【ヨガ初心者必見】太陽礼拝の特徴と効果、ポーズのやり方とは?
「太陽礼拝のポーズ」はヨガの基本となるポーズです。しかし、ヨガを始めたばかりの方にとっては実際どのようなポーズをしたらいいのか分からない方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は、太陽礼拝とはなにかや得られる効果、基本のポーズについてご紹介します。
太陽礼拝に関心のある方はぜひ参考にしてみてください。
INDEX
太陽礼拝とは
太陽礼拝はヨガの基本的なポーズになります。
まずは、太陽礼拝のはじまりと太陽礼拝の目的と特徴について紹介します。
太陽礼拝のはじまり
太陽礼拝とは。サンスクリット語で「スーリヤ・ナマスカーラ」、英語では「サン・サルテーション」とも呼ばれています。「スーリヤ」は太陽、「ナマスーカラ」は礼拝、あいさつの意味のサンスクリット語です。ヨガの起源であるインドでは、太陽は「神」のひとつとされていて、とてもエネルギーのあるものです。そのため、朝日が昇とともに陽の光を浴びる、お祈りをするといいとされています。
太陽礼拝の起源については諸説あり、原型は1910年頃には西インドの藩王によって考案され、「現代のヨガの父」と言われる”クリシャナヤチャリア師”によって現在浸透している太陽礼拝のポーズににまとまられたと言われています。しかし、古代の書物には太陽礼拝に関しての記述がないため、ヨガの中では比較的新しいヨガと言われています。
太陽礼拝の特徴
太陽礼拝とは、連続した12のポーズから成るヨガの基本的かつ代表的な動きの1つです。一連の太陽礼拝のポーズをスムーズに行うことによって身体だけでなく、心も健やかに保ってくれる働きがあります。
また、連続した12のポーズをとることで、太陽が12か月かけて、黄道十二宮を一周するという意味があります。太陽礼拝で行うポーズはすべてのヨガの基本となるポーズばかりなので、しっかりと一連のポーズを覚えましょう。
太陽礼拝を行うことによって得られる5つの効果
太陽礼拝を行うことによって主に5つの効果が得られます。
ここからは、それぞれの効果について詳しく紹介します。
脳を目覚めさせる効果
太陽礼拝は脳を目覚めさせる効果があると言われています。理由としては、呼吸法を使うヨガは体内に酸素量も多く取り込むため、脳が活性化されると考えられているのです。そのため、気分がスッキリしないときにヨガでリラックスできます。
体が柔らかくなる効果
太陽礼拝のポーズに前屈や後屈、体を伸ばすポーズなどがたくさんあります。そのため、太陽礼拝を繰り返し行うことで体が徐々に柔らかくなっていく効果が期待できます。どんなに体が硬い人でも、太陽礼拝のポーズを重ねることにより、少しずつですが、体が柔らかくなっていきます。このように、太陽礼拝のポーズは、体を柔らかくしてくれる効果もあるのです。
ダイエット効果
太陽礼拝を行うと、外側の筋肉の他にもインナーマッスルを鍛えられるので、基礎代謝がアップします。基礎代謝がアップすると、女性に多いむくみの改善やデトックス効果も期待できるだけでなく、脂肪燃焼効果が高まり、痩せやすい体へと導いてくれます。
体質改善の効果
太陽礼拝を行うと、体質改善効果も期待できます。ヨガの太陽礼拝のポーズは体中の血液の流れを促してくれます。血流の流れが良くなることによって、手先や足先の末端まで血行が循環し、体の内側からポカポカと暖かくなってきます。また、血行不良が原因で起こる肩こりや、低血圧にも非常に効果があります。
精神的効果
太陽礼拝を行うことで大きな効果が表れるのが精神面です。太陽礼拝を行う際は、呼吸と動作を合わせ、ポーズを連続させていきます。呼吸が深くなることによって、集中力が増し、精神的な落ち着きを得られると言われています。
また、毎日行うことでその日の心の調子に気付きやすい効果も得られます。自分の心に寄り添うサポートを、太陽礼拝を行うことで得られるのです。