つらい生理痛に毎月苦しめられていませんか。動けないほどの痛みに苦しんでいる女性も多いものですよね。「何もしたくない」と感じるほどに強く痛む日もあるでしょう。
本記事では、つらい生理痛を和らげる方法についてご紹介します。生理痛での悩みを抱えているのなら、ぜひ対策をチェックしてみてくださいね。
薬以外で生理痛を和らげる方法
生理痛に苦しむものの「鎮痛剤だけに頼るのは避けたい」と考える女性も少なくありません。そこでまずは薬以外で生理痛を和らげる方法からご紹介します。
基本的には手軽に試せるものばかりです。ぜひ生活に取り入れてみてください。
お腹や腰を温める
生理中は体温が下がるため、意識してお腹や腰を温めましょう。冷えによる血行不良は、生理痛を悪化させてしまうからです。
・腹巻きを使う
・カイロをあてる
・ブランケットを使う
・半身浴をする
普段から冷えを防ぐ習慣をつけるのもおすすめです。
飲み物や食べ物に注意する
生理痛対策には、飲み物や食べ物に注意する方法もあります。生理中なら以下のような飲み物・食べ物はできるだけ避けてみましょう。
・カフェイン
・糖分が多いもの
・冷たいもの
生理中にお酒を飲みすぎると、悪酔いする可能性があるため要注意。なるべく控えるのが良いでしょう。
まずは量を減らしてみるのも方法のひとつ。ストレスになるのも良くないので、無理のない範囲で我慢してみましょう。
体勢や寝方を変えてみる
生理中だからといって足や腹部に力を入れていると、血行不良につながります。背中を丸めた体勢は、痛みが悪化する可能性があるためおすすめできません。なるべく力を抜いて正しい姿勢を意識しましょう。
生理痛がつらいときは横向きがおすすめの寝方です。仰向けやうつ伏せで寝ているのなら、横向きも試してみてくださいね。
ツボを押す
生理痛にはツボを押すのも効果的だといわれています。代表的なツボには以下のようなものがあります。
・血海
・三陰交
・気海
画像やイラストで正しい場所を確認して、温めたり、さすったりしてみましょう。
適度な運動を取り入れる
軽い生理痛なら、適度な運動を取り入れてみましょう。ストレッチ・ヨガ・ウォーキング・ランニングなどがおすすめです。運動をすると体温が上がりやすくなるうえに、痛みから気をそらせます。
ただし痛みが強いときや、貧血気味のときなどの運動はNGです。痛みが強いなら運動以外の方法で和らげましょう。
生理痛対策におすすめの飲み物・食べ物
身体を冷やさないように、生理中は冷たいものを避けましょう。刺激物やカフェインもおすすめできません。
生理痛対策におすすめの飲み物・食べ物もあります。効果が期待できる飲み物・食べ物もご紹介するので、無理のない範囲で取り入れてみてください。
生理痛を和らげる飲み物
生理中は、なるべく身体を温める効果のある飲み物を選びましょう。生理痛への効果が期待できるとして知られているのは、以下のような飲み物です。
・カモミールティー
・ジンジャーティー
・ココア
・豆乳
いずれもアイスではなく、ホットか常温で飲むのがおすすめです。
生理痛を和らげる食べ物
飲み物と同様に、食べ物も身体を冷やさないものを選ぶと良いでしょう。
体内にカルシウムが増えすぎると、子宮が収縮して痛みの原因につながるといわれています。そのためカルシウムを排出するマグネシウムを含んでいる食材がおすすめです。イソフラボンを含む豆腐も良いでしょう。
・生姜
・豆腐
・玄米
・納豆
・ほうれん草
生理中は気分も落ち込みがちであるため、あまり我慢しすぎるのもおすすめできません。無理なく食べられる食材を選びましょう。
深刻な生理痛は病院で相談してみよう
深刻な生理痛で悩んでいるのなら、病院に相談してみましょう。なぜなら病気が原因で生理痛が悪化している可能性も否定できないからです。子宮内膜症や子宮筋腫などは、生理痛を悪化させる可能性があります。
・職場や学校に行けないほど症状が強い
・経血が多い
・生理後も痛みが続く
・不正出血がある
普段と痛みや経血の量が違うなら、早めの受診を検討してみてください。特に問題がなければ、鎮痛剤や低用量ピル、漢方薬などを処方してもらえる場合があります。
痛みが強いなら無理をせず鎮痛剤を飲むのがおすすめ
生理痛で鎮痛剤を飲むことに抵抗を持つ女性もいるもの。しかし強い痛みに苦しむのであれば、鎮痛剤の服用も考えてみましょう。
鎮痛剤は、痛みが出る前に飲むようにすると効果的です。痛みが強くなるまで我慢すると効果が薄れてしまう可能性があるので注意が必要です。
低用量ピルが処方されるのはなぜ?
生理痛で低用量ピルが処方されるのは、痛みの原因となる物質の分泌を抑えられるからです。低用量ピルには、子宮収縮作用を抑制する働きもあります。さらにPMSや生理不順への効果も期待できるのです。
毎月生理痛でつらい思いをしているのなら、まずは医師に相談してみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
毎月の生理を憂鬱に感じている女性は多いでしょう。対策を取り入れると、つらい痛みを軽減できる可能性があります。
生理中はできるだけ身体を冷やさないようにして、食べ物や飲み物に気をつけてみましょう。また、軽い運動やツボ押しなども行ってみてください。あまりにも痛みが強いなら、なるべく早い段階で、病院での相談を検討するのがおすすめです。
つらい時期を快適に過ごすためにも、今回ご紹介した対策を試してみてくださいね。
監修医師プロフィール
医療法人幾嶋医院
院長 幾嶋 泰郎
プロフィール
1955年生れ。1980年 川崎医科大学を卒業 母校の外科で2年間の研修、福岡大学産婦人科で研修し、第一生命保険会社で診査医をしながら久留米大学産婦人科で学位を取得。1999年 父の診療所を継承し福岡県柳川市で無床診療所 医療法人 いくしま医院 開業。現在理事長。デイサービス、グループホーム、小規模多機能施設、住宅型有料老人ホームをスタッフに支えられながら運営している。2022年4月よりオンライン診療を開始。開業後に漢方に目覚め、福岡医師漢方研究会所属。柳川漢方研究会(現在、漢方やながわ宿<やど>)を立ち上げ、初心者の育成と自身の研鑚に努めているかたわら、新見正則先生が主催するYouTube「漢方jp」に出演し講演や対談をし、新しい漢方の在り方を模索している。趣味は風水と手相。自ら球脊髄性筋萎縮という難病(10万人に1人)を背負い、車椅子で診療を続けている。
所属学会:日本東洋医学会 日本産婦人科学会 日本老年医学会