【専門家監修】そのお腹のポッコリ!もしかして「夏便秘」かも…!?

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【専門家監修】そのお腹のポッコリ!もしかして「夏便秘」かも…!?

女性の夏のお悩みで多いと言われているのが…「お腹の悩み」です。

 

太ももの太さやお尻のたれ、二の腕のたるみなどのお悩みがある中で、このお腹の悩み(お腹ポッコリとお腹のたるみ)は1位と2位を独占しています。

 

Tシャツ一枚で出かけることも多くなり、薄着のコーディネートが多くなるこの季節。

ポッコリお腹やたるみお腹は気になってしまうものです。

 

夏場そんなに食欲もないし、暴飲暴食をした覚えもないのになんで?

食べてもいないけど、出てもいない気かがする?

ダイエットをしているのに、なかなかお腹のお肉が落ちない?

 

皆さんは夏場のこんな経験ありませんか?

 

実はこれ、食べすぎや飲みすぎが原因ではなく、夏ならではの症状である“夏便秘(なつべんぴ)”が原因かもしれません!

 

夏便秘の負のサイクルにハマってしまうと、お腹がポッコリしてしまうだけでなく、体全体の代謝も悪くなるので、体調も崩しやすくなります。

 

ますます暑さが厳しくなると予想される今年の夏を、健康に美しく乗り切るために・・・

 

今回は多数の治療実績をお持ちの専門家監修のもと、夏だからこそ気を付けたいポッコリお腹と“夏便秘”の解消法を解説していきます!

“夏便秘”ってなに?

“夏便秘”ってなに?

夏便秘”とは…夏の暑い季節になると便秘になりやすくなることで、男性に比べて女性は4~6倍もの方が悩んでいるといわれています。

 

女性の方がなりやすいという夏便秘。

この症状の原因とは一体何なのでしょうか?そこには夏特有のヒミツがありました。

夏便秘の原因

夏便秘の原因には以下のようなものがあります。

 

✓精神的な問題

✓時間的余裕の少なさ

✓子供や旦那の夏休み

✓体の冷え

✓女性ホルモンのバランス

✓水分不足

✓無理なダイエット

✓生活のリズムの乱れ

✓筋力の弱さ

 

どれも、この時期に当てはまりそうなものばかりです…。

子供たちが夏休みに入って、いつも以上に家事に育児に忙しくなります。

 

そのため、ついついトイレに行く時間を後回しにしてしまったり、ゆっくりお風呂に入れなかったりしますよね。

他にも、暑いからといって屋内にこもって、アイスや冷たい飲み物などをたくさん食べていると、体が必要以上に冷えてしまいます。

 

それに加えて、夜更かしが多くなり、生活のリズムが崩れると排便がスムーズにできなくなり、お腹がポッコリしてしまうような便秘になってしまうのです。

 

このように夏便秘の原因は、私たちの生活のすぐそばに潜んでいるのです。

 

そこで、先ほど挙げた夏便秘の原因の中で、特に気を付けておきたいものをピックアップして説明していきます。

体の冷え

ついつい、冷たいものを選んで食べてしまいがちですが、体を冷やす食材ばかりではなく、体の代謝を上げる食材も意識的に摂取する必要があります。

 

・玉ねぎ

・唐辛子

・ニンニク

・納豆

・生姜

・胡麻

・豚肉

 

これらの食材は、体の代謝を高め、細胞の働きを促進させる効果が期待できる食材です。

ぜひ、日々の食事に取り入れてみてください!

 

また、湯船につかる日を週に一回つくるだけでも、体の芯から温めることができ効果的です。

夏のこの時期の入浴剤も進化してきていて、さわやかな香りや感覚を重視した入浴剤も販売されています。

夏の暑い時期だからこそ、お風呂に入ってゆっくりする日を設けてみてください!

 

女性ホルモンのバランス

生理周期によって、女性ホルモンの1つである黄体ホルモンの働きが活発になると、体内に水分をため込もうとする動きと大腸を動かなくしてしまう働きが起こります。

 

その結果、便の水分も少なくなり、便が固くなるため、排便が滞りやすくなります。

 

そのため、この汗をたくさんかく季節だからこそ、水分をこまめにしっかりと摂取するように心がけ、黄体ホルモンの働きがあっても十分な水分を活かせるようにしておきましょう。

 

また、水分には様々な形がありますが、以下の飲み物はあまり適していません。

 

✓ビール

✓ワイン

✓カクテル

✓コーヒー

✓カフェラテ

✓紅茶

 

これらのようなアルコールやカフェインを多く含むものは、利尿作用が強いため、体内に水分を蓄えることができず、逆に体内の水分が減る原因になってしまいます。

そのため、お水やカフェインの入っていない飲み物などでこまめに水分を摂りましょう!

 

無理なダイエット

夏場はボディラインが気になり、ダイエットを始める人が多くなる季節ですよね。

 

皆さんは自分の体のことを気遣ったダイエットができていますか?

 

ダイエットを行ううえで食事制限ばかりに偏ったものや、水分の摂取が適切でない場合は、便秘になりやすくなりますので、自分の体の状態にあった無理のないダイエットを心がけましょう!

 

筋力の弱さ

男性に比べ、筋肉がつきにくく、筋肉量が少ない女性は排便の際に必要になる下腹部の筋力が弱い可能性があります。

排便の体制は和式トイレの形が理想的だといわれていますが、最近では多くのトイレが様式であり、和式を嫌う人も増えてきています。

 

また、根本的な原因として、腸が長いから!ということもあります。

実は男性よりも女性のほうが大腸が長い(2013年に日本消化器内視鏡学会雑誌に発表されたデータによると、50歳以上の日本人650人の大腸の長さの平均は154.7㎝、男性154.3㎝、女性は155.2㎝)のです。

 

大腸が長いとそれだけ便が排泄されるまでの時間が長くなりますから、どうしても便秘になりがちになります。

これが、女性で便秘になる人が多い理由のひとつなんです。

さらに、年齢を重ねるにつれて大腸は長くなるといわれており、高齢者の便秘が多い原因のひとつとされています。

 

そこで、今回はトイレの様式を問わず、排便をスムーズにするための筋肉を鍛える「夏便秘解消トレーニング」を紹介していきたいと思います!

 

夏便秘 解消トレーニング

夏便秘 解消トレーニング

ここでは、夏便秘を解消するためのトレーニングをご紹介していきます。

気温や湿度も高く、屋内でも熱中症になる危険性が高いので、トレーニングの際には室内の気温を調節し、水分補給を行いながら体を動かしましょう!

 

トレーニングには2つの種類を用意しました。

 

1つ目は、腸の動きを活性化させるためのマッサージです。

2つ目は、実際に体を大きく動かすストレッチです。

 

それでは1つずつ順番に見ていきましょう!

マッサージ編

まずは、腸の動きを活性化させ、便秘の改善を促すためのマッサージです。

 

ここでは「腸つかみ」と「骨盤まわし」の2種類を紹介していきます。

腸つかみ

手を使って腸をつかみ、もみほぐしていくマッサージ方法です。

腸にたまった便をもみほぐして、排便を促しましょう!

 

①右手を腰骨のすぐ上に当てて、左手は肋骨のすく下に当てます。

 

②そのまま、親指とそのほかの指で前後に挟むような形で、腸をぎゅっとつかみます。

 

③腸をつかんだら、指を動かしもみほぐします。

 

④続いて、左右の手を入れ替えて、同じようにもみこんでいきましょう。

 

大腸の中で便のたまりやすいところは大体決まっています。

今回のマッサージで手を当てた4か所(左右合わせて)が、便の特にたまりやすい場所になるので、ゆっくりともんであげましょう。

 

骨盤まわし

先ほどの「腸つかみ」に加えて、行っておきたいマッサージです。

 

①腸つかみの姿勢のまま、骨盤を大きく右から、骨盤で円を描くように8回ほど回します。

 

②この時、お腹に力を入れて、肛門を締めるようにするとより効果的です。

 

③続いて、左から骨盤で円を描くように8回ほど大きく回します。

 

④手の位置を腸つかみの位置にすることを意識して、左右に入れ替えて行います。

 

この骨盤まわしをすることで、腸つかみによってほぐされた便が、多方向からのマッサージに刺激された大腸の中で排便しやすくなります。

短時間で簡単にできるマッサージですので、便秘が気になるこの季節にぜひ行ってみてください。

 

もうひとつ、お腹のマッサージでもっとも一般的な方法もご紹介しておきます。

 

大腸は右側から左側に向かって円を描いているので、「の」の字を描くように右回りのマッサージがオススメです。

 

また、おへそを挟んで両脇を上から下に押していっても腸への刺激となります。

腹式呼吸を行いながらするとより効果的です。

 

ストレッチ編

続いては、実際に体を大きく動かすのストレッチです。

 

ここでは「ニートゥエルボー」と「背筋伸ばし」の2種類をご紹介していきます。

ニートゥエルボー

その名の通り、ニー(Knee:膝)とエルボー(elbow:肘)がくっつくように動かすものです。

 

①足を肩幅に開いて、背筋を伸ばして立ちます。

 

②続いて、バランスを保ちながら、右肘と左膝をクロスさせるように前に引き寄せくっつけます。

 

③背中を丸めるのではなく、ウエストをひねる感じで行うのがポイントです。

 

④呼吸を意識して、ウエストをひねった時に息を吐くようにしましょう。

 

⑤続いて、もとの①の姿勢に戻します。

 

⑥反対側も同様に、左肘と右膝を前方でクロスさせるようにくっつけます。

 

⑦これを左右で8回程度行いましょう。

 

ウエストをひねることで、腸に刺激を与えます。

また、ウエストにも刺激を与えるので、ウエストのくびれにも効果的です。

 

背筋伸ばし

お腹側のアプローチも大切ですが、背中側のアプローチも忘れてはいけません。

ここでは、背筋を意識したトレーニングをしていきましょう。

 

①うつ伏せで横になります。

 

②両手を両肩の横につき、上半身を持ち上げます。

 

③背筋が伸びているのも感じながら、無理のない程度で顔を上げ、あごを上に上げましょう。

 

④呼吸を意識しながら、体に痛みが生じない程度で行います。

 

⑤3回くらいを目安に、息を吐くごとに体を起こします。

 

背筋にもアプローチすることで、疲労回復も早まり、全身への血流も良くなります。

また、普段することが少ない反るという動作なので、体の凝り固まった部分が刺激されやすくなります。

 

この他にも、排便力を強化するために骨盤底筋を鍛える運動も効果的です。

 

床にひざをつき、クッションなどの上に肘を立て、顎をのせます。

つぎに、肛門(女性は肛門と膣)をゆっくりと閉めながら5~10秒(キツいなと感じる程度)数えます。数え終わったら、力を抜きます。

それを3~5セット行ってください。

 

以上がストレッチ編となります。

夏場の暑さが厳しくなる季節ですが、観光で美しい体を保てるように、ぜひ日々のトレーニングにも取り入れてみてください!

 

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