テノールとサーマクールの違いは?どっちが良い?それぞれの効果を解説

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テノールとサーマクールの違いは?どっちが良い?それぞれの効果を解説

年齢とともに気になる肌のたるみ。どうにかしようとセルフケアをがんばってみたものの、なかなか改善されずに悩んでいる人も多いのでは?

 

そんな中注目を集めているのが、高周波系のたるみ治療「テノール」「サーマクール」です。どちらもたるみの解消や肌のハリ改善に効果的な美容医療ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

 

この記事では、「テノール」と「サーマクール」の特徴や期待できる効果について解説します。また、それぞれの違いについてもご紹介するので、たるみが気になる方はぜひ参考にしてみてください。

テノールとは?

テノールはAlma Lasers社の高周波機器で、サーモリバースとも呼ばれています。Thermo(熱による)+Rebirth(生まれ変わる)という名前の通り、熱の力によって肌を再生させ、肌の若々しさを取り戻す美容医療です。

 

40.68MHzの高周波で肌の深層部にじっくりと熱を加え、コラーゲンの生成や脂肪組織の燃焼を促すことで、肌を内側から引き締めてハリをよみがえらせます。

 

また、眠っている線維芽細胞を活性化させ、コラーゲンの再構築を促します。テノールは徐々に温度を上げていくので、施術中の痛みがほとんどないといわれています。

テノールの効果

テノールの効果

ここからは、テノールの効果についてくわしく解説します。

肌のハリがアップ

コラーゲンを生成する線維芽細胞は加齢とともに働きにくくなると考えられています。テノールを照射することで眠っている線維芽細胞が活性化し、コラーゲンの再生を促進。施術から1〜2ヶ月ほどでコラーゲンが再構築され、徐々に肌にハリが出てくる効果が期待できます。

 

テノールは、回数を重ねるごとにハリがアップするので、1回目から5回目までは2週間に一度のペースで治療を受けるのがおすすめです。

たるみの解消・小顔効果

テノールはメスや針を一切使わずにたるみ改善効果が得られるので、手術は抵抗があるという方も挑戦しやすい施術です。

 

私たちの皮膚は、大きく分けて表皮、真皮、脂肪組織の3層で構成されています。テノールはコラーゲン線維が多く含まれている真皮層に熱エネルギーを届けることで、コラーゲンを増殖させ、自然なリフトアップ効果が得られます。

デトックス効果・セルライト除去効果

肌にテノールを照射することで血流・リンパの流れを改善。代謝が上がり、デトックスや冷え性の軽減、むくみの改善などにも役立ちます。また、高周波による熱でマッサージをすることで、セルライト除去にも効果を発揮するといわれています。

サーマクールとは?

サーマクールとは、アメリカThermage社の開発した治療機器です。肌内部に6.78MHzの高周波エネルギーを照射することで、リフトアップ効果が期待できます。高い熱エネルギーを瞬時に肌の深層部まで届けて軽いやけどを起こし、コラーゲンの生成を促進。新たなコラーゲンが産生されることで肌のハリがアップし、たるみ解消につながります。

 

皮膚の下にある脂肪組織に作用し、深い部位の収縮やサイズダウンが期待できます。照射直後だけでなく、3~6か月たってもさらなるリフトアップ効果を発揮することがほとんどです。

サーマクールは顔のたるみ改善にだけでなく、太ももやお腹、背中など全身に施術できるのも特徴です。

サーマクールの効果

つづいては、サーマクールの効果についてご紹介します。

たるみの解消・小顔効果

最も効果を期待できるのが、たるみ解消や小顔です。施術直後から翌日にかけて、すっきりとしたフェイスラインや肌の引き締め効果を実感できるでしょう。また、その後3〜6か月にわたって肌の内部のコラーゲンを増産させるので、長期間小顔効果が持続するといわれています。

ニキビの改善

サーマクールを照射するとニキビの原因である「皮脂腺」が収縮するため、皮脂の分泌が抑制され、ニキビができにくくなります。また、肌の新陳代謝を活性化させる働きもあるため、毛穴の引き締め効果やニキビ跡の改善にも効果が期待できます。

肌のツヤやハリがアップ

サーマクールはたるみ改善だけでなく、美肌にも効果を発揮します。高周波の照射によって肌の内部のコラーゲンを増産させることで、ハリやツヤのある肌へと生まれ変わります。

テノールとサーマクールの違い

テノールとサーマクールの違い

同じ高周波治療機器である「テノール」と「サーマクール」ですが、周波数や振動数が異なるため効果に違いがあります。

 

テノールの周波数は40.68MHZ。ゆっくりと皮膚内部に熱を加えることで、眠っている線維芽細胞を活性化させ、コラーゲンの生成・増殖を促します。施術中はほんのり温かい程度で、痛みはほとんどありません。

 

一方、サーマクールの周波数は6.78MHz。瞬間的に皮膚の深部に熱を与えることで、たんぱく質を収縮させる施術であるため、顔全体を引き締めたい方に向いています。サーマクールは部位によっては痛みを伴うことがあります。

まとめ

顔のたるみ改善に効果的なテノールとサーマクールについて解説しました。どちらも高周波を利用した治療機器ですが、周波数の違いによって効果が異なります。

 

テノールは自然なリフトアップ効果を得たい方におすすめです。サーマクールは、一回の施術で高い小顔効果を実感できます。

 

それぞれの特徴や効果を知って、自分に合った治療方法を選びましょう。

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