冬には欠かせないタイツのトレンドやお手入れ方法をご紹介!
寒さが気になる今の時期、スカートやショートパンツを履くときに欠かせないのが「タイツ」ですよね!
一見、防寒対策のためだけのわき役のように感じますが…
タイツをコーデに取り入れるだけで、トレンドや季節感を意識した垢抜けたファッションになるんです!
そのためには、タイツについてしっかりと知っておくことが大切です。
タイルの色味や素材、デニールを気にして買っていますか?
タイツのお手入れの仕方は大丈夫ですか?
今回は、そんな気になるタイツのアレコレについて詳しく見ていきたいと思います!
タイツとストッキングの違い
タイツもストッキングも同じように、履いて使っていますが…
皆さんはこの2つの違いを知っていますか?
タイツは色付き?ストッキングはベージュ?
タイツはストッキングよりも分厚い?
実は、この2つは役割が大きく異なっているんです。
タイツとストッキングの違いは、主に「着用目的」と「デニール」です。
違い①:着用目的
タイツは「防寒対策」や「保温効果」を目的としているのに対して、ストッキングは「脚を綺麗に見せること」を目的としています。
そのため、冬場の防寒にぴったりなのは「タイツ」!
違い②:デニール
また、使用目的以外にもデニールにおいて明確な数値が決められています。
デニールとは、糸の太さの単位のことでタイツやストッキングなどの単位で使用されます。
生地の厚さと思われがちですが、糸の太さの単位ですので、メーカーごとに透け感や厚みが異なった印象を受ける場合があります。
デニールは、一定の長さの質量によって太さを表したもので、糸の材質を決めれば密度(=質量/(長さ×断面積))で考えます。
このデニールが25以上のものがタイツにあたり、25デニール以下のものがストッキングになります。
一般的にこのデニールは冬の足元の印象を左右するといわれています。
デニールごとの与える印象
そこでデニールの異なるタイツが与える印象について簡単に紹介します。
一般的には、以下のような印象を与えるといわれています。
30デニール
タイツの中でもストッキングに近い印象で、透け感が感じられます。
肌の色もわかるくらいの薄手のものなので、秋口などにはぴったりです!
50デニール
肌が少し透けるくらいで、膝やふくらはぎ、太もものあたりの色が薄くなり女性らしさを演出します。
ハイライト効果でより美脚にすることができます。
60デニール
かすかな透け度合いで、履いた時のムラも出にくくなっています。
あたたかさも感じられ、肌寒くなってきたころにおすすめです。
80デニール
生地に厚みがあり、安定しています。
一般的なタイツはこの80デニールが多く、防寒だけでなく保湿効果なども期待できます。
100デニール
透けることはほとんどありませんが、寒さの厳しい冬には心強いアイテムです。
防寒や保湿だけでなく、ものによっては着圧や着やせなどの効果があるものもあります。
120デニール以上
かなり黒く、厚手な印象です。透けることはなく、防寒のための着用にはぴったりです。
ものによってはレギンスのような印象を与えます。
これ以外にも、デニール糸が「モノフィラメント」「マルチフィラメント」「ハイマルチフィラメント」に分かれており、それによっても履き心地や見た目、価格も変わってきます。
タイツやストッキングを買う時にデニールばかりに目が行ってしまいますが…
実際は糸の太さにすぎません。
購入する前に、質や肌触り、見え方、光沢などを確認してみてください!
この冬のトレンドタイツ
タイツについて詳しくわかったところで、この冬のトレンドタイツについて見ていきましょう!
なんとなく目立たないような印象のあるタイツですが、女性らしさを強調し、季節感のあるオシャレなファッションを楽しむためには欠かせないアイテムです。
なんとなく黒のタイツを履きがちですが…
今年の冬のトレンドタイツは「グレー」です!
一言でグレーといっても、ダークグレーからライトグレーまでいろいろで、その魅力にハマること間違いなしです!
そこで今回は、それぞれのグレータイツの着こなしについて見ていきましょう!
ダークグレー
グレーの中でも黒色に近いような印象ですが、実際に履いて見ると雰囲気が異なります!
流行りのベージュブラウンやオフホワイトにも良くなじむ色合いで、上品なニュアンスコーデにすることができます。
暗くなりがちな冬の足元に抜け感を演出します。
ミドルグレー
ダークグレーよりもちょっと明るめのミドルグレーのタイツでは、カジュアルなガーリーコーデやクラシカルなシンプルコーデにも相性抜群です。
キャンパススニーカーやトートバックなどにも良く合うので、デニムスカートとともにコーデを楽しみたいですね。
ライトグレー
羽織るだけでパッと明るくなるパステルカラーのチェスターコートで明るく気分を上げたい時には、ライトグレーのタイツがおすすめです。
また、シックなコーデでも、モノトーンな雰囲気を活かしつつ、足元を明るくすることで、冬場なのに重すぎないバランスがベストです。
どんな着こなしにも、程よくなじみ、いい女っぽさを引き出すグレータイツは今年の足元には欠かせません。
コントラストがはっきりしすぎないので、とても自然な感じで、コーディネート全体のバランスをとることができます。
また、プライベートのコーデにも、オフィスのコーデにも活躍すること間違いなしで、着回し力抜群です。
最近では、雑誌の付録にもグレータイツがついていました!
雑誌の中には、グレータイツのコーデが数多く紹介されており、注目が集まっています。
グレータイツは様々なブランドで販売されていますが、種類が豊富なのは「靴下屋」です。
ニュアンスグレー、チャコールグレー、ローズグレー、オイスターグレー、グレージュ、ラベンダーグレー、モーヴなどなど様々な色があります。
ただのグレーではなく。ローズやラベンダー、モーヴなどの赤みが入っていてもおしゃれですね。
他にも、以下のブランドタイツが人気です。
ATSUGI(アツギ)のグレータイツ
GUNZE(グンゼ)のグレータイツ
POLO RALPH LAUREN(ポロ ラルフローレン)のグレータイツ
JILLSTUART(ジルスチュアート)のグレータイツ
ぜひ、手に入れてみてください!
タイツのお手入れ
せっかくお気に入りのタイツを買っても…
伝線や毛玉などのトラブルに悩まれる方も多いと思います。
そこで、伝線や毛玉などのトラブルを防ぎ、長く使っていくための「正しいお手入れの仕方」を紹介します。
正しいお手入れの仕方
①まずは、タイツの取り扱い表示記号(旧洗濯絵表示マーク)を確認します。
素材やものによって、手洗いが必須のものと、ネットに入れれば洗濯可能なものなどがあります。まずは商品ごとの正しい洗い方を見ておきましょう。
②ネットに入れて洗濯する場合は、風合いを損なわないようタイツを裏返しにするとよいでしょう。
③漂白剤や漂白剤入りの洗剤は使わず、毛や絹の素材はぬるま湯と中性洗剤で洗いましょう。
④色の薄いタイツの場合は、蛍光剤の入っていない洗剤を使用し、色の濃いものは色移りすることを考えて、他の洗濯ものとは分けて洗いましょう。
⑤直射日光に当てて干してしまうと、黄ばみや色あせを引き起こすことがありますので、口ゴム部分を上にして陰干しをします。
⑥また、タイツを干すときには、タイツが伸びないようにウエスト部分を上にして型崩れを防ぎましょう。
このように、洗い方に気を付けてタイツを扱うことで、長くきれいに使うことができます。
ぜひ、心がけてみてください!
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