中性脂肪を減らす難消化性デキストリンの効果と摂取方法

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中性脂肪を減らす難消化性デキストリンの効果と摂取方法

中性脂肪が高いと、健康に悪影響を与えるのではないかと心配になりますよね…。

 

中性脂肪を減らすための対策として、バランスの良い食事や適度な運動は言うまでもありませんが、ここ最近注目されている『難消化性デキストリン』という成分も中性脂肪を減らす助けになると言われています。

 

そこで今回は、中性脂肪を減らす効果が期待できるという『難消化性デキストリン』に注目し、その効果摂取方法について日本サプリメント協会理事長である後藤典子さんに解説していただきました。

難消化性デキストリンとは?

難消化性デキストリンとは?

難消化性デキストリンとは、とうもろこしやじゃがいもなどのでんぷんを分解してできたものです。

飲料や食品に溶かして混ぜることができ、主にスポーツドリンクや栄養補助食品、ダイエット食品などに使用されています。

難消化性デキストリンの効果

難消化性デキストリンには、以下のような効果があります。

1. 食後の血糖値上昇を抑える

難消化性デキストリンは、食前に摂取すると糖分の吸収スピードを遅らせ、食後血糖値の上昇を抑えることができます。

食後の急激な血糖値上昇は、中性脂肪やコレステロールの増加につながりますが、難消化性デキストリンの摂取によって、そのリスクを軽減することに期待ができます。

2. 脂肪の吸収スピードを遅らせる

難消化性デキストリンは、脂肪の吸収スピードを遅らせる効果があります。

食事中に摂取することで、脂肪の吸収が緩やかになり、体内に蓄積される脂肪量を減らすことが期待できます。

3. 整腸作用

難消化性デキストリンには整腸作用があるため、腸内環境を整えることができます。

腸内環境が整うことで、脂肪の吸収量を減らし、中性脂肪を減らす効果が期待できます。

難消化性デキストリンの摂取方法と選び方

難消化性デキストリンの摂取方法と選び方

難消化性デキストリンは、飲料やスムージーに混ぜたり、パンやお菓子の材料として使用できます。

水に溶かして、食前に飲むのも効果的です。適量は、一日あたり5〜10g程度とされています。

 

原材料については、米国FDA(食品医療品局)において安全な食品素材であることが認められているほか、特定保健用食品の関与成分として消費者庁長官に許可されています。

 

また、最近ではα-シクロデキストリンという成分が注目を浴びており、減量効果においてはより効果があるとされています。

中性脂肪を減らすには漢方もおすすめ

中性脂肪を減らすには漢方もおすすめ

「中性脂肪を減らしたいのに、なにをしてもうまくいかない…」という方には、漢方薬もおすすめです。

 

中性脂肪が増えてしまう原因には、食べ過ぎやアルコールの飲みすぎが考えられます。

さらに、運動不足や年齢による筋力の衰え、食生活の乱れ、ストレスなども影響します。

 

漢方薬は体質の改善を得意としているため、中性脂肪が増えにくいカラダを目指すことができます。

 

中性脂肪を減らすには、

 

・脂肪燃焼をサポートする

・脂肪の吸収を抑える

・脂質代謝を改善する

・余分な脂肪を便といっしょに排出する

 

といった働きのある漢方薬を選び、根本改善を目指します。

 

また、漢方薬は血流を整えて加齢とともに低下しやすくなる基礎代謝の改善を目指すだけでなく、自律神経を整えてストレス過食を防ぐことでダイエットをサポートしてくれます。

 

漢方薬は毎日飲むだけなので、健康的な食生活や運動習慣を続けるのが難しい方でも無理なく続けやすいでしょう。

 

<中性脂肪が気になる人におすすめの漢方薬>

 

●防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

 

脂肪代謝機能を改善し、おなか周りの脂肪の分解・燃焼に働きかけます。

便秘気味で、おなか周りの脂肪が気になる方に。

 

●大柴胡湯(だいさいことう)

 

肝の働きを良くして脂質代謝を改善します。

ストレスによる過食やイライラのある方に。

 

自分の状態や体質に合っているかどうかが、漢方薬を選ぶときの重要なポイントとなります。

体質に合っていないと、効果を感じられなかったり、場合によっては副作用が生じたりすることもあります。

 

そこで、自分に合う漢方薬について相談してみたいという方には『あんしん漢方』のようなサービスがおすすめです。

これは漢方のプロにオンラインで個別相談ができ、その人に効く漢方を見極めて、自宅まで郵送してくれるという忙しい方でも安心して利用できる便利なサービスです。

まとめ

いかがでしたか?

難消化性デキストリンは、正しく摂取することで中性脂肪を減らす効果が期待できます。

 

ぜひあなたも難消化性デキストリンを生活に取り入れ、健康なカラダを維持していきましょう!

 

<この記事を書いた人>

まとめ

医療・健康ジャーナリスト

後藤 典子(ごとう のりこ)

 

一般社団法人「日本サプリメント協会」理事長、賢く選ぶ食と健康プロジェクト統括。

同志社大学文学部を卒業後、編集プロダクションを経て、医療・健康ジャーナリストに。

 

“ヘルスデザイン”をテーマに掲げ、健康や美容情報を発信するYoutubeチャンネル「Medical Health -メディヘルス-」では、健康リテラシー向上のための情報を発信。

 

また、症状や体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」の統括も行う。

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