まぶたにたるみができたかも・・・と不安な方必見!たるみの原因&改善方法を解説【薬剤師監修】
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「最近目つきが悪くなったような気がする…」
「眠たくないのに眠たそうって言われる…」
目は顔の印象を左右する重要なパーツです。
顔の印象が気になりはじめたら、それはまぶたのたるみが原因かもしれません。
年齢とともにまぶたもたるみやすくなり、顔の印象に影響を与えます。
そこで今回は、まぶたのたるみの原因と、すぐにはじめられるたるみ解消法を解説していきたいと思います。
まぶたのたるみの原因
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まぶたがたるむ主な原因は「皮膚のたるみ」「筋肉の緩み」「生活習慣の乱れ」が挙げられます。
1.皮膚のたるみ
皮膚のたるみの原因のひとつは、加齢によるコラーゲンやエラスチンの減少です。
コラーゲンやエラスチンは、肌にハリや潤いを与える役割を持ちますが、年を重ねるにつれ減少していきます。
そのため、まぶたもハリや潤いがなくなっていってしまうのです。
また、洗顔やアイメイクも、皮膚のたるみの原因になることがあります。
まぶたの皮膚は薄く繊細なため、目元を強くこすったり何度も触れたりすることが刺激になる場合があります。
2.筋肉の緩み
目の周りには、眼輪筋(がんりんきん)と呼ばれる筋肉があり、年齢とともに衰えていきます。
眼輪筋が衰えると、まぶたを持ち上げる力が弱まりたるみにつながります。
3.生活習慣の乱れ
次のような生活習慣も、まぶたのたるみの原因となります。
・スマートフォンの使いすぎ
・日焼けや乾燥
・過度な飲酒
・喫煙
加齢や生活習慣の乱れが積み重なり、まぶたのたるみを引き起こしてしまいます。
たるみ解消方法2選
![たるみ解消方法2選](/uploads/files/MSG%E3%81%95%E3%82%93%E8%A8%98%E4%BA%8B%E7%94%BB%E5%83%8F/m1-m99/m83.%E3%81%BE%E3%81%B6%E3%81%9F%E3%80%80%E3%81%9F%E3%82%8B%E3%81%BF/image3.jpg)
ここからは、今日からはじめられるたるみ解消法を2つ解説していきたいと思います。
スキンケア中やソファでゆっくりしている間など、普段の生活にとり入れてみてください。
1.目元のマッサージ
まぶたのたるみ解消には、蒸しタオルを使った目元のマッサージがおすすめです。
マッサージによって血行を促すことでむくみをとり、たるみの解消や防止に役立ちます。
蒸しタオルを使った目元のマッサージ方法は、以下の通りです。
1.タオルを水で濡らしてしっかり絞る
2.600Wの電子レンジで40秒ほど加熱する(蒸しタオルの温度の目安は40度程度)
3.蒸しタオルを目にのせる
蒸しタオルを目に置いたままリラックスしましょう。
目元の血流が促進され、筋肉もほぐれていきます。
蒸しタオルを作るのがめんどうな場合には、市販されているホットマスクの購入がおすすめです。
目元をマッサージする際には、まぶたを揉んだりこすったりするなどの刺激を直接与えないよう注意しましょう。
刺激が強すぎて、かえってたるみを助長する可能性があります。
2.眼輪筋のエクササイズ
まぶたを持ち上げる筋肉を維持するためには、眼輪筋のエクササイズがおすすめです。
やり方はとても簡単で、以下の5ステップで行います。
1.両目をゆっくり閉じる
2.閉じた両目に力を入れ5秒キープ
3.目を閉じたままゆっくりと両目の力を抜く
4.両目を大きく見開き5秒キープ
5.ゆっくりまぶたの力を抜き楽にする
このエクササイズを、一日に数回行います。
お風呂に入っているときや食後のリラックスタイムなど、すきま時間にとり入れてみてください。
まぶたのたるみには漢方薬もおすすめ
![まぶたのたるみには漢方薬もおすすめ](/uploads/files/MSG%E3%81%95%E3%82%93%E8%A8%98%E4%BA%8B%E7%94%BB%E5%83%8F/m1-m99/m83.%E3%81%BE%E3%81%B6%E3%81%9F%E3%80%80%E3%81%9F%E3%82%8B%E3%81%BF/image4.jpg)
まぶたのたるみの解消には、マッサージや眼輪筋のトレーニングのほかに漢方薬の活用もおすすめです。
まぶたのたるみは、加齢によって肌のハリや潤いが失われていくことが原因のひとつに挙げられます。
そのため、まぶたのたるみに対しては、
「血行を良くして肌に栄養を行き渡らせる」
「血行と促し肌に潤いを与える」
「水分代謝を促し、肌の表面にたまった老廃物の排出を促す」
といった作用のある漢方薬を選びます。
そこで今回は、アンチエイジングにおすすめの漢方薬を2つ解説していきたいと思います。
▼桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
水分代謝を促し、肌の表面に滞った老廃物の排出の促進が期待できる漢方薬です。
体格がしっかりしている方におすすめです。
▼当帰飲子(とうきいんし)
血行を促し、肌に栄養と潤いを与える効果が期待できる漢方薬です。
冷えのある方におすすめです。
自分に合う漢方薬を知りたいという人には、漢方の専門家にオンラインで個別相談ができる『あんしん漢方』などのサービスもおすすめです。
AI(人工知能)が個々人に効く漢方を見極めて、自宅まで郵送してくれるという手軽で便利なサービスです。
まぶたのたるみを防いで印象アップ
いかがでしたか?
年齢とともにまぶたはたるみやすくなるため、日々のケアが大切です。
スマートフォンの使いすぎや飲酒、喫煙など、生活習慣によっては、さらにまぶたのたるみを加速させてしまう可能性もあるため、生活習慣を見直してみるといいでしょう。
目元のたるみはマッサージやエクササイズ、漢方薬の活用など、さまざまな対処法がありますので、複数の方法を組み合わせるのもおすすめです。
継続できる方法を見つけて、まぶたのたるみを予防しましょう!
記事監修者プロフィール
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山形 ゆかり(やまがたゆかり)
あんしん漢方薬剤師
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。
病院薬剤師を経て食養生の大切さに気付く。
牛角・吉野家他薬膳レストラン等15社以上のメニューも開発。
また、健康・美容情報を発信するYouTubeチャンネル『Medical Health -メディヘル-』で簡単薬膳レシピ動画を公開中。
さらに体質や症状に合った漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方『あんしん漢方』では薬剤師も務める。