DECORTÉ(コスメデコルテ)の『サンシェルターマルチプロテクショントーンアップCC』を正直レビュー!
1年を通して対策が必要な紫外線ですが、特に気になるのがこれから来る夏の強い日差し。
汗で崩れるのは嫌だけど、しっかり肌を覆ってくれるものがいい…。できればカバー力もあって、トーンアップも…。
そんなわがままを叶えてくれそうなのが、DECORTÉ(コスメデコルテ)の『サンシェルター マルチプロテクショントーンアップCC』。
ノーファンデメイクにも使える!と支持されているようですが、実際のところはどうなのでしょうか?
今回はラベンダーローズを購入し、実際に使ってみた感想をご紹介します。
筆者が普段使用している他の下地とも比較してレビューしますので、参考にしてみてくださいね。
INDEX
サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCCってどんな下地?
SPF50+/PA++++となっていて、紫外線だけでなく乾燥からも守ってくれるCCクリーム。
花粉などの大気に舞う微粒子・環境ストレス因子もブロックしてくれるうえ、みずみずしくひっかかりのない付け心地が特徴になっています。
みずみずしく広がりやすい使用感の秘密は水膜のヴェール(イーブンウォーターヴェール テクノロジー)で、長時間付けていても心地よさが続く点も支持されている理由のようです。
カラーは「01 ライトベージュ」「02 ベージュ」「10 ラベンダーローズ」の3つ。
他にもサンシェルターシリーズには、カラーのない「マルチ プロテクション エクストリーム コンフォート」「マルチ プロテクション コンフォート」「マルチ プロテクション ベリーウォーターレジスタント」の3商品も展開されています。
サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCCの使用方法
まずは肌を化粧水で整えたあと、指先にパール大ほどの量をとります。
使用量が少ない場合、紫外線防止効果が十分に得られないため注意が必要です。
少しずつ「ひたい・両頬・鼻・顎」に置いたら、顔全体に塗り伸ばします。
ファンデーションを上から重ねない場合や、汗をかいたあとには、こまめな塗り直しが推奨されているようです。
水で落ちるタイプではないため、落とす際にはクレンジング料が必要になります。
サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCCのポイント
ここでは、公式サイトにも記載されているサンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCCの特徴やポイントをご紹介します。
しっとり、心地の良いなめらかなうるおい
素肌にうるおいを与える効果のある、ハイドロステイフィラーが配合されているのが一つ目のポイント。
うるおいを与えた上で乾燥から守り、しっとりとしたなめらかな肌を保ってくれます。
そのため、夏だけでなく乾燥の気になる季節にも安心して使えそうです。
肌の上をなめらかに滑り、ひっかかりなく心地よく広げられるのも特徴的。
素肌をトーンアップ&ナチュラルカバー
素肌感を残しつつ、透明感を演出しトーンアップを叶えてくれるところもポイント。
ソフトフォーカス効果で毛穴や気になる凹凸をカバーし、シミや赤みなどの色ムラも自然にカバーしてくれます。
厚塗り感もなく、まるで素肌そのものからうるおいが滲み出ているようなツヤ肌に仕上げてくれるというのが嬉しいですね。
こだわりの美容成分
うるおいの秘密には、こだわりの4つの美容成分が関係しています。
まず、地中海では食用にもされているという、保湿効果のある「ゼニアオイエキス」を配合。
乾燥をはじめとした環境ストレスを徹底ブロックしてくれます。
また、「ライチ種子エキス」はエイジングケアも叶え、「アロエベラ葉エキス」はハリのある明るい肌に導きます。
他にも、一般的にハーブとして活用されている「ローズマリー葉エキス」もみずみずしい肌の手助けをしてくれるようです。
サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCCの口コミ
公式サイトの口コミを確認してみると、「ノーファンデ生活を送ってます」といったレビューも見られ、これを塗るだけでノーファンデでも気にならないほどのカバー力があるとのこと。
できるだけ厚塗りせずに乗り越えたい夏や、メイクが崩れやすいマスク生活ではぴったりかもしれません。
他にも「ツヤも出るし、くすみも飛ぶし、SPF50なので安心」といった声もあり、紫外線対策効果だけでなく、ツヤ肌・美肌に見せてくれるというのも本当のよう。
下地ジプシーの方もついに終止符を打てるかも…?
一方、一部の方からはトーンアップ効果が強いことから「白浮きするかも」といった意見もあるようでした。
カラーにもよると思いますが、今回購入したラベンダーローズでもそういったレビューが見られたため、確認が必要そうですね。
サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCCの実力はいかに!正直レビュー
ここでは、サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCCのラベンダーローズを実際に使ってみた感想をご紹介します。
口コミに書かれていた内容も検証していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
どこで買える?購入方法
実店舗でも置かれているようですが、今回は公式のホームページから購入しました。
送料がかからず、発送も早かったのがとてもありがたかったです。
段ボールを開けると緩衝材の中に包まれるように入っていて、高級感があります。
出してみると…?
「ラベンダーローズ」の名前の通り、ほんの少しピンクの入ったようなラベンダーカラー。
想像よりこっくりとした感触で、「すごくみずみずしい!」とは感じませんでした。
ですが、実際に肌に伸ばしてみるとひっかかりやもたつきが少なく、「よく伸びるのにしっかりカバーしてくれる」というのがよくわかります。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、こちらが付ける前で
こちらが塗り伸ばしたあと。
赤みや毛穴の凹凸がカバーされ、キメも整ったように見えました。
ほどよくトーンアップされていて、塗り伸ばしたあとの肌触りも心地の良いなめらかさ。
顔に塗ってみると、かすかにハーバルグリーンフローラルの香りがするのもポイント。
邪魔をしない程度に、テンションの上がるような高級感のある香りです。
白浮きはする?
どちらかというと色白の筆者ですが、とくに白浮きしたようには見えませんでした。
大量に塗ったり、ムラができたりすると白浮きする可能性はありますが、適量をまんべんなく塗り伸ばせば心配はなさそうです。
トーンアップ効果は?
白浮きはしないものの、ほどよくトーンアップ効果を感じました。
全体的に一段階明るくなるイメージなのですが、「白すぎ!」というわけではないため、上から塗るコンシーラーやファンデーションの邪魔にもなりません。
首まで塗り伸ばしても、違和感はありませんでした。
カバー力は?
個人的に一番驚いたのが、カバー力。
これまでもさまざまな下地を使用してきましたが、いくら「ノーファンデでOK」といっても、付け心地の軽さなどと天秤にかけるとあまり良い商品に出会ったことがありませんでした。
しかしこちらのCCクリームは、するっと軽い付け心地なのに、気になるそばかすや頬の毛穴がかなりカバーされたように思います。
流石にコンシーラーやファンデーションを塗り重ねたあとと比べるとカバー力は見劣りしますが、ちょっとしたお出かけの際などにはこれで十分かも…と感じました。
ベタつきや崩れやすさはある?
特に夏になるとTゾーンがベタつき・テカリやすい混合肌の筆者。
付けた直後はベタつきというより全体的に「しっとり」という印象でしたが、長時間外を歩くとやはりTゾーンは少しベタついてきました。
汚く崩れるということはありませんでしたが、もともとベタつきやすいタイプの方や、汗をかくような日にはパウダーを重ねるのが良いかもしれません。
他の下地と比べると…?
筆者が以前使用していたALLIEの「クロノビューティ カラーチューニングUV サニーアプリコット」と、以前の記事でご紹介した「エトヴォスミネラルUVアクアセラム ナチュラルピンク」と比べて伸ばしてみます。
白浮きを恐れてこれまでピンク系の下地を使用することが多かった筆者ですが、今回ラベンダー系を使ってみて「結構合うかも…」と発見することができました。
SPFは、ALLIEとコスメデコルテがどちらもSPF50+/PA++++、エトヴォスはSPF35/PA+++となっています。
紫外線対策で選ぶならALLIEかコスメデコルテですが、「うるおい」や「軽さ」「ツヤ感」という点でいうとエトヴォスが断トツ。
夏には少し心もとないエトヴォスですが、乾燥が気になる季節には使いたいところ。
また、カバー力やトーンアップ効果でいうとコスメデコルテがかなり強いように思いました。
「ノーファンデで歩きたい」という日には、コスメデコルテを手にとることが多くなりそう。
ALLIEは他の2点に比べてベタつきが少なく感じるため、テカリやすい方は相性が良いかもしれません。
それぞれにメリット・デメリットを感じたため、季節によっての使い分けや混ぜて使ってみることも考えてみようかなと思います。
他にも、パウダー・ファンデーション・コンシーラーとの相性で使い心地が変わってきそうですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回はDECORTÉ(コスメデコルテ)の『サンシェルターマルチプロテクショントーンアップCC』の商品詳細や、実際に使ってみた印象についてご紹介しました。
紫外線対策だけでなく、うるおいを保ち、カバー力も十分な下地として今後も使っていきたいなと思いました。
今年の夏も汗×マスクと戦うことを考えると、ノーファンデでも出歩ける下地は強い味方になりそうです。
今回のレビューはあくまで筆者個人のものとなるため、ぜひ実際にテスター等でご自身の肌と合うか試してみてくださいね。