【専門家監修】キュッと引き締まったお尻を保つための3つの習慣とは?
美しさというものは、後ろ姿に宿るもの。
いくら前から見た姿が完璧でも、後ろがダルダルだとせっかくの美しさが台無しに。
特に忘れてはいけないのが「お尻」。
・職業柄、座っていることが多い
・ソファーでくつろぐのが大好き
・運動なんて大嫌い
・30歳を超えてきた
そんな方は要注意!
座ることが多い生活は、「たれ尻」の原因に。
自分の目では確認しづらいお尻ですが、もしかしたらもうすでにたれ尻が始まっているかも?!
今すぐ生活を見直して、お尻を上げるための習慣をつけてしまいましょう。
目指すは、きゅっと引きあがった小さなお尻。
そこで本日は専門家監修のもと、美尻を手に入れるためのヒップアップ法をご紹介いたします。
何気ない「クセ」がお尻をたるませている?
突然ですが、次の項目で思い当たるものはありませんか?
▪職業柄、座っていることが多い
▪座ってくつろぐのが大好き
▪運動が嫌い
▪気づいたら猫背になっている
▪座るときは背もたれによりかかる
これらはぜーんぶ、お尻をたるませてしまう習慣です。
生活を見直さないと、ダルダルの「たれ尻」になってしまうかもしれません。
そうでなくてもお尻は脂肪がつきやすい部分で、他の部位よりもたれやすいパーツなので、垂れないように意識する必要があります。
日々の生活の中でちょっと心がけるだけで、たれ尻は解消されていきます。
まずは座り方を見直すことから
「たれ尻」を防ぐためにまず必要なのは、座り方を見直すことです。
特にデスクワークの方にとっては、一日のほとんどを座って過ごす、ということも多いですよね。
悪い姿勢で長時間座っていると、お尻もだんだんと悪い形になっていってしまいます。
正しい座り方を習得し、キレイなお尻を保つように心がけましょう。
NGな座り方 =「仙骨座り」
まずは、お尻をたるませてしまう、「悪い座り方」についてご紹介したいと思います。
それはなにかというと、「仙骨(せんこつ)座り」です。
仙骨とは、お尻のうしろにある、突起している骨のこと。
椅子に浅く腰掛け、上半身を背もたれに寄りかかり、仙骨を軸にして座るような座り方を、「仙骨座り」といいます。
ついついやってしまいがちなこの座り方ですが、お尻がつぶれ、骨盤が後傾しやすくなってしまうので、お尻の形がどんどん悪くなってしまいます。
さらに、腰の骨が曲がる、腰椎に負担がかかる、骨盤が開いてしまうなど、「百害あって一利なし」な座り方です。
美容面だけでなく、健康面にも影響があるので、思い当たる節がある方は、今すぐやめるようにしましょう。
正しい座り方 =「坐骨座り」
では、正しい座り方とはいったいなんなのでしょうか?
お尻のことを考えた時にもっとも適切なのは、「坐骨座り」と呼ばれる座り方です。
坐骨とは、骨盤の下にある骨のこと。
ふだんはお肉で隠れていてわかりづらいですが、指を強く押し当てて確認すると、お尻の左右両方に骨があるのがわかります。
これが、坐骨です。
この坐骨を軸にして、骨盤を立てるように座る方法を「坐骨座り」と呼びます。
正しい姿勢で座れば自然と坐骨が下になるので、難しくはありません。
常にこの「坐骨座り」を心がけるようにしましょう。
背もたれによりかかりたいときは、仙骨座りのようにグデンとしてしまうのではなく、椅子に深く腰掛け、できるだけ90度を保った状態で背中を背もたれにつけるようにしましょう。
坐骨座りにはさまざまなメリットが!
この坐骨座り、実は美容・健康面でさまざまなメリットがあります。
まず挙げられるのは、「便秘の改善」です。
常に前かがみの姿勢で座っていると、腸などの内臓が下垂してしまいます。
坐骨座りをすることで、内臓が正しい位置に戻り、便秘が改善される可能性があるのです。
続いて挙げられるのが「くびれができる」ということです。
骨盤が正しい位置に戻ることで、歪みが原因の脂肪が落ちやすくなり、ウエストがほっそりとしてくるのです。
そしてなにより、今回のテーマである「ヒップアップ」が挙げられます。
ウエストと同様、骨盤が本来の位置に戻ると、余計なお肉が落ちやすくなります。
そのため、おしりが小さくなり、たるみも目立たなくなっていくのです。