【医師監修】トラブル肌の救世主!大人気の美容施術「IPL治療」とは?
かかる時間と費用
新しい美容方法を取り入れる時、それにかかる時間や費用も重要なポイントになりますよね。
IPL治療にはどれくらいの時間とお金が必要なのでしょうか。
ここでご紹介できるのはあくまで目安でしかありませんが、参考になれば幸いです。
施術を受ける頻度
IPL治療の施術時間は先ほど説明したように1回約15~30分ほど。
効果の実感には個人差がありますが、確かな効果を得るためには継続した治療を受けるのがおすすめです。
施術を受ける頻度は肌の状態にもよりますが、肌のターンオーバーのサイクルが基準になります。
だいたい1ヶ月に1度を目安に3~5回程度施術を受ける方が多いようです。
かかる費用
IPL治療は「美容医療」ですが、保険は適用外になります。
ですから、かかる費用はすべて自己負担であり、もともとの値段設定も少し高めです。
料金は治療を受ける医療機関によって差がありますし、治療内容によっても異なります。
例えば、顔全体なら1回につき約1~5万円。
高ければ高いほど質が良いというわけでもありませんし、あまりに低価格で売り出しているところも疑ってみる必要があります。
1回約15~30分の施術に対して約1~5万円の費用。
正直なところ「高い」と躊躇する方も多いでしょう。
しかし、短時間でも確かな効果を得ることができるのであれば、納得できる金額かもしれませんね。
IPL治療の流れ
ここからは、IPL治療を受けてみようと思った方のために、IPL治療の簡単な流れをご紹介いたします。
施設を探す・予約する
まずはIPL治療を受ける施設を決めましょう。
IPL治療は専用の機械を持った医療機関・クリニックでのみ受けることができます。
IPL治療を受けるには予約が必要です。
事前にスケジュールをチェックして予約をとりましょう。
登山や海水浴など、日焼けをする可能性がある予定が入っている場合は要注意。
少なくとも、施術の前後1ヶ月間は日焼けを避ける必要があります。
診察・カウンセリング
IPL治療の施術前には、必ず診察やカウンセリングがあります。
ここまでIPL治療の特徴を説明してきましたが、実際に医師の話を聞いてみないとわからない部分もたくさんあるでしょう。
カウンセリングでは、IPL治療がどのような治療なのか、どんなことに注意するべきなのかなどの説明があります。
疑問に感じたことは積極的に質問しましょう。
医師が肌の状態などをチェックした結果、IPL治療を受けるべきでないと判断される場合もあります。
施術を受けることになった場合は、今後の治療方針や施術後のアフターケアなどについても確認してください。
施術を受ける
IPL治療は顔のスキンケアに取り入れたい方が多いと思いますので、顔の施術を受ける前提で説明していきますね。
施術はすっぴんの状態で行うので、まずはメイクを落とす必要があります。
施術後にメイクをして帰りたい場合は、忘れずにメイク道具を持参しましょう。
IPL治療は強い光を使用するため、目はゴーグルやシールで覆われます。
顔全体に冷たいジェルを塗ったら、いよいよ照射が始まります。
施術中は輪ゴムで肌をはじくような痛みを感じる方が多いようです。
全体に光を照射したあとは、顔全体が火照った感じになります。
クーリングを行うなどして、落ち着かせてから帰宅します。
IPL治療を受けた後は皮膚バリアが緩みますので、クーリングを兼ねてイオン導入やエレクトロポレーションなどで美容液を肌に浸透させるアフターケアを行ってくれる医療機関もあります。
施術後はメイクや洗顔をしても大丈夫です。
「肌に何もつけないで帰りたい」という方もいらっしゃると思いますが、メイクをしない場合でも日焼け止めは必ず塗りましょう。
IPL治療によって改善に向かおうとしている肌が、再びトラブルを引き起こさないように、アフターケアにも十分気を配ってくださいね。
監修医師プロフィール
逗子メディスタイルクリニック
院長 徳永 理恵
[経歴]
国立東京医科歯科大学医学部を卒業後、同大学形成外科所属。
横須賀市立市民病院では美容レーザー外来の立ち上げを行う。
都内美容皮膚科勤務を経て、『医療の力でQOLを上げる』をコンセプトに、2010年逗子メディスタイルクリニックを歯科医の夫と開院。
自然・健康・美容のまち”逗子葉山”で、生活の一部としての美容医療を啓蒙している。
3人男子の育児にも奮闘中。
[所属学会]
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
[クリニック]
※「フォトフェイシャル®」および「Photofacial®」は株式会社日本ルミナスの登録商標です。