【医師監修】ケミカルピーリング、レーザー、内服薬。ニキビ治療それぞれの特徴をご紹介

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【医師監修】ケミカルピーリング、レーザー、内服薬。ニキビ治療それぞれの特徴をご紹介

生活習慣の乱れや肌の乾燥、食事の偏りなどでできるニキビ。顔にニキビがあると周りの目が気になるという方は多いのではないでしょうか。何をしても治らないと悩んでいるのであれば、美容外科やクリニックでの治療もおすすめです。

 

ただ、美容外科やクリニックで受けられるニキビ治療はたくさんあります。自分に合った方法がわからず、なかなか手を出せないという人もいるでしょう。本記事ではニキビ治療の方法や向いている人の特徴などを解説するので、ニキビ治療の参考にしてみてください。

ニキビの種類について解説|向いている治療法もご紹介

ニキビの種類について解説|向いている治療法もご紹介

まずはニキビの種類について解説します。代表的な悩みやよくある状態を3種類に分類し、それぞれに合った治療法についてもご紹介します。

初期段階のニキビ:白ニキビ

中心が白っぽくなっているニキビは初期段階のニキビです。毛穴に皮脂や老廃物が詰まっており、見た目は盛り上がっています。

 

ただ、初期段階のニキビなのでこのまま放置したり不衛生な状態で対処したりすると炎症を起こしてしまうことも。そうなると次の段階である赤ニキビに進んでしまうので、この段階で対処するようにしましょう。

 

白ニキビに適している美容治療は、レーザー治療、光治療、ピーリング、薬による治療とされています。

炎症を起こしているニキビ:赤ニキビ

赤ニキビは白ニキビが進行し、皮脂が毛穴に詰まることで炎症を起こして赤く腫れあがった状態のものです。赤ニキビから炎症がさらに進むと、膿んだり痛んだり、最悪の場合熱を持ったりする可能性もあります。ここまでニキビが進行してしまったら、なるべく早く適切な対処をするようにしましょう。

 

赤ニキビに適している美容治療、光治療、ピーリング、薬による治療とされています。

ニキビの炎症が治まった後:色素沈着やクレーター

ニキビの炎症が落ち着いた後、色素沈着や赤み、凸凹としたクレーターになる場合があります。症状には個人差がありますが、大きなニキビができたことや間違った対処をしたことが原因でニキビ跡につながる傾向にあります。

 

ニキビ跡の治療に最適な治療は、ピーリング治療光治療レーザー治療などが挙げられます。

ニキビの治療法について

ニキビの治療法について

ここからはニキビの治療法についてくわしく解説します。それぞれ治療の手順や方法、メリットなどが異なるので、自分に合ったものを選んでみてください。

レーザー治療

美容レーザーの光熱作用を利用して、メラニンや赤血球などにアプローチします。電気レーザーで切らずにしみやほくろを除去でき、痛みが少なく短い時間で施術できるものもあります。

 

悩みによってレーザーの種類は変わりますが、ニキビやニキビ跡はもちろん毛穴など肌の悩みに合わせて治療できるといえるでしょう。

光治療

特殊な波長をもつ光を肌にあてて、ニキビやシミ、そばかすなどの治療を行うのが光治療です。一般的に火傷のリスクが低くダウンタイムが短いといわれています。施術自体は15分程度で終わるものもあります。

 

また、美白効果も期待できるため、肌の透明感が欲しいという人にもおすすめの治療です。

ケミカルピーリング

治療したい箇所に専用の薬剤を塗り、肌のターンオーバーを促す治療法です。肌が生まれ変わり古い角質が除去され新しい角質が生成されることで、肌トラブルの改善が期待できます。

 

比較的低価格で施術を受けられることも多いので、繰り返し受けたい人やなるべく低価格で美容医療を受けたい人にもおすすめの方法です。

内服薬

レーザーや光など美容医療をする前に、内服薬だけで治療する方法もあります。肌に直接ダメージを与えないので、肌が弱い人や不安がある人でも安心しやすいでしょう。

 

ただ、炎症が進んだニキビの場合は内服薬だと治療に時間がかかることもあります。「とにかく早くニキビを治してきれいにしたい」と考えているのであれば、内服薬ではなくそのほかの美容医療をも利用した方がいいかもしれません。

まとめ

一口にニキビといっても種類が異なり、それに適した治療法もさまざまです。ニキビを効率的に治すのであれば、自分のニキビタイプや悩み、体肌質に合った治療法を選ぶのが重要です。

 

自分で判断するのが難しければ、まずはクリニックのカウンセリングに行ってみることをおすすめします。自分に合った方法で、ニキビを早くきれいに治しましょう。

監修医師プロフィール

監修医師プロフィール

今泉スキンクリニック 院長 今泉明子

 

[経歴]

聖マリアンナ医科大学卒業後、日本赤十字医療センターの皮膚科で皮膚科医としての経験を重ね、米・ニューヨークの大学で研究に従事。

帰国後、都内の皮膚科クリニック院長を経て、六本木駅そばに今泉スキンクリニックを開業。

ファーストクラスのホスピタリティとオーダーメイドの施術で、多くの人の「美しさ」を叶えている。

 

[保有資格・所属学会]

日本皮膚科学会
日本美容皮膚科学会
国際美容外科学会
日本小児皮膚科学会
日本皮膚アレルギー学会

 

[クリニック]

公式HPはコチラから

今泉スキンクリニック 角田麻衣子

 

[経歴]

富山大学医学部卒業、美容医療から総合病院での保険診療まで幅広く診療に従事。医師として、皮膚の疾患の治療だけでなく、見た目の美しさも追求している。

 

[クリニック]

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