スキンケアやヘアケアに配合されている「パンテノール」ってどんな成分?危険性は?肌と髪に対する効果を解説

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スキンケアやヘアケアに配合されている「パンテノール」ってどんな成分?危険性は?肌と髪に対する効果を解説

ここ最近、韓国コスメなどによく配合されている「パンテノール」という成分

 

名前は聞いたことがあっても、

「一体どんな効果があるのか分からない・・・」

という方も多いのでは?

 

実はこの成分、スキンケアやヘアケアに取り入れることで

素晴らしい効果が期待できる、優秀な美容成分なんです!

 

本日は、そんな今大注目の成分「パンテノール」について解説。

使うことで肌や髪にどのような効果があるのか副作用やリスクはあるのかなど、詳しくご紹介していきたいと思います♡

パンテノールとは

パンテノールとは

近年韓国コスメなどで話題となっている「パンテノール」は、

実は水溶性ビタミンであるビタミンB群の一種

 

代謝されるとビタミンB5(パントテン酸)になるため、「プロビタミン5」とも呼ばれています。

 

商品としては、皮膚の治療薬をはじめ、化粧水・美容液・乳液などのスキンケアアイテムや、シャンプー・トリートメントなどのヘアケアアイテムにも配合されています。

 

スキンケアとして使用する場合と、ヘアケアとして使用する場合はそれぞれ異なる効果を期待することができます。

パンテノールの「肌」への効果

パンテノールの「肌」への効果

ということで、早速ここからはパンテノールの効果について解説。

まずは、パンテノール配合のスキンケアアイテムを使用した時の「肌への効果」からご説明していきたいと思います。

1. 肌の潤い・ハリを保つ

まずひとつ目に挙げられるのが、その高い保湿効果。

 

お肌には本来、天然保湿因子やセラミドといった保湿成分が存在していますが、

加齢に伴って減ってしまうので、適度に補ってあげることが大切です。

 

パンテノールには高い保湿効果がある上、浸透力にも優れているので、角質層のすみずみまで潤いで満たしてくれる効果が期待できるのです。

 

さらに、パンテノールには肌のバリア機能を整えるはたらきもあるので、

肌が自ら潤いを生み出す力もサポートしてくれます。

2. 炎症を抑える

炎症は「肌荒れ」や「肌老化」といったトラブルの根本原因だと言われていますが、

パンテノールには炎症を抑える効果もあります。

 

特に肌荒れによるかゆみが気になる方や赤みが出やすい方は、パンテノールを取り入れることで症状が和らぐ可能性があります。

3. 修復をサポートする

パンテノールは傷薬にも使われているように、皮膚細胞を活性化することで組織の修復をサポートする効果にも優れていると言われています。

 

手肌のひび・あかぎれや、レーザーやピーリングといった美容医療の施術を行った後の肌にも効果的な成分であると言えます。

 

また、日ごろから使うことでダメージ自体が起こりづらい丈夫な肌へと近づきます。

パンテノールの「髪」への効果

パンテノールの「髪」への効果

パンテノールは、シャンプーやトリートメント、ヘアオイルといったヘアケアアイテムにも配合さています。

 

ここからは、パンテノール配合のヘアケアアイテムを使用した時の「髪への効果」を解説します。

1. 髪のなめらかさを保つ

前述の通り、パンテノールは保湿効果に優れています。

それは髪に対しても同様です。

 

髪の毛に塗布することで内部に浸透し、うるおいとツヤがあふれる髪へと導いてくれるのです。

 

そのため、髪のパサつきやごわつきが気になっている方にも効果的です。

2. ヘアダメージを補修する

パンテノールは髪の中に存在するケラチンとの親和性が高いので、浸透してヘアダメージを修復する能力に優れています。

 

ヘアカラーやブリーチによる損傷はもちろんのこと、日々のブローや紫外線によるダメージにも効果が期待できます。

3. 頭皮環境を正常化する

さらに、パンテノールは頭皮に対してもアプローチしてくれます。

 

パンテノールは細胞を活性化してくれるため、頭皮の環境を整え、毛髪の成長を促し抜け毛や薄毛、ふけ、かゆみなどを防いでくれる効果が期待できるのです。

 

頭皮は髪を作る土台になるため、パンテノールを使用し頭皮環境が整うことで、髪にも自然とハリ・コシが出てきます。

パンテノールの副作用・注意点は?

さまざまな効果を持つパンテノールですが、気になるのは「安全性」ですよね。

パンテノールには副作用やリスクはあるのでしょうか?

 

結論から言うと、パンテノールは毒性や危険性がほとんどなく、安全性が高い成分です。

 

また、皮膚への刺激もほとんどないため、乾燥肌の方や敏感肌の方でも安心して使える成分であると言えます。

 

前述の通り、パンテノールは水溶性ビタミンであるビタミンB5(パントテン酸)の誘導体です。

パントテン酸は肉、卵、納豆といったさまざまな食品に含まれる栄養素であり、私たちが日ごろから問題なく摂取しているものであることからも、その安全性が分かるのではないでしょうか。

 

とはいえ、どんな成分も100%誰にでも合うわけではありません。

 

パンテノールで肌が荒れてしまう可能性もゼロではないので、肌が敏感で心配な方は、パッチテストをすることをおすすめします。

まとめ

本日は、今話題の美容成分「パンテノール」について解説しました。

肌や髪に対してさまざまな効果を持っており、かつ刺激性も少ない優秀な成分だということがお分かりいただけたのではないでしょうか?

 

パンテノールはその機能性の高さから注目を集めているため、今後もパンテノールを配合した製品は増えていくことが予想されます。

 

ぜひ自分に合うパンテノール配合商品を見つけ、美肌・美髪を目指してみてくださいね♡

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