
「肌のシワやたるみがだんだん目立つようになってきた」…
加齢に伴い、だんだんと顕著になってくる「老化現象」。
自然なことだからしょうがない…と諦めてしまってはいませんか?
実はこういった老化現象、正しいアプローチをすることで改善することが可能なんだとか!そのカギとなるのが「細胞ケア」。
今メディアでひっぱりだこの医師、日比野佐和子先生がそのひみつの方法を教えてくださったので、今回はそのノウハウを余すことなくお伝えしたいと思います♡
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日比野先生が解説!「細胞の機能低下」をケアして若返る!
しわ・たるみ、髪のうねりといった見た目の変化に加えて、疲れやすい、記憶力が衰える、睡眠の質が悪いといった体調の変化まで、老化現象はさまざまな形で現れます。
とはいえ、「老化現象はなぜ起こるのか」ということについて考えたことがありますか?
実は、この根本原因を取り除くことで老化を防ぐことができるんだとか!
そう話すのは、メディアや雑誌でも多く取り上げられている、医師の日比野佐和子先生。
日比野先生曰く、老化現象が起こるのは「細胞の機能低下」が原因なんだそう。
裏を返せば、細胞の機能をきちんともとに戻してあげることができれば、老化現象を防いで見た目を改善することも夢ではないということ!
その具体的なケア方法について日比野先生からしっかりと教わったのでここからお伝えしていきたいと思います♡
「細胞の機能」って、そもそもどういうもの?
そもそも、細胞の機能っていったいどういうことなんでしょうか。
細胞は人間の基本です。いろいろな機能を持って働く細胞の1つ1つが元気な状態を維持してくれるおかげで、私たちは健康でいられます。しかし、細胞内の組織が古くなって壊れたり傷ついてしまっても回復力がうまく働かず、傷がそのままになってしまうと細胞の機能低下が起きてしまいます。
細胞が本来の役割を果たすために大きく関わっているのが、「オートファジー」と「サーチュイン遺伝子」という2つのキーワードなんだそうです。
オートファジーとは
【オートファジー】とは、細胞にとって有害な物質を取り除き、生まれ変わらせる仕組みのこと。体にとって必要ないもの(老化したミトコンドリア等)を除去し、新しいものに生まれ変わらせてくれています。
こういった細胞の生まれ変わりは日常的に毎日行われていて、体重60キログラムの成人男性であれば、なんと一日240gもの細胞がオートファジーによって再合成されるんだとか!
サーチュイン遺伝子とは
【サーチュイン遺伝子】とは、長寿遺伝子とも言われていて、染色体の末端部分にあるテロメア(細胞が再合成されるごとに短くなり、ある一定の短さになると細胞分裂がとまり死滅する)を保護するはたらきがあります。この消耗を防ぐことで、遺伝子レベルで修復を行ってくれるんだそう。
日比野先生曰く、
「老化の原因はさまざまありますが、こういった細胞の機能が低下してしまうことが直接の原因だと考えられています。オートファジーとサーチュイン遺伝子は相互に関係性があり、どちらかを活性化させることで、もう一方にも良い影響があります。」
とのこと。
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