「セックスしたい旦那」VS「したくない嫁」!2人の関係を良好にする方法とは
付き合いたての頃は毎晩でもお互いを求めていたのに…付き合いが長くなるにつれ、セックスしたくないな…面倒だな…と感じる人も少なくありません。
特に女性はホルモンバランスの関係上、どうしてもセックスする気になれない時期もあります。
とはいえ、女性のホルモンバランスの変化は男性にとって未知の領域。繊細な女心をわかってくれる男性は、残念ながら少ないものです。
セックスに関するトラブルが勃発となり離婚に発展する、という話も近年ではどんどん増えている中で…セックスしたい旦那としたくない嫁が上手く共存していくポイントをお伝えします。
女性がセックスしたくないと思う原因は?
特に女性に多い悩みが「セックスしたくない」「性欲が沸かない」ということではないでしょうか。
ここでは、なぜ女性がセックスしたくないと思ってしまうのか?その原因について、結婚歴10年・3児の母親である経験に基づいてご紹介します。
ホルモンのせい
女性がセックスしたくなくなるのは、ホルモンバランスが変化しやすい体だからです。女性は大体40才頃に更年期が来て、そのタイミングで性欲がパタリとなくなる人も。
加齢とともに女性ホルモン分泌量が低下することも関係していますが、個人的には「母親になる」ということが最も大きな原因だと考えています。
出産すると脳内で赤ちゃんを愛おしく思うホルモンが分泌されますが、これには性欲を減退させる働きがあります。
その他にも、授乳時に出るホルモンにも気持ちを穏やかにさせる働きがあるので、セックスしたくないと思えて当然です。
私も3人の子どもを育てていますが、産後は24時間体制で赤ちゃんのお世話。寝不足になるし慣れない育児でストレスも溜まり、正直セックスどころではありません!
旦那さんへの気持ちが離れている
愛し合って結婚した夫婦でも、子どもが産まれるとどうしても子ども中心の生活になりますよね。
先ほどもお伝えしましたが、産後〜幼児期における女性の精神状態は「子どもをしっかり育てなければ」という方向へ向きます。
そんなとき、旦那さんからセックスを強要されたりしつこくされたりすると、次第に旦那さんへの気持ちが冷めてしまいやすくなるでしょう。
実際、私も産後はどうしてもセックスする気持ちになれず断っていましたが、しつこく要求してくる旦那さんに対して「私がこんなに疲れているのにセックスを強要するなんて、私のことを大切に思ってくれていないのでは?」と、どんどん心が離れてしまった経験があります。
女性という生き物は、気持ちが最初。相手への気持ちが薄れていけばいくほど、セックスしたくない気持ちが膨れ上がってしまいます。
セックスしたくない!解決策は?
セックスしたくない…でも旦那さんのことは愛しているし仲良くしていきたい。そう感じる人は、ぜひ以下の方法を試してみてください。私はこれで離婚危機を脱しましたよ!
素直に話す
まず、旦那さんとしっかりと話し合いをすることが大切です。
・産後で疲れているからセックスする気になれない
・セックスを強要されるのが辛い
・セックスしたいけど身体が拒否反応を出してしまう
・普段から優しくしてくれないのにセックスする気になんてなれない
など、とにかく正直に気持ちを伝えるところからスタート。(ここでポイントなのは、旦那さんが傷ついてしまわないよう、優しく控えめに話はじめることです。)
充実したパートナーシップは、お互いの信頼関係の上で成り立ちます。まずは自分の心の奥底にしまい込んだ気持ちを、そっと伝えてみてください。
話を聞く
「セックスしたくない」という自分の気持ちを伝えたら、次は旦那さんの話を聞きます。場合によっては質問してみてもいいですね。
・なんでそんなにセックスしたいの?
・私が疲れているのに無理やりするの?
・セックスを断ったら不機嫌になるよね。なんで?それを見ると余計にしたくなくなっちゃうよ…。
・理想的なセックスの回数は?
お互いに腹を割って話せるようになると、次第に「2人だけの着地ポイント」が見えはじめます。
私は女性なので、セックスしたくない気持ちはとてもよくわかります。ただ、それを一方的に貫いてしまったら、自分中心になってしまうとも思うのです。
一般的に、男性は女性よりも性欲が強い人が多いでしょう。その欲情をケアしてあげるのも、女性の役割なのではないかなと思います。
「セックスの回数を話し合いで決める」
女性は、男性から優しくされて受け入れられたら気持ちが動き、「ちょっとなら付き合ってあげてもいいかな…」と思ってくる、という人が多い印象です。
なので、ぜひ旦那さんと真正面から話し合って絆を深めて行ってほしいと思います。
そんな我が家の解決策は「月に何回セックスするか決める」というもの(笑)旦那さんは「週2でお願いします!」といい、私は「週2??むりむり!せめて週1で!」など、お互いに少しずつ妥協しながら決めています。
もしも、話し合いすらできない状況であれば、そんな夫婦関係が死ぬまで続くことに耐えられるのか…をもう一度考え直してみてもいいかもしれませんね。
まとめ
我が家もセックスするしないでもめた時期がありました。しかし、話し合いを通してお互いの気持ちに寄り添うことで、より夫婦の絆が深まったと感じています。
今では、私が「疲れているから今日はセックスしたくないな〜」というと…「じゃあ手伝うだけでお願いします!アイス買ってくるからさ?」と、気を利かせて(?)くるようになりました。
そんな旦那さんを見て、時に微笑み、時にため息をつく私。同じ人間でも、男と女は全く違う生き物です。ぜひお互いに「歩み寄る気持ち」を大切にしてみられてはいかがでしょうか?
そうすれば、きっといい未来に繋がっていくはずです。
執筆者プロフィール
A
元・超恋愛体質女!片思い・火遊び・略奪・浮気・不倫・国際恋愛と、ひと通り経験済みの私が、高校の同級生と結婚して脱恋愛体質。真実の愛を知ったからこそ見えてきた「いい関係を育てる秘訣」をお伝えします。