あぶらとり紙がお肌に悪いってホント?オススメあぶらとり紙4選
日差しがジリジリと照り付ける、夏。
こんな時期に気になるのが、お顔の「皮脂」ですよね。
Tゾーンはテカテカ、ファンデはドロドロ…
そうなってしまう前に、しっかり対策をしましょう。
そこで大活躍するのが「脂取り紙」!
脂取り紙は、夏のテカリやメイク崩れを防いでくれるお役立ちアイテム。
うまく活用することで、
皮脂に負けないサラサラ肌を保つことができます。
とはいえ、
「脂取り紙ってお肌に良くないんじゃないの?」
「どれを選べばいいの?」
などなど、
脂取り紙って意外とわからないことが多いアイテムでもあります。
本日は、そんな脂取り紙について徹底解説していきたいと思います。
脂取り紙を使うのって良くない?
脂取り紙はテカテカのお肌も一瞬でサラサラにしてくれるので、
とっても便利ですよね
でも、こんな話を聞いたことありませんか?
「脂取り紙を使うと、余計に皮脂がでる。」
有名な話なので、耳にはさんだことがある方も多いかもしれませんね。
この話を聞いて、「脂取り紙を使うのをやめた」という方も多いかもしれません。
では、実際に脂取り紙を使うことで、皮脂が増えるのでしょうか?
答えは、ある意味「YES」です。
脂取り紙で皮脂をとりすぎて乾燥すると、なんとかお肌を潤そうと皮脂が過剰分泌されます。
しかし、これは使い方によって防ぐことができます。
「脂取り紙を使うのをやめなければいけない」というわけではないのです。
ティッシュを使ったほうが良い?
よく、「脂取り紙のかわりにティッシュを使ったほうが良い」
という意見も聞きますよね。
ティッシュなら皮脂を取りすぎないから、過剰分泌することもない。と。
しかし、この方法はあまりオススメできません。
そもそもティッシュのほうが「皮脂をとりすぎない」というのも本当なのかどうか怪しいところです。
ためしにテカリの気になる部分にティッシュを押し当ててみてください。
しっかりと皮脂が吸収されているのがわかると思います。
皮脂が取れているということは、
脂取り紙とおなじで、皮脂の分泌が促されるということ。
「ティッシュなら皮脂が過剰分泌されることはない」ということはありません。
そしてなにより、ティッシュには大きなデメリットがあります。
それは「化粧が崩れる」ということ。
脂取り紙はツルツルしているものが多いなか、
ティッシュの表面は「ザラザラ」していますよね。
このザラザラにより、脂だけでなくファンデなどのベースメイクも取れてしまいます。
ふだんすっぴんで過ごしている方ならまだしも、
お化粧をしている方にはティッシュを使った皮脂取りはおすすめできません。
過剰分泌しない!脂取り紙の使い方
では、どうすれば過剰分泌せずに脂取り紙を使うことができるのでしょうか?
それは、「保湿する」ということ。
脂取り紙を使うことで皮脂が過剰分泌されてしまうのは、
乾燥からお肌を守ろうとしているから。
しっかりと保湿してあげれば、お肌はわざわざ過剰分泌したりしません。
脂取り紙を使ったあとは、表皮の潤いをつかさどる「セラミド」がたっぷりと入った
化粧水や乳液で保湿してあげましょう。
すぐに潤してあげることで、皮脂の過剰分泌を防ぐことができます。
お化粧しているときは、手に薄く伸ばした化粧水や乳液を優しくハンドプレスしてのせましょう。
和紙?フィルム?脂取り紙の選び方
ここからは、おすすめの脂取り紙をご紹介していきたいと思いますが、
その前に、脂取り紙の「種類」についてご説明します。
脂取り紙の種類は大きく分けて2種類。
「和紙タイプ」と「フィルムタイプ」です。
それぞれに特徴があり、どちらが向いているかは人によって異なります。
和紙タイプ
和紙タイプの脂取り紙の特徴は、
フィルムタイプと比べて、比較的「皮脂の吸収力が弱め」であるといえます。
そのため、そこまでオイリーではない方に向いています。
フィルムタイプ
フィルムタイプの脂取り紙の特徴は、
和紙タイプと比べて、比較的「皮脂の吸収力が強め」であるといえます。
皮脂が多い方や、テカリやすい方に向いています。
また、素材がポリプロピレンでできており柔らかいため、
和紙の固い感触が苦手…という方にも脂取りフィルムがオススメです。
おすすめの脂取り紙ご紹介!
それでは、ここからおすすめの脂取り紙をご紹介していきたいと思います。
前半で「和紙タイプ」、後半で「フィルムタイプ」をご紹介しますので、
ご自分に向いているものを探してみてください。
おすすめ脂取り紙(1)くすみのもとになる皮脂もスッキリあぶら取り紙
※画像は公式サイトより引用
資生堂 / くすみのもとになる皮脂もスッキリあぶら取り紙
まず最初にご紹介するのは、
あの資生堂から発売されている「くすみのもとになる皮脂もスッキリあぶら取り紙」。
特徴的なネーミングでつい目を引いてしまう脂取り紙です。
白い和紙タイプの脂取り紙で、見た目はとてもシンプル。
大判サイズなので、
テカリやすい夏でも、これ1枚で顔全体のテカリをしっかりオフしてくれます。
さらに特筆すべきは、
「ハイドロキシアパタイト」というサラサラパウダーが配合されていること。
ハイドロキシアパタイトとは、人間の歯や骨にも含まれるカルシウムの一種。
そんなハイドロキシアパタイトにはある特徴があります。
それは、「必要な皮脂を残し、不要な皮脂は吸着する」ということ。
くすみや肌老化の原因となる「酸化した皮脂」はしっかりと取ってくれる一方、
お肌の潤いとなる「スクワラン」や「コレステロール」は残してくれます。
さらさらするけど潤いは残すので、皮脂の過剰分泌は抑えてくれるというすぐれもの。
化粧直しの際にこの脂取り紙をつかうととてもきれいに仕上がるので、おすすめですよ。
おすすめ脂取り紙(2)よーじや あぶらとり紙
※画像は公式サイトより引用
よーじや / あぶらとり紙
脂取り紙の元祖といえばコチラ!
京都生まれのよーじやのあぶら取り紙です。
コチラの商品が誕生したのは、なんと100年前の1920年代。
当時は、映画の役者さんの化粧直しのために発売されたものでした。
100年たった今でも、@cosmeで1位をとるほどの人気商品。
長年愛され続けるベストセラー商品です。
その人気の秘密は、「皮脂だけをとってくれる」ということ。
一般的な脂取り紙やティッシュで皮脂をオフすると、
どうしても多かれ少なかれメイクがよれてしまうもの。
よーじやのあぶらとり紙は、吸収力に優れており1枚で皮脂をしっかり取ってくれるのに、
メイクはまったくよれません。
また、皮脂だけをとってくれるので、乾燥しないのも嬉しいところです。
「一度使ったら他の脂取り紙は使えない!」
「しっかり油はとれるのにメイクが全然ヨレてない!」
など、口コミでも大好評。
どんなあぶら取り紙を使ってもダメだった…という方は、
100年の歴史が詰まったよーじやのあぶら取り紙を使ってみてはいかがですか?
脂取りフィルムおすすめ(1)オイルクリアフィルム
※画像は公式サイトより引用
白元 / オイルクリアフィルム オープン価格
さて、2点の和紙タイプの脂取り紙をご紹介しましたが、
ここからは脂取りフィルムについてご紹介したいと思います。
脂取りフィルムは和紙タイプと比較すると吸収力が強いため、
なかには乾燥を感じてしまう方もいらっしゃるかもれしませんね。
しかし、白元の「オイルクリアフィルム」は本当に優秀。
油分だけを選択的に取り除いてくれるので、お肌はぷるぷるのまま。
しっかり水分が残されているのが実感できます。
脂取りフィルムの皮脂の吸収力はやはり和紙のものよりも強いため、
オイリー肌さんにはとてもおすすめです。
脂取りフィルムおすすめ(2)汗も取れるオイルクリアフィルム
※画像は公式サイトより引用
白元 / 汗も取れるオイルクリアフィルム オープン価格
さて、白元からはもうひとつご紹介したい脂取りフィルムがあります。
こちらは、オイルクリアフィルムの同シリーズ商品、
「汗もとれるオイルクリアフィルム」です。
普通のオイルクリアフィルムは「水分を残してくれる」のが長所でしたが、
それは裏を返せば「汗はとれない」ということ。
一方、同シリーズの「汗も取れるオイルクリアフィルム」なら、
額から噴き出す汗もしっかり拭きとってくれるので、この季節にぴったり。
皮脂も汗も瞬時に吸収し、さらさらのお肌にしてくれます。
皮脂だけでなく汗もかきやすい、という方は、
こちらの脂取りフィルムを選ぶといかもしれません。
しかし、その反面潤いもとってしまいやすいというデメリットもありますので、
こちらの脂取りフィルムを使った後はしっかり保湿をしましょう。
まとめ
さて、今回は夏の必需品、脂取り紙についてご説明しました。
お目当ての脂取り紙はみつかりましたでしょうか?
脂取り紙は、うまく使えば
メイク直しが何倍にもきれいにしあがる魔法のアイテム。
今まで脂取り紙を敬遠していた方、
ためしに挑戦してみてはいかがでしょうか?
<参考URL>
・@cosme https://www.cosme.net/
・資生堂 https://www.shiseido.co.jp/
最終更新日: