【最新版】おすすめの習い事って⁉子供の人気習い事ランキング付き!
昨年は、ラグビーワールドカップやワールドカップバレーボールなどが開催され、来年には東京オリンピックが日本で開催されるなど、たくさんのスポーツが注目を集めています。
そんな中、活躍した選手のインタビューを聞いていると、幼いころの経験や体験が今の自分につながったという人が意外と多いんです。
また、ずっとその競技だけをやり続けたわけではなく、たくさんの競技をするうちに自分に合う1つを見つけたということも珍しくありません。
例えば、世界でも活躍する二刀流の投手である大谷翔平選手は、幼稚園から小学校4年生まで水泳を習っており、本格的に野球を始めたのは小学3年生の時だったとか。
また、世界でも活躍するテニス選手の錦織圭選手は、水泳、サッカー、野球やピアノ、英会話など「子供が好きならやらせる」ということで様々なスポーツを経験したといいます。
他にも、澤穂希選手や本田圭佑選手、藤浪晋太郎選手、前田健太選手、杉山愛選手、荒川静香選手も多数の習い事を経験したうえで、現競技のアスリートになっています。
でも、実際に子供に習い事をさせるとなると、どんなものがいいのか悩んでしまいますよね。
子供にやりたいかどうか聞いても、やってみないとわからないし、友達が行くならやるという何とも不純な動機になってしまうことも…
そこで、今回は子供に人気の習い事と知っておきたい子供の運動発達について、詳しく見ていきましょう!
子供の習い事は何歳から?
そもそも、子供の習い事は何歳くらいから始めるのがいいのでしょうか?
子供成長スピードは非常に早く、1年間でぐっと身長が伸びたり、体力がつくようになったりします。
そんな成長期だからこそ、体の器官や神経が柔軟なうちに一生ものになるような感覚を身につけることができます。
アメリカの学者・スキャモンが発表した「スキャモンの発育曲線」では、子供発達を以下の4つの型に分けて表しています。
(全身の外形、呼吸器、消化器、腎臓、心臓、脾臓、呼吸器、筋全体、骨、血液など)
(脳、脊髄、視覚器、頭径など)
(睾丸・副睾丸、卵巣・子宮、前立腺など)
(胸腺、リンパ節、間質性リンパ組織など)
この中で運動に最も関わってくるのが神経系です。
神経系はスキャモンの発育曲線によると、12歳でほぼ完成しています。
そのため神経が発達し、形成されるまでの4~12歳の間までに神経に刺激を与えることで、運動能力を向上させることができます。
また、この神経系は一度できると消えることは滅多になく、幼少期の経験が大人になっても残っています。そのため、世界で活躍するアスリート選手が幼少期に様々なスポーツをしていた経験がのちに生きてくることがあるのです。
中でも、「ゴールデンエイジ」と呼ばれる、9~12歳の大脳の可塑性(一度特定の機能を獲得した神経細胞がほかの機能を獲得する性質)が比較的高く、動作習得の条件もピークに達する時期は、どんどん技術や感覚を身につけていきます。
そのため、この時期に習い事などを通して、さまざまなスポーツを経験しておくと良いと考えられます。
実際にアスリート選手の多くが、このゴールデンエイジの時期に様々なスポーツを行っており、その経験が今の活躍に結びついている可能性が高いです。
また、12歳の小学6年生までの間は、部活や受験勉強が本格的に始まる時期ではない場合が多いので、比較的習い事に時間を割きやすい環境でもあります。
家に帰ってから、友達と遊ぶのも立派な成長過程の1つですが、その中に習い事を少し入れることで将来の活躍の幅を広げられるかもしれません。
習い事と子供成長
先ほど、子供の運動能力の成長に習い事が大きな影響を及ぼすと紹介しました。
運動能力の向上の中には、骨の成長や筋肉の発達、体力の向上、心肺機能の強化といった成長もあり、徐々に体もしっかりとしてきます。
しかし、それ以外にも習い事で身につけることのできるものがあります。
それが心の成長です。
勇気
自信
行動力
習い事をしていくうえで、子供たちはチャレンジしていくことなります。
今までできなかったものに挑戦することで成長していきます。
この勇気は、習い事だけではなく、これからさまざまなことをしていくうえで役立ちます。
また、その勇気をもってチャレンジしたことで、成功すると自信がつきます。この成功体験が、新たなステップへ導いていきます。
そしてチームで優勝を目指すにも、自分で成長するためにも、自分で考えて動くことが求められます。
この行動力が自立にもつながっていきます。
このように、習い事を通して心身共に成長するきっかけにもなるのです。
人気の習い事
習い事といっても、さまざまなものがありますが…
一体どの習い事が人気なのでしょうか?
1番人気の習い事は水泳です。
そのメリットはいくつかあります。
水泳は関節などに負担をかけずに全身を動かすことができるので、成長期の子供でも安心してできるスポーツです。
また、心肺機能が向上するため、他の競技をする際にも役立ちます。
他に、始めた理由として挙げられていたのが、水への恐怖心の克服と大人になっても使えるということでした。
水泳のテクニック・身体制御の仕方の記憶は小脳にずっと保管され、大人になってから海でもプールでも楽しめます。
学校の宿題が増えたり、教科書が重くなったりして、昔よりも多くの勉強量が求められるため、学習塾を利用して勉強している子供たちも多いようです。
また、学校では授業のスピードが速く、あまり理解できなかったところも、塾の先生に教わることで理解できたりします。
わからないところをそのままにせず、理解を深めるためにも必要な習い事かもしれません。
また、幼いうちに勉強する習慣をつけておくと、学年が上がっても活かすことができます。
学校の音楽の授業では鍵盤ハーモニカやリコーダーを演奏しますし、体育の授業ではダンスをすることもあります。
この音感やリズム感を身につけるのは子供のうちがチャンスです。
ほかにも、ピアノの発表会などで大勢の人の前で演奏するという経験ができるので、プレッシャーにも強くなります。
また、手も足も器用に動かすことが求められるので、脳の機能を満遍なく活性化させる効果もあります。
小学生でも授業のカリキュラムとして、本格的に取り入れられている英語。
大人になってから新たな言語を習得するのには多くの時間がかかりますが、子供のうちは吸収しやすいといいます。
ネイティブスピーカーの発音を聞き取ることのできる英語耳や、英語の意味を訳すのではなく、理解する英語脳は10歳前後までに作りやすいといわれています。身近に英語がある環境というだけでも、大人になってからの英語も体に入ってきやすくなるかもしれません。
子供の習い事の選び方
これまで子供の成長や習い事について見てきましたが、いかがだったでしょうか?
人気の習い事や幼少期に習い事が大切だということはわかりましたが、肝心な習い事の選び方がよくわかりませんよね。
そこで、子供の習い事を選ぶうえでのポイントをまとめてみました。
子供がやりたいと思うもの
少しずつから始める
指導者を選ぶ
まずは、子供がやりたいと思うことが重要です。
しかし、はじめからやりたいと思うかどうかの判断は難しいです。
そのため、はじめは体験や見学に行ったりして様子を見たり、始めてみるといいでしょう。
実際にやっていくうちに、子供自身がどう思っているのかを聞いたり、親の目線で観察したり、先生や友達から習い事の時の様子を聞くことで、子供が本乙にやりたいことをできているのか同化を判断する基準にすることができます。
まずは、始めてみてそこから選んでいくことで、子供が夢中になれる習い事に出会えるかもしれません。
次に、少しずつその子のペースで始めていくことが大切です。
いきなり週に何回も通ってしまうと、習い事が逆効果になってしまう可能性もあります。
心身共に余裕をもって習い事を楽しむためにも、少しずつ習い事を増やしたり、練習時間を増やしたりしていきましょう。
最後に、指導者も大切ということです。
子供と指導者が合わないなと感じたら、その習い事自体をあきらめるのではなく、教室を変えてみるも一つの手段です。
子供たち1人1人に個性があり、性格や技術も異なっている中で、指導者とコミュニケーションをとりながら成長していくのは大変なことです。
子供の可能性を引き出してくれる指導者を選ぶことや、指導者に直接相談することは必要なことだといえます。
ぜひ、参考にしてみてください!