専業主婦と働くママの「ここがおすすめ!」
専業主婦と働くママでは、それぞれ異なる悩みを持っていることが分かりました。
しかし、その一方で「専業主婦・働くママを選んでよかった!」と思う面も多いようですよ。
専業主婦のここが良い!
専業主婦の強みは、なんと言っても「時間の自由」です。
時間が自分の思うように使えるので、「家事は午前中に終わらせて午後は子どもとまったり過ごす」といったことも夢ではありません。
また「家族の予定に合わせやすい」というのもメリットの1つです。
仕事や出勤時間に左右されない専業主婦は、子どもの突然の発熱や夫からの要望にも応えやすくなります。
休みの日も作ろうと思えば作れるので、夫の休日に遠出をすることも可能ですね。
「子どもの成長が間近で感じられる」という点は、専業主婦の方が長けているかもしれません。
「寝返りができるようになった」「前まで食べられなかった離乳食が食べられるようになった」「前よりもこっちの言葉を理解してくれるようになった気がする!」など、子どもの成長は嬉しいことばかりです。
身近でお世話をしているからこその発見や、密にコミュニケーションが取れる環境を大事にしたい人は専業主婦に向いているかもしれませんね。
働くママのここが良い!
かといって専業主婦ばかりが良いとこ取りをしているわけではありません。
働くママは働くママでしか味わえない幸福や、メリットも存在します。
1つ目はお金の自由度が高いという点です。
共働きをしている場合、単純に収入面は2倍近くになります。
2人で力を合わせて家計を支えているため、子ども用のおもちゃや食材にかけるお金に余裕が出る場合もあります。
多少のハプニングの際にも対処できる可能性が高いのです。
今日の日本では、ほとんどの学生が大学へと進学します。
子どもの将来のことを考えると、「奨学金を使わずに大学へ行かせる」というのは、1つの目標にしているご両親も多いのではないでしょうか。
「将来、子どもに奨学金を使ってほしくない」「収入面で子どもに苦労を掛けたくない」という人は、働くママという選択肢も視野にいれてみると良さそうですね。
2つ目の利点は、外との関わりができるという点です。
専業主婦でありがちなのが、「育児ノイローゼ」や「産後うつ」といた症状です。
子どもと自分しか家の中にいない状況で、いきなり世間との関わりをシャットアウトしてしまうと、自分の存在意義などが分からなくなってしまう可能性があります。
そんな時に外に働きに出ていると、「私の居場所は家庭だけじゃないんだ」「仕事も家事でも私は必要とされているんだ」と、自然に自信を持てるケースが多いです。
子どもとの時間は確かに大切です。
しかしお母さんの心が限界になるまで、子どもと向き合うのは母子ともに危険が伴ってしまうケースもあります。
「息抜き」や「お小遣い稼ぎ」程度に働くことで、育児以外でも活躍できる自分を認めやすくなりますよ。
働くママが子どもと関わる時には
冒頭でも紹介したように、現在の日本では3分の2のご家庭が「共働き世帯」となっています。
結果的に子どもと関わる時間が減ってしまったり、育児に手が回り切らないことも予想されます。
そんな時に、試してほしい方法がいくつか存在します。
そこでここからは、働くママ向けの子どもとの接し方について紹介していきます。
30分だけ子どもと真剣に向き合ってみる
まず試してみてほしいのが、毎日30分だけ子どもと密に関わる時間を作ることです。
ケータイやスマホ、テレビは無し、仕事中やながら作業も中断して、真剣に子どもと向き合ってきてください。
子どもが喋れるようであれば、「今日あったできごと」や「好きなアニメの話」などでもOKです。
時間を決めて子どもと向き合うことで、子どもの小さな成長も見逃さずに育児を楽しむ第一歩につながりますよ。
まだ手が離せない子どもの場合は、「30分間語りかける」だけでも◎
子どものために時間を作ることで、子ども自身も働いているママの姿を認めてくれるようになりますよ。
「ちょっと待って」を言わない
働くママはどうしても時間を捻出するのが難しくなってきます。
家事やこなさなければいけないことに追われているので、子どもが話しかけてきても「ちょっと待って」と言いがちです。
そこで心がけてみてほしいのが、「ちょっと待って」を言わない子育てです。
作業中に話しかけられると、ついつい「後にして」「ちょっと待っててね」などと言いがちですが、その「ちょっと待って」を繰り返しているうちにも子どもは成長し続けます。
作業中に話しかけられたらいったんてを止めて子どもの話を聞いてあげる。
できなければ一緒に作業を手伝ってもらう。
というように、少しずつ生活を変えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、専業主婦と働くママの違いについて紹介していきました。
専業主婦の場合、「自由に使える時間が多い」「子どもとのコミュニケーションが密にとれる」などのメリットが挙げられます。
一方の働くママも「お金の自由度が高い」「子どもといる時間をめいっぱい楽しもうと思えるようになる」など、推しポイントがいくつもあります。
現在では、「働くママ」「専業主婦」専用のコミュニティなども存在します。
誰にも頼らず家事や育児をしようとせず、コミュニティやママ友、仕事の先輩ママなどに相談しながらストレスなく育児を楽しんでみてはいかがでしょうか。
◎参考
世帯のグラフ
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0212.html
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