【専門家監修】今すぐできる!ボディエイジング(身体の加齢)を食い止める方法とは
冬は肌の露出も少なく、自分の体型を意識する機会も少なくっているという方も多いのではないでしょうか?
「若いころはちょっと太ってもすぐ戻せたのに、最近はなかなか戻らない…」
「ノーブラで過ごすことも多かったけど、最近はバストのたるみが気になる…」
「ふと、後ろ姿を見たらお尻が下がっててビックリ…」
…などなど。
ボディエイジング(身体の加齢)が進んでいると感じる機会も多くなってきたのではないでしょうか?
そこで今回は、エステサロンを経営し、モデルやコンテストファイナリストからも支持を受けている専門医監修のもと、「ボディエイジング」を食い止めるための今すぐできるケア方法をご紹介していきたいと思います。
スパイラルエイジング
女性は加齢やホルモンの変化によって、徐々に身体に変化が現れます。
よく、お肌の曲がり角は30歳とか耳にしますよね?
これも加齢やホルモンの変化による体の変化のひとつです。
これらの変化には一定の法則があるといわれています。
それが「スパイラルエイジング」です。
このスパイラルエイジングの起こる時期を知っておくことで、自分の身体の変化に合わせた一歩先のケアができるようになります。
スパイラルポイント①16~18歳
第二次性徴を経て、大人の身体つきに変化し始めるこの年代。
体重の増加などを気にして、この時期にダイエットを始める人も多いですが、大人の女性の身体の近づくために誰しもが通る道になります。
スパイラルポイント②24~26歳
高校時代から変化してきた身体が、女性らしい丸みを帯びたシルエットになります。
しかしその一方で、徐々に余分な皮下脂肪などもつきやすくなり、体型の変化が見られます。
スパイラルポイント③37~39歳
急激な体重増加がみられるようになり、体型の変化が激しくなるので注意が必要です。
またその後、下半身よりも上半身のボリュームが目立つようになっていきます。
このように身体の変化の分岐点となる「スパイラルポイント」を経て、身体はどんどん変化していきます。
スパイラルポイント①は、成長の過程であり、大人の女性の身体になるために機能を成熟させる期間でもあるので、身体に負荷のかかる無理なダイエットは禁物です。
しかし、スパイラルポイント②や③を経たあとの身体の変化は自分でコントロールしていく必要があります。
実は、このボディエイジングで変化した身体はなかなか元には戻らないのです。。。
バストエイジング
スパイラルエイジングの中でも、特に変化の大きい「バスト」について解説いたします。
若いときはハリのあったバストが、だんだん上部のボリュームが落ちたり、外に流れるような形になっていき、この「バストエイジング」は一度始まると前の状態に戻ることがないのです。。。
そのため、バストエイジングが進行しないように、その要因を理解してケアをしていくことが大切です!
バストエイジングは以下のようなSTEPで変化していきます。
【STEP1】丸い形で垂れていない。ハリがある。
【STEP2】鎖骨のすぐ下、上部のボリュームが少なくなる。
【STEP3】バストがたるみ、乳頭が下向きになる。
【STEP4】バスと全体が外に流れ、下がっていく。
ちなみに、50代の女性の半数が【STEP4】の段階まできており、残りの半数は【STEP3】という調査結果からも、バストエイジングに対する意識が肌のエイジングに比べて著しく低いと言えます。
バストエイジングの理由
バストが加齢によって変化してしまうのには主に3つの理由があります。
1、加齢によるホルモンバランスの変化
乳腺と脂肪のバランスが変化し、脂肪の割合が多くなるため、バスト全体のハリが失われ、元の形を保つのが難しくなる。
2、クーパー靭帯が伸びる
バストにかかる重力や揺れなどの刺激によって、クーパー靭帯にストレスがかかり、一度伸びたクーパー靭帯は伸びたあと元に戻すことが難しい。
3、皮膚の弾力性・柔軟性が低下
皮膚が老化することで弾力性や柔軟性が低下し、バストを支えることが難しくなる。
以上の3つの要因によって、バストの形が変化してしまうのです。
1つ目と3つ目は加齢や女性ホルモンによるお肌の変化ではありますが、2つ目は普段から意識するだけで改善することができます。