アラフォーから目指す「手に職」~メリットとおすすめの職種~
アラフォーは、何かと悩みの多い時期です。
独身なら、今の仕事で食べていけるか、将来結婚するのかなど、自分の将来を案じることが増えます。
既婚者は子どもの進路や親の介護など、家族ことも心配です。家族のために、自分の働き方を見直そうとしている人もいると思います。
今になって、「手に職をつけておけばよかった」と頭を抱えている人も少なくないでしょう。
しかし、後悔するのはまだ早い!アラフォーになってからでも、手に職をつけることは可能です。
今回は手に職をつけるメリットや、アラフォーにおすすめの職業をご紹介します。
「手に職がある」の意味
「手に職がある」とは、専門的な技術や資格、知識を持ち、そのスキルを持った人にしかできないような仕事に就ける、といった意味合いで使われることが多いです。もっとざっくり言えば、自分の得意分野や能力を仕事に活かしている人、ということになります。
手に職をつける方法は、大きく分けて2パターンあります。
資格を取得する
資格はある職業に必要な専門知識や技術、スキルを持っていることを、証明してくれるものです。
資格の難易度には幅があり、取得にかかる時間もバラバラですが、手に職をつける方法としては大変分かりやすい方法であると言えます。
資格を持っているからといって、必ずその職業になれるとは限りません。しかし、スタートラインに立つことはできます。
日本には資格を持っていないと携われない仕事がたくさんあります。身近な職業では、美容師や栄養士などです。
結婚や出産などでキャリアが中断しても、資格はなくなりません。女性にとって「手に職があること」を裏付ける資格は、大きな自信につながります。
経験を積む
手に職をつけるもう1つの方法は、特定の仕事で経験を積むことです。
資格は取得した後で、実際の仕事に携わることが多いのに対し、こちらは実務経験を積むことで専門性を高めていきます。
ある仕事で多くの経験を積み、プロフェッショナルな技術や知識を身につけているなら、すでに「手に職がある」状態と言えるでしょう。
たとえば、ITエンジニアやライターなどは、特に資格が必要ない職業です。芸術家や作家、職人なども「手に職がある人」に当てはまります。