回避型の男性と上手く付き合うコツと注意点

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回避型の男性と上手く付き合うコツと注意点

回避型の男性の恋愛は、恋人ができても「自分のペースを崩されたくない」「自宅に招きたくない」などという気持ちが強く、束縛を嫌うのが特徴です。

そんな回避型の男性と上手く付き合って行くためには、どのようなことが大切になってくるのでしょうか?「毎日一緒にいたいけど彼が回避型だ」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

そもそも「回避型」とは?

そもそも「回避型」とは?

はじめに、回避型の男性にありがちな恋愛傾向についてまとめます。

束縛を嫌う

回避型の男性の多くは束縛される恋愛を嫌います。なぜなら、自分のペースを乱されたくないから。

 

・帰宅したらすぐに連絡が欲しい

・毎日LINEして欲しい

・女友達と会わないで欲しい

・スマホを見せて欲しい

 

などと女性から言われると、嫌な気持ちになってしまう男性が多いようです。回避型ではなくても束縛を嫌う男性がいるので、これだけでは回避型かどうかを判断するのは難しいでしょう。

連絡がマメじゃないor自分勝手

回避型男性の特徴のひとつに「自分のペースを乱されたくない」という強い気持ちがありますが、これは連絡の頻度にも直結していることがほとんどです。

回避型男性のベースは「自分の常識」なので、連絡頻度がマメではなかったり日によって連絡頻度に差が出てきたり、ということもありそう。

「昨日はあんなにたくさんやり取りしたのに、今日は既読スルーされた…」なんてことも。ただし、仕事が忙しかったり何らかの事情があったりする可能性もあるので、連絡の頻度だけで回避型かどうかを決めるのは厳しそうです。

自宅に招きたがらない

「付き合っているのに自宅に上げてくれない」「デートはいつもホテル」などという場合、回避型である可能性が高いと考えていいでしょう。

お付き合いが始まると自宅に招いてくれるケースが多いですが、回避型男性は「自分のテリトリーに他人が入ること」に強い抵抗があるようです。

 

~ ただし、例外もある! ~

 

ただし、自宅に招いてくれないことが、必ず回避型男性の判断基準になるとは言い切れません。なぜなら、以前筆者はこのような体験をしたからです。

バイト先で出会った彼とお付き合いして1ヶ月半が過ぎた頃。いつも会うのはホテルだし、そろそろ彼の部屋でゆっくりしたいな〜と思っていた私。

お付き合いが始まった当初から「家に行きたい」とお願いしてもやんわり断られ続け、不思議に感じていました。

そこでしっかり彼と話し合いたいと思って聞いてみると…何と私を家に招きたくない理由が「家が古くてカッコ悪いから」というものだったのです。

このように、自宅に招いてくれない理由は意外なところにあるかもしれません。自宅に招いてくれないからといって回避型だと決めつけてしまうのではなく、一度真剣に話し合ってみてください。

DV

回避型男性は基準が「自分が正しいと思ったこと」になるため、思考が偏ってしまうとDV行為に発展してしまうケースがあるようです。

身体的なDVはもちろんですが、言葉で罵倒するタイプの精神的なDVも近年では問題視されていますよね。

距離感を感じる

回避型は自分と相手との間に距離を置く人が多いです。相手の懐に深く入り込むことをしない代わりに、相手にも深く踏み込みません。依存されたくないので、自分もしないのです。

また、言葉使いでは否定的なワードを多用する場合もあるかもしれません。この場合はただの回避型ではなく「回避型愛着障害」と言われる心の病である場合も考えられるでしょう。

恋愛が長続きしない

回避型の男性には「相手に本心を明かさない」「壁を作る」「束縛を嫌う」「自宅へ招かない」など、安定的な恋愛関係を築く上でネックになってしまう言動や行動が多く見られます。

そのため、お付き合いしても満足感を得られにくく、恋愛が長続きしにくいという特徴もあるでしょう。

回避型の男性を好きになっちゃった!上手く付き合うコツと注意点

回避型の男性を好きになっちゃった!上手く付き合うコツと注意点

もしあなたが「ある程度安定した関係性を望み、結婚も視野に入れている」「毎日連絡を取りたい」などと考える場合、回避型の男性と付き合い続けるのは難しいかもしれません。

ただし全く可能性がない訳ではないので、努力してみるのもひとつの選択肢として有りだと思います。

ここでは、回避型男性と上手く付き合うコツや心得ておきたい注意点について詳しくまとめます。

彼を変えようとしない

回避型の男性を変えようと、あの手この手で小手先のテクニックや駆け引きをする人も少なくありませんが、正直おすすめしません。

なぜなら、私たちが変えられるのは「自分自身」だけで、どうもがいても他人は変えられないからです。

回避型を変えようとするのではなく、回避型を変えざるを得なくさせるためにはどうすればいいのでしょうか?

例えば、自分磨きを頑張って身も心も美しさを増すことができれば、彼はもっとあなたに夢中になって、回避型ではなくなっていくという未来もあり得ますよね。

こう考えると、小手先のテクニックや駆け引きはその場しのぎでしかなく、根本的な問題解決にはならないことがお分かりになると思います。

「何とか彼を変えよう」と四苦八苦する姿は、彼にとって「手放したくない女性」に映るでしょうか?きっと答えは「NO」です。

他人を変えようとするのではなく、まずは自分自身の心と身体をより美しく磨くなど、自分を変える努力をしてみてください。

自分で決めたことに責任を持つ

回避型の男性と上手く付き合っていくコツは、相手を変えようとしないことと自分に責任を持つことです。

「回避型は変わらない」とわかったうえで、彼とお付き合いしていくという選択をするのは誰でもなく「自分自身」なので、その選択に責任を持ちましょう。

責任を持つとは、回避型による男性の言動や行動にいちいち怒ったり悲しんだりしないことです。それができないのであれば、回避型ではない男性を見つけた方が幸せになれますよね。

「彼は回避型傾向があるけれど、それでも好きだから一緒にいたい」と思うのであれば、連絡が来なかったりなかなか家に招いてくれなかったりしたとしても、どっしりと構える姿勢を持ってください。

(※ただし、DVの場合の判断は慎重に行う必要があります。)

彼を夢中にさせる努力をする

回避型の男性の多くは「自分と相手の間に距離を作る」という傾向があり、なかなか関係性がスムーズに深まって行きにくいこともありそうです。

そんなときは、ぜひ自分磨きを頑張ってみたり彼の興味があることを一緒にやってみたりして、彼の気持ちをもっともっと高められるように努力してみてください。

「どんな髪型が好み?」「服装はどんな系統が好き?」「どんなプレイに興味がある?」など、少し話しにくいことでも勇気を出して聞いてみましょう。

もしかしたら、何かがきっかけとなって距離感がぐっと縮まるかもしれません。

回避型愛着障害の場合、焦らない

幼少期の家庭環境などが問題で引き起こされる「回避型愛着障害」の場合は、本人もとても苦しんでいる状態だと思います。

その場合には無理をして彼の心の壁を排除しようと焦るのではなく「私はいつまでも待っているよ」「あなたのペースで大丈夫だよ」という安心感を与えてあげることが大切でしょう。

ただし、回避型愛着障害の男性と幸せな関係を築いていくためには、相当の努力と忍耐、そして彼への揺るぎない愛が必要になってくると思います。

失敗も経験!前向きに考える

筆者も昔、回避型の男性を好きになってお付き合い(今考えるとセフレだったのかも…)をしたことがあります。

デートはいつも外食やカラオケで、その後ホテルというのが定番コース。家すら教えてもらうことができず、半年ほどでお別れしました。

筆者は恋愛をするとマメに連絡が欲しいタイプですし、隠し事をされるとかなり傷つくタイプ。回避型の男性に惹かれたことも何度もありますが、どう考えても「合わない」のです。

現在の夫はかなりマメなタイプで、仕事が終わった後の「今から帰るねコール」は結婚11年目になっても欠かしません。

若い頃は回避型男性にハマって苦しい経験もしましたが、その経験がなかったら今の幸せな結婚生活は実現していないでしょう。

そう考えると、失敗や苦しみも全ては幸せな未来に繋がっていくための経験なのだと実感できます。

「回避型男性を好きになってしまった」という人は、そのまま突っ走ってみてもいいでしょう。または、やっぱりやめておこうとストップをかけるのも自由です。

ぜひ自分の選択に責任を持ち、決断した後は明るく前向きに毎日を楽しんでくださいね!

回避型の男性と相性のいい女性は?

回避型の男性と相性のいい女性は?

なんだか付き合いにくそうな雰囲気がプンプンしてしまう回避型の男性。最後に、回避型の男性と相性の良さそうな女性について考えてみたいと思います。

束縛を嫌う女性

筆者もある程度の束縛を嫌うタイプですが、世の中にはかなりアッサリとした女性もいます。

「デートは月1でいい」「結婚後も週末婚がいい」などという気持ちがある場合は、距離感を大切にする回避型の男性と相性抜群かもしれません。

恋愛をライトに楽しみたい女性

結婚や妊娠出産などを全く考えず、恋愛を遊び感覚でライトに楽しみたいと感じている女性は、回避型男性と上手く行きやすいように感じます。

子どもを健やかに育てていこうと思うときに大切なのは「夫婦のあり方」です。夫婦が一致団結し信頼関係をしっかりと築くことで、子どもも健やかに育ってくれるからです。

しかし、相手との距離を取りたがる回避型は、夫婦の絆を深めるどころか結婚も視野に入れられない可能性もあるでしょう。

このような回避型の場合、同じく「ライトな恋愛を楽しみたい」と考えている女性とウマが合うかもしれません。

回避型男性との恋愛は覚悟が必要!自分で決めて恋愛を楽しもう!

「回避型」といっても、ここでは紹介しきれないほどの様々なパターンがあります。

しかし、共通して言えることは「回避型の男性と幸せな関係を築くためには覚悟が必要」だということです。

パーフェクトな恋愛などどこにも存在しません。幸せそうに見えるカップルでも、何かしらの問題を抱えているものです。

まずは、自分が回避型の男性と恋愛をしたいのか?できそうなのか?をじっくりと自問自答してみてください。

執筆者プロフィール

執筆者プロフィール

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元・超恋愛体質女!片思い・火遊び・略奪・浮気・不倫・国際恋愛と、ひと通り経験済みの私が、高校の同級生と結婚して脱恋愛体質。真実の愛を知ったからこそ見えてきた「いい関係を育てる秘訣」をお伝えします。

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