食べながら痩せたい!を実現するダイエット方法

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食べて痩せる!

とは言え食べながら痩せる方法をお教えするのが今回のテーマです。「食べ痩せ」について詳しくご紹介していきますね。

「食べ痩せ」とは?

昨今注目されている「食べ痩せ」では、朝昼晩の三食しっかりと食べることが大前提です。もちろん炭水化物も食べます。炭水化物を含むそれぞれの栄養素をバランスよく摂取するというものが、食べ痩せのポイントです。

しっかり食べていて痩せられるの?と思われるかもしれませんが、前述のようにむしろ食べない方が太りやすい体になってしまうので、食べることが必須です。また、ただ食べるのではなく「バランスよく食べる」ということがポイントです。様々な必要な栄養素をバランスよく食事から摂取しようとするとなかなかの量になるので、結果三食しっかりと食事を採ることになり、満足感も得られ間食を減らせる。そして空腹の時間が少なくなり、飢餓への備えスイッチが入らないようにしてくれるので、太りやすい体質になることを防いでくれるのです。

バランスよく食べる、とは?

バランスよく食べるポイントは以下の通りです。

バランスよく食べる、とは?

1.一食の中に、穀物は必ず。それと肉、魚、卵、豆、乳製品など主菜料理がある。もう一つ野菜も必ずつける。

2.食品数を増やす。

3.野菜の色を増やして色とりどりに。

4.穀物は甘くないものをしっかり食べる。ごはん一杯。食パン6枚切りなら1枚半くらいまで。減らさないこと。

5.冷たいものだけでなく、温かいものも。どちらかに偏らないこと

6.水分をとる。代謝を高めるためにも1.2~1.5Ⅼの水分摂取を心がける。

7.良質な油を摂取する。

 

※特に野菜は350g摂ることが望ましいので、一度この野菜がどのくらいで何gなのかを一度図ってみると良いでしょう。

※穀物は色がついているもの(玄米、ライ麦パン)の方が、血糖値が上がりにくいのでお勧めです。

食べる順番は?

食べる順番は?

空腹状態で最初に糖質を摂ると、血液中のブドウ糖の量が一気に正常範囲をオーバーしてしまいます。血糖値が急上昇すると、中性脂肪になってしまい、また急上昇した血糖値はその後急降下し、また糖質を欲してしまい、糖質中毒になってしまいます。

炭水化物を食べること自体は食べ痩せにはとても大切なのですが、血糖値を上げないためにも食べる順番が大切です。「野菜(食物繊維)」→「タンパク質(肉、魚、大豆)」、→「糖質(ご飯・パン・麺類)」で食べることで、糖の吸収までに時間がかかる野菜やタンパク質を先に摂り、血糖値の上昇を抑えることで、中性脂肪になることを防いでくれる効果が期待できます。

もしどうしても時間がなくすぐに糖質を摂ってしまったときは、ブドウ糖が中性脂肪に変わる前に消費すれば大丈夫です。10分間ウォーキングや筋トレをして、摂取した糖質を燃料にして燃やしてしまいましょう。

まとめ

痩せることへの憧れについては冒頭であげましたが、細ければ細い方が素敵、もっとやせたいという欲求は、時にして精神すら崩壊させてしまうことがあります。私事になりますが、アラサーの筆者は20代前半の一番そういうことに敏感な時期に、それこそ色々なダイエットを試していました。そしてなかなか結果が出なかったり、筋肉がついて逆にガッチリ体型になってしまったこともあり、最終的に、春雨、豆腐、野菜しか食べない、という危険すぎるダイエットを始めてしまいました。そしてそれを始めて数週間、顔色は土色に、唇は紫に、生理はなんと2週間を待たずに来てしまい…完全に体を壊しました。それでもフェイスラインがほっそりしていくこと、着ていた洋服が緩くなることが嬉しくてダイエットがやめられず、その後過食嘔吐の摂食障害にもなりました。それは、「食べたい」という欲求と「痩せたい」という欲求が極限まで高まりぶつかり合ってしまった結果でした。

過食嘔吐を経験して初めて、「食べたい」という欲求を満たしてあげないとここまで心は壊れてしまうということに気がつきました。痩せたことを褒めてもらえたり、羨ましいと言ってもらえると逆に「これ以上太れない」というプレッシャーを勝手に感じてしまい、過食嘔吐は常習化していってしまうのです。過食嘔吐を続けていくうちに、顔もどんどん浮腫み、食べてもどうせ吐くと思うとおいしいと感じられない、と大好きだった「食べること」を楽しく思えなくなり、心が空っぽになるのを感じました。

その後結婚、出産を経て、子どもたちと一緒に遊んだり運動をしていると、食べていてもなかなか太らないこと、また子どもたちと一緒にきちんとご飯を食べたい、食べる楽しさを伝えたいという気持ちも芽生え、もし痩せたいと思ったとしても、絶対に吐いたりはせず、健康的に痩せたいという気持ちが強くなり、過食嘔吐をすることは一切なくなりました。

 

このように、人間の欲求は抑えれば抑えるほどどこかにほころびが出てきてしまいます。特に三大欲求はその最たるもので、睡眠欲も抑えると様々な病気を引き起こしかねません。

よって、食欲に真っ向から立ち向かうのではなく、食欲が暴走しないようにも、健康的な量をバランスよくきちんと食べる、というこの「食べ痩せ」は、心身共に健康になれる画期的な手段だと、様々な無理なダイエットを試して、精神的な苦労もして来た筆者だからこそ、心からそう思います。

 

ダイエットを志す全ての女性たちが、「食べたい」と「痩せたい」を両方叶えて、心も体も満たされる人生を送れますように。そしてそれがかなう「食べ痩せ」、是非一度お試しください。

 

 

 

参考URL、参考文献

https://getnavi.jp/healthcare/290485/2/?amp=1

https://trilltrill.jp/articles/1027959

三田智子 『40代からの食べてやせるキレイな体のつくり方 』(あさ出版)

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