【秋冬保湿】絶対に乾燥しない肌の秘けつは「3つの成分」?

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【秋冬保湿】絶対に乾燥しない肌の秘けつは「3つの成分」?

「いくら保湿しても足りない!」「お肌がパサパサ・・・」

 

そう、秋・冬のお悩みと言えば「乾燥」

季節が切り替わる10月頃を境に、空気中の湿度はガクッと下がります。

 

そろそろ夏のスキンケアだけでは足りなくなり、「化粧品の衣替え」をする方も多いのではないでしょうか?

 

とはいえ、秋・冬のスキンケアって本当に大変

クリームや美容液を重ねても時間が経つとどんどん蒸発して、まったくうるおいが保てない!

 

それはもしかしたら、スキンケア選びが間違っているのかも?

本日は、本当に乾かない秋冬スキンケアの選び方をご紹介します。

なんで塗っても乾燥するの?

夏と違い、秋や冬って本当にお肌が乾いてしまいますよね。

 

「保湿力の高いクリームを塗っても乾燥が止まらない」

「乾燥のせいで色むらや赤みが出る」

 

そんな方も多いのでは?

 

保湿ケアを怠っているわけではないのに乾燥してしまうという場合、「お肌が本当に欲している保湿成分」を与えられていないのかも?

今こそスキンケアを見直す良い機会かもしれません。

コラーゲンやヒアルロン酸だけではダメ?

でも、一体何が間違っているのでしょうか?

ちゃんと「保湿力が高い」スキンケアを使っているのに・・・。

 

保湿力が高いと言えば、「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」が有名ですよね。

 

最近は、

 

ベビーコラーゲン

生コラーゲン

スーパーヒアルロン酸

ナノヒアルロン酸

 

てな感じでコラーゲンやヒアルロン酸だけでも様々な種類があって、いかにも「潤いそう!」な感じがしますよね。

たしかに、コラーゲンやヒアルロン酸は水分を抱え込む力が強いため、保湿力に優れていることは事実です。

 

乾燥する季節には大いに役立ってくれるでしょう。

 

しかし、

「コラーゲンやヒアルロン酸を塗っておけば安心だわ~。」

なんていうのは、とんだ勘違い!

 

実際、コラーゲンやヒアルロン酸が入っているスキンケアを使っていても「乾燥する・・・」と感じた経験はありませんか?

お肌が本当に欲しているものは、もっと他にあるのかもしれません。

「天然の保湿クリーム」がキーワード

「天然の保湿クリーム」がキーワード

お肌というものは、自分で自分を潤す力を持っています。

「天然の保湿クリーム」をお肌の上に分泌して、紫外線や乾燥などのダメージから守っているのです。

 

お肌が自分で分泌した「天然保湿クリーム」は、究極のスキンケア。

 

保湿性に非常に優れていて、どんな高級美容液も敵いません。

そう、あのコラーゲンやヒアルロン酸をもしのぐ潤い成分なのです。

 

そんな魔法のようなうるおい成分の正体、一体なんなのか気になりますよね!

うるおい成分の構成要素は、大きく分けて3つです。

 

天然保湿因子(NMF)

 

細胞間脂質

 

皮脂膜

 

これらの材料が混ざって、天然の保湿クリームができています。

 

そしてスキンケアをするときは、これらの保湿成分を補うことが非常に重要。

お肌が本来持っている保湿成分を与えることでべたつくことなく自然になじみ、強力に保湿することができるのです。

 

とはいえ、構成要素の3種類、

「名前だけ聞いてもなんだかよくわからない・・・。」という方も多いかもしれませんね。

 

ここからは、お肌のうるおいのカギを担っている3つの構成要素について、詳しくご説明します。

お肌のうるおい要素(1)天然保湿因子(NMF)

まず挙げられるのは、「天然保湿因子(NMF:natural moisturizing factor)」と呼ばれるものです。

角質層の水分を保って、お肌を乾燥から守ってくれています。

 

天然保湿因子の主成分は、ズバリ「アミノ酸」

 

「セリン」「グリシン」「アラニン」「スレオニン」「アスパラギン酸」

といったさまざまなアミノ酸が混ざってできています。

 

天然保湿因子は水になじみやすい性質があるので、洗顔などをすると簡単に流れてしまいます。

お肌のうるおい要素(2)細胞間脂質

続いて挙げられるのは、「細胞間脂質」と呼ばれる保湿成分です。

細胞間脂質とは、その名の通り、「細胞と細胞の間を埋めている脂質」のこと。

 

この成分は本当に重要!

 

細胞のすき間をセメントのようにしっかりと埋めることで、水分が蒸発してしまうのを防いでくれます。

それにより、強力な保湿効果を期待することができるのです。

 

細胞間脂質が減ってしまうと、ちょっとした空気の乾燥でもお肌がカラカラに。

さらにお肌のバリア機能にも大きく関わっているので、敏感肌になっていまいます。

 

つまりこの細胞間脂質をしっかり補給することが、美肌の必須条件であると言えます。

 

そんな細胞間脂質の主成分は「セラミド」

スキンケア製品に配合されることが多いので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

 

ヒアルロン酸やコラーゲンよりも強力な保湿効果を持っているということで有名な成分です。

セラミドには、前述した「天然保湿因子」を安定させるはたらきもあります

お肌のうるおい要素(3)皮脂膜

最後に忘れてはいけないのが「皮脂膜」です。

 

うるおいを強力に保つためには、水分だけでなく、油分も大事。

化粧水のあとに乳液でフタをする・・・というのと同じ理論ですね。

 

肌の表面に均一な皮脂膜をコーティングすることで、天然保湿因子や細胞間脂質をしっかりと守ってくれます。

皮脂膜の主要成分は「脂肪酸」「ワックスエステル」「スクワラン」などの油分です。

 

こういった油分は、植物オイルなどに多く含まれています。

化粧品を選ぶ基準は「3要素を補えるかどうか」

このように、お肌が分泌している天然の保湿クリームは、3つの要素(「天然保湿因子」「細胞間脂質」「皮脂膜」)によって作られていることが分かりました。

うるおいを保つためには、これらの「3つの要素」を補うことが非常に重要です。

 

天然の保湿クリームと同じ成分をお肌に与えてあげることで、真の意味でお肌をうるおわせることができます。

ヒアルロン酸やコラーゲンは「+α(プラスアルファ)」。

 

まずは3つの要素を十分に補給し、うるおいの土台を整えることから始めましょう。

化粧品の選び方は?

とはいっても、どうすれば3つの要素が配合されている化粧品を探すことができるでしょうか?

 

ポイントは、「成分」を確認すること。

パッケージの裏には必ず全成分が記載されていますので、下記の成分が含まれているかどうか確認しましょう。

チェック成分(1)アミノ酸(天然保湿因子)

お肌のうるおいを保っている「天然保湿因子」は、アミノ酸でできているとお話ししました。

つまり、天然保湿因子を補うためには、アミノ酸配合のスキンケアを選ぶということです。

 

成分名としては、

 

「セリン」「グリシン」「アラニン」「スレオニン」「アスパラギン酸」

「バリン」「イソロイシン」「トレオニン」「ヒスチジン」「フェニルアラニン」

 

などが挙げられます。

 

これらのアミノ酸が複数配合されているものを選ぶのがおすすめです。

(それぞれはたらきが異なるため。)

チェック成分(2)セラミド(細胞間脂質)

細胞と細胞の間を埋めて水分の蒸発を防いでいる「細胞間脂質」を補うためには、「セラミド」が配合されている化粧品を選ぶようにしましょう。

 

成分名としては、次のように表記されています。

 

「セラミド1」「セラミド2」「セラミド3」「セラミド4」etc.

「セラミドEOP」「セラミドNG」「セラミドNP」「セラミドEOH」etc.

 

重要なポイントは、セラミドのあとに「1、2、3~」などの数字や「EOP、NG、NP~」といったアルファベットの文字列がついているかを確認すること。

 

こういった数字やアルファベットがついているセラミドは、

「ヒト型セラミド」と呼ばれており、人間のお肌に存在するセラミドと同じタイプのものなので、効果が高いのが特徴です。

 

複数種のセラミドが含まれているとなお良し、です。

チェック成分(3)植物オイル / スクワラン(皮脂膜)

そして忘れてはいけないのが「皮脂膜」

皮脂膜を補うのにぴったりな成分が「植物オイル」「スクワラン」です。

 

成分名としては「〇〇(植物名)オイル」「スクワラン」というように表記されています。

植物から摂れるオイルは、人間の皮脂を補うのに適しています。特におすすめなのは「ホホバオイル」

 

ホホバオイルは、皮脂膜に含まれる「ワックスエステル」を豊富に含んでいるため、「最も皮脂に近い油」と呼ばれています。

 

浸透力が非常に高いのが特徴で、

低刺激なのに保湿力はとても高いので、どんな方にでも向いているオイルであるといえます。

 

また、スクワランも忘れてはいけない素晴らしい成分。

オリーブやサメの肝などから抽出したオイル成分で、お肌にすっとなじんで保湿するだけでなく、

お肌を柔らかくする効果バリア機能を高める効果もあります。

 

これらの油分が含まれているスキンケアを使うことで、皮脂膜が補われてうるおいが格段にアップします。

ぜんぶ配合されていなくても大丈夫

これら全部が配合されているスキンケアというのは、なかなか見つからないかもしれません。

そんなときは、ひとつの化粧品でまかなおうとしなくても大丈夫です。

 

たとえば、

 

化粧水は「アミノ酸配合」のものを、

乳液は「セラミド配合」のものを、

クリームは「スクワラン配合」のものを、

 

とすることで、必要な3要素をすべて網羅することができます。

まとめ

夏はヒアルロン酸やコラーゲンでなんとかなるかもしれませんが、秋・冬の肌はごまかしが利きません。

 

空気中の水分が格段に減少する秋・冬は、うるおいの土台を整えることが非常に重要。

 

「天然保湿因子」「細胞間脂質」「皮脂膜」という3つのキーワードで、どんな乾燥にも負けない最強のうるうる肌を手に入れましょう!

 

<参考URL>

・ワルメン☆ビューティストTAKAO https://ameblo.jp/beauty-kunsi/entry-11343992736.html

・MINON https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_minon/trouble/01.html

・カメヤマドウ ハツツバキ http://www.tubakiabura.com/oreinsan/index.html

・Nippon Olive https://www.nippon-olive.co.jp

 

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