明日は何を着ていく?気温から予想する簡単コーデ術!
気温の変化が激しいこの季節。
みなさんは普段なにを基準にコーディネートを決めていますか?
仕事用・お出かけ用(デート/女子会)・冠婚葬祭用などなど…
「天気」「気温」「相手」「場面」を考慮したコーディネートを行っているかと思います。
そんな日々のコーディネートですが、うまくいくこともあれば、逆にうまくいかないこともあるのではないでしょうか?
今回は、なかなかコーディネートが決まらない!という方におすすめの「気温とコーディネート」についてお話ししていきたいと思います。
気温で見るコーディネートの目安
コーディネートを考えるときに欠かせないのが「気温」。
特に天気予報では、最高気温と最低気温の両方をチェックしておく必要があります。
最高気温から予想するコーディネート
26度以上
外に出ただけで、汗ばむくらいの気温です。
ノースリーブやショートパンツ、サンダルなどがちょうどいいですね。
ボトムスにはとろみのある軽やかなスカートや、足首が見えるくらいのワイドパンツが涼し気です。
外出するときは帽子や日傘などでの紫外線対策も必要ですが、電車やバスなどの交通機関や、オフィス、スーパーなど冷房が強い場所は冷えを防ぐための薄手のストールなどを持ち歩き、肩や首などを冷やしすぎないようにしましょう。
25度未満
暑すぎず、過ごしやすい気温です。
長袖シャツでも半袖シャツでも過ごせるので、天候やその日の予定によって変えてみてもいいかもしれません。
夏ほどの日差しはありませんが、紫外線にはまだまだ注意が必要です。
日焼け予防の意味も込めて、羽織る程度の薄手の長袖があると便利ですね。
リネン系の素材なら、長袖でも風通しが良くて過ごしやすいと思いますので、生地感にも注目してみると良いでしょう。
20度未満
やや寒いと感じる気温で、半袖やシャツ一枚ではさすがに体が冷えてしまうかもしれません。
カーディガンなどの少し厚手の羽織り物があると良いでしょう。
少々肌寒いくらいの気温なので、カーディガン以外にも重ね着のレイヤードスタイルなんとも楽しめます。
こなれ感が出て、秋らしさも感じられるレイヤードスタイルはトレンドのスタイルでもあります。
ニット素材のレギンスにニットワンピを合わせたり、他にもストールや小物などでおしゃれを楽しむのもいいですね。
クラシックなパンプスや季節感を取り入れたバックで気分もコーデも盛り上げましょう。
16度未満
「寒い」と感じる気温で衣替えのタイミングでもあります。
薄めのセーターやブルゾンを用意しておきたい季節です。
また、スカートをはくときにはストッキングやタイツが手放せません。
タイツの色を楽しんでみたり、着圧ストッキングで足のケアをするのもいいですね。
ショートブーツや秋らしい素材や色を使って、ぐっと季節感を演出するのがおすすめです。
12度未満
そろそろ、冬本番の寒さを感じる気温です。
厚手のコートを着てもおかしくありません。
黒などの暗めの色ではちょっと重たく感じてしまう時には、ベージュやキャメル、オフホワイトなどの色使いもおすすめ。
しっかりと冬の寒さに備えたコーデで、防寒対策をしておくと良いでしょう。
この時期、朝と昼で気温が大きく違うこともあります。
コートの中にベストタイプのダウンやカーディガンを着ることで、寒暖差にも対応できます。
また、本格的な冬用ブーツを履き始める方も多くなってきます。
ここでも冬季ならではの足元を楽しんでください。
8度未満
指先などが凍えるくらいの厳しい寒さを感じる気温です。
インナーも冬仕様で、冬物の厚手のコートが必要です。
手袋やマフラー、耳当て、ニット帽などの小物を使った防寒対策は必須ですが、屋内と屋外で簡単に着脱できるこうした小物は大活躍。
特に、マフラーは巻き方ひとつでも顔周りの雰囲気を大きく変えることができるので、非常に便利なアイテムです。
また、アウターや小物だけでなく、インナーも冬仕様にしましょう。
ファストファッションブランドなどで販売されている防寒インナーや保温性の高いタイツやスパッツなどを活用すると良いでしょう。
月ごとの平均気温
日本ではどのような気温の変化があるのかを東京を例に見ていきましょう!
気温の変化を分かりやすくするために、月ごと考えていきましょう。
(東京管区気象台ホームページより)
上のグラフは、東京の気候の特性について、1981年~2010年の30年間での平年値で表したものです。
気温は8月上旬頃が最も高く、1月下旬頃が最も低くなっています。
また、最も気温が高い時期と、最も気温が低い時期とでは、約30度もの差があります。
1年を通して気温の差が激しいので、服装で体温を保ち、快適に過ごすことが重要ですね。
また、東京の降水量は梅雨や秋雨・台風の時期を中心に多くなっています。
雨の降りやすい季節には、同時に気温も下がりやすくなっていますので、天気や日照時間によって服装を工夫する必要があります。
北は北海道から南は沖縄まで…
南北に縦長に伸びる日本は気温や天気にもそれぞれ特色があります。
その地域の特色に合った衣替えを行い、過ごしやすいコーディネートを心がけていきましょう!
オフィスカジュアルコーディネートの基本
気温とコーディネートの関係が分かってきたところで、日常生活にも取り入れていけるようオフィスカジュアルコーディネートの基本について見ていきましょう!
そもそも、「オフィスカジュアル」とは…
オフィスで仕事をするのに相応しい、カジュアルスタイルのことです。
会社の雰囲気や部署、仕事によって多少の違いは見られますが、基本的にはフォーマルすぎず、ビジネスの場にふさわしくい適度にカジュアルな服装です。
制服などが指定されている会社も少なくなり、自由度が増えた一方で、このオフィスカジュアルコーディネートに悩む人たちも増えてきています。
オフィスカジュアルコーディネートのポイントは以下の3つになります。
〇清潔感のあるデザイン
〇過度な露出を控える
〇ベーシックカラー
お客様の対応をしたり、会社の顔になることもあるため、清潔感やさわやかな印象は大切です。また、仕事に支障がない適度な動きやすさも求められます。
こうしたポイントを踏まえて一言でまとめると…
恋人の両親に挨拶をしに行くような服装です。
生活感やかっちり感も大切ですが、場合によっては女性らしいデザインも必要なイメージです。
それではオフィスカジュアルコーディネートの必要なアイテムについて見ていきましょう!
オフィスカジュアルの基本的なパターンは決まっている場合が多いです。
そこで、おすすめの色使いと使えるアイテムについて見ていきたいと思います。
おすすめの色使い
✓白
✓黒
✓紺
✓ベージュ
✓グレー
このようなベーシックなカラーがおすすめです。
また、色味が統一されていると、着回しも効くので便利です。
毎日着ていくものだからこそ、着回し力や使いやすさは重要です。
おすすめのアイテム
✓ジャケット
✓シャツ
✓ブラウス
✓テーパード(アンクル)パンツ
✓ひざ丈ワンピース
✓セットアップ
✓パンプス
ジャケットは一枚羽織るだけでも、しっかり感が出るので、外回りなどの際におすすめです。
カーディガンも便利ですが、ジャケットの方が、清楚でフォーマル寄りの印象を与えるので、使いやすいアイテムです。
また、セットアップはそれを着るだけで統一感を出すことができるのでおすすめ。
小物やインナーを工夫することで、相手に与える印象も大きく変えることができます。
最後に、パンプスです。
パンプスにストッキングは外せないアイテムです。
パンプスは3~5㎝が歩きやすく、高すぎないくらいの上品さで、足元の印象をすっきりとさせてくれます。
いかがでしたでしょうか?
基本を押さえれば、いつもよりずっと効率的にコーディネートができるようになるはずなので、普段は慌ただしい朝もちょっとは有意義に過ごせるのではないでしょうか。
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