こんなに違う！男女それぞれが思う「浮気」とは
パートナーの「浮気」に悩んだことのある人は、日本中、世界中に多くいるのではないでしょうか。よくテレビでも、他国での浮気を巡った泥沼の争いの一部始終を捉えた映像が放送されているのを見ますが、浮気をすることへの言い表しようのない怒りは万国共通なのだなぁ、と、英語やその他外国語でのパートナーへの罵声、怒声を聞くたびにしみじみ痛感します。
日本でも泥沼不倫などの報道が常にワイドショーの番組で流れていますね。これも「きっと浮気をされた人数が全国に一定数いるであろう、そしてこのワイドショーのネタに共感をして、怒りの感情や、何かしらの反応をするだろう」という番組制作側の、視聴率獲得のための画策があるから、こんなにも他人の不倫現場の状況などをこと細かく観させられるのだろう、と憶測しつつも、それでもやっぱり気になってついつい観てしまう。というのが、浮気ネタなのではないでしょうか。
浮気されたことがある人は思い出すでしょうし、本心では観たくなくてもついつい観てしまう。そして浮気されたことがない人も、「いつかそんな日が訪れてしまうのではないか、今はどうなのか…」という恐怖心のため見てしまう。そして”浮気したことがある人”、”現在進行形で浮気をしている人”は…はたして心苦しいのか、これからの自分の状況を考えて怯えるのか、きっと心地よいものではないでしょうね。
それでも、どうでもいいことだとわかっていても、皆の心にひっかかってしまうこととして”浮気”を上回る話題はなかなかないのではないでしょうか。
どうして人は浮気をするのか、いったいどこからが浮気だと思うのか、そしてどんな浮気をされたら嫌なのか、男女間で大きく差があるようです。以下の通りまとめてみました。
男女別、どこからが浮気？
都内在住の20〜30代の男女234人に「どこからが浮気だと思いますか？」と調査を実施したところ、このような結果だったそうです。
＜男性＞
5位 「ハグをする」34.2％
4位 「旅行をする」36.8％
3位 「手をつなぐ」42.7％
2位 「キスをする」53％
1位 「身体の関係を持つ」62.4％
＜女性＞
5位 「テーマパークや遊園地などへ行く」54.7％
4位 「手をつなぐ」61.5％
3位 「旅行をする」63.2％
2位 「キスをする」67.5％
1位 「身体の関係を持つ」80.7%
<参考>
https://cancam.jp/archives/504868
このデータから、男女間の浮気と認識することへのハードルの高さが全く違うことが読み取れますね。男性は、たとえ体の関係を持ったとしても、38％ほどの人にとっては浮気とは認定していないという結果とのことです。女性の筆者からするとかなり驚きの数字です。
おそらく、男女における「付き合う」ということへの価値観、重みが根本的に違うからでしょう。女性にとっては特別感のあるものであっても、それが必ずしも男性にとってはそうではないという価値観の違いが、カップル間の “浮気なのか、浮気じゃないのか問題“が勃発する主たる原因なのではないでしょうか。
男女間でここまで意識が違うということがわかったところで、カップルや夫婦間で不要な喧嘩を未然に防ぐために必要なことは、「お互いどこまでされたら嫌なのかを確認しておくこと」でしょう。これも個人差があり、相手がどこで何をしていようが全然気にしない人もいれば、一緒の空間に異性がいることを考えただけでイライラしてしまうタイプの人もいます。なので、相手がどこから嫌な気持ちになるのかということを事前にお互い擦り合わせをしておくことが良いでしょう。
男性は遊び 女性は本気
これもよく言われていることですが、男性にとって浮気は「遊び」で、帰ってくる場所があるから安心して浮気をするということです。それにくらべて、女性は新しい彼を求めて「本気」の付き合いに発展するパターンが多いとのことです。
男女でどうしてこのような差が生まれるのでしょうか。それは、男女それぞれの人間としての本能が働いているからと言われています。
女性は浮気に心の隙間を埋める精神的な満足感を求めており、 体の関係はあまり重要視してない。女性の浮気は本命からの乗り換え、 遊びから本気へと気持ちが変化しやすいのが特徴です。
ただ女性の本来持つ雌の本能として、より有能な遺伝子を持つ雄と結ばれたいというものがあるので、彼氏や夫と関係がうまくいっていないとき、何かしらこの先の不安を感じさせられると、自分のことをもっと幸せにしてくれる人を自然と求めてしまうということなのです。
これに対して男性は、 性的な欲求を満たすことが第一であり、本命の彼女や妻とは 違う遊び目的、体目当ての割り切った大人の関係として付き合っていることが特徴です。
男性が浮気をするのは、第一に子孫繁栄の本能で、 男性はできるだけ多くの女性に自分の遺伝子をばら撒きたいと無意識に思っているため、目の前に好みのタイプの可愛い女の子がいるとすぐに仲良くなりたいと思い、近づこうとしたり関係を持とうと試みてしまう。理性をもって浮気はいけない、とその本能を貫ける男性であればどんな誘惑にも勝てるのかもしれないのですが、もともと浮気性の男性である場合や、お酒の席で酔っ払った勢いや、パートナーとの不仲関係、疲れやストレスが後押ししてしまうと、浮気への一歩を踏み出してしまうかもしれません。本能的にはそういうものなので、ただそれをいかに人間らしく理性で抑えきれるか、ということなのです。
最終更新日：
