喧嘩するほど仲が良い？喧嘩って必要？「正しい喧嘩」の方法もご紹介
昔から「喧嘩するほど仲が良い」といわれますが、あなたはどう感じますか？
喧嘩ばかりだと楽しくなさそうですが、一方で自分の気持ちを抑えすぎてもストレスが溜まってしまいそうですよね。
今回は、結婚10年目を迎える筆者が感じる「お互いを分かり合うために大事なこと」「2人の仲を深める喧嘩のやり方」について詳しく紹介します。自分の気持ちを相手に伝えることが苦手という人は、ぜひ参考にしてみてください。
「喧嘩するほど仲が良い」は本当？
ここでは筆者が考える「喧嘩するほど仲が良い」について深掘りしていきたいと思います。
わりかし本当！
結婚10年目を迎える筆者が感じることは、なんだかんだ問題がありながら上手く行っているカップルは「ほどほどに喧嘩をしている」ということです。
喧嘩をするというのは、お互いが相手を信頼していてしっかりと自分の気持ちを伝えられているという証でもあります。
少々酷いことを口にしてしまっても「許してくれる」「自分を分かってくれている」という信頼関係があるから、また仲直りもできます。
このような観点から考えてみると、喧嘩をするほど仲が良いというのは「互いに信頼できている」ことの現れとなり、それはお互いが良い関係性で繋がっている証拠とも考えられるでしょう。
一方的な喧嘩は論外！
お互いの信頼関係が成り立っている上での喧嘩は良いですが、問題なのは「一方的な喧嘩」の場合です。
・DV
・どちらか一方が怒る
・どちらか一方がいつも我慢している
などの場合は、お互いに言いたいことを伝えている喧嘩ではありません。このような場合においては、「喧嘩するほど仲が良い」という言葉は成り立たないと考えて良いでしょう。
関係性を深めるための「正しい喧嘩」のやり方伝授！
お互いに自分の気持ちを相手に伝えることは、2人の関係が長く続いていくためにも欠かせないことです。
そこでここからは、筆者が実際に実践している気持ちの伝え方を紹介します。参考になれば幸いです。
感情的にならない
自分の意見が相手に伝わらないと、どうしても感情的になってしまいがちです。
ですが、感情的になってしまうと落ち着いて話ができないどころか、相手を傷つける言葉も出てきてしまいやすくなります。
相手に分かってもらいたいことがあるときは、あらかじめ「話があるんだけど、良い？」と落ち着いて話せる時間を確保し、お茶でも飲みながら感情的にならないように配慮してみましょう。
諦める
いくら付き合いの長いパートナーであっても、元々は全く異なる環境で生まれ育った赤の他人です。
家族や兄弟ですら分かり合えないところがあるのに、赤の他人と100％合致する考えなどできると思ってはいけません。
そうです。2人の関係性を深めるためには「諦め」も大切なのです！
落ち着いて話し合う機会を設けていると、次第に「自分の譲れないところ」「相手の譲れないところ」が明確になってきます。
それがなんとなく分かってきたら、そこを変えようとするのではなく「諦める」ことがポイントです。
お互いに諦めるポイントを探って妥協点を見つけ出し、AでもBでもないCという新たな着地点を探してみてください。
どちらかの意見に合わせてしまうと妥協した方が辛くなってしまいますが、お互いに少しずつ妥協すれば平等ですよね！こうやって「お互いに諦め合う」ことで、2人の絆はより強くなっていくはずです。
※ただし、妥協点が浮気・借金・暴力などの場合は、そもそもの関係性を考え直すことをおすすめします。
引きずらない
「喧嘩するほど仲が良い」カップルには、喧嘩はするが「長く引きずらない」という共通点もあります。
一度喧嘩が勃発したら数日間に渡って口を聞かない、終始不機嫌な雰囲気を醸し出している…そんな状況は、とてもやり切れませんよね。
自分の気持ちを伝えて喧嘩になるのは悪いことではありませんが、ネチネチ引きずるのはよくありません。
そのためにも、先ほどお伝えした「お互いに妥協して解決策を一緒に考える」ことを取り入れてみてください。
もし相手が一緒に解決策を考えてくれないようであれば、相手との関係性をもう一度考え直してみるのも良いかもしれませんね。
「お互いに寄り添えない、歩み寄れない相手と人生を共にしたいのか？」を自問自答してみて、そのことについてパートナーと話し合ってみるのも良いでしょう。
まとめ
「喧嘩するほど仲が良い」カップルは、喧嘩をすることでお互いに歩み寄ったりお互いの気持ちに寄り添ったりできるという共通点を持っています。
一方的な喧嘩になってしまうのではなく、ぜひお互いに歩み寄って絆を深める話し合いにしてみてください。
そして、喧嘩の後のスキンシップも有効です。マッサージをしあったり隣に座ったりと、身体に触れる機会を意識的に作ってみると、より2人の関係性が深まりやすくなります。
執筆者プロフィール
A
元・超恋愛体質女！片思い・火遊び・略奪・浮気・不倫・国際恋愛と、ひと通り経験済みの私が、高校の同級生と結婚して脱恋愛体質。真実の愛を知ったからこそ見えてきた「いい関係を育てる秘訣」をお伝えします。
