体の相性ってなに?男性がどう感じているのか知ろう
大好きなパートナーと愛を確認しあう特別な行為であるセックス。好きな人とする行為は、心も体も幸せな気持ちで溢れるとても気持ちの良いものですね。しかし、体を重ねる行為であるがゆえに、生物学的に相性の良し悪しがあります。こんなにも大好きなのに、彼との行為はあまり好きではない人も、その反対にあまり性格は合わなくても体の相性はぴったりあう人もいるのではないでしょうか。今回は、具体的に「体の相性が良い」とは何を指すのかについてご紹介します。
簡単に相性を見分ける方法
まずは、体の相性が合うかどうか簡単に見分けるポイントをご紹介します。
キスをしてみて
まずはじめに体の相性を簡単に確認する方法として、キスがあります。
この人とするキスは気持ちがいいと感じたり、呼吸が合うなと感じる場合は相手も同じように思っていることが多いです。
中には好きではない人とセックスはできても、キスだけはできない、という女性もいるようです。それほどにキスとは大切なもので、体の相性を図る良い目安になるのです。
キスは、良い雰囲気になった時の最初の段階ともいえます。このキスによって気持ちが一気に高まり、相手を求めるきっかけになります。そして相手を受け入れる準備が整いつつある証拠でもあるので、まず第一段階として「キスが気持ちいい」と感じることが体の相性が良い第一歩といえるでしょう。
ハグをしてみて
次に、体のフィット感も相性と大いに関係しています。抱き合った時に、2人の体と体がぴったりとハマる感覚を体験したことはありますか?服を着ている時はもちろん、裸で抱き合った時のフィット感こそ大切なポイントです。人によってそのフィット感を表現する方法は異なります。パズルのピースがカチッとハマる時の感覚であったり、お互いに吸い付くような肌感など様々です。抱き合った時に密着感を感じなかったり、汗や匂いがやけに鼻についたりする場合は、相性が良くないといえるかもしれません。体の相性がいい2人だと、抱き合っただけで相手に対しての愛おしさが溢れ、包み込まれるような安心感や、ずっとこうしていたいという気持ちが湧いてくる、という意見もあります。
スキンシップの気持ちよさ
相手に体を触れられた時に嫌悪感を抱く場合は、いうまでもなく相性は良くありません。
また、「相手に対して信頼感や安心感があるかどうか」も大事です。触られて嫌悪感を抱く場合の多くは「心を許していない」という状態です。
信頼関係がないと、安心感は生まれないので、きちんと相手を信頼できるようになってから行為に及んでくださいね。また、くすぐったいとう気持ちではなく、気持ちがいい、落ち着く、といった感情を抱く方が体の相性が良いとされています。ですが、本当は体の相性が良くても、触り方が丁寧でないために気持ち良いと感じることのできない場合もあるので、お互いに優しく触れることを意識すると変わるかもしれません。そんな風に優しく触れてみたり、普段の生活でスキンシップを心がけてみるだけで、相性は良い方向に変化していくものです。もし今のパートナーとも相性が悪くても、長い時間をかけて良くなることもありますし、お互いの体が変化していくこともあるので、焦らずに相手を想ってくださいね。
男性にとって相性ってどのくらい大切?
男性にとって体の相性はどのくらい大切なのでしょうか。この意見は大きく2つに分かれました。
まず、付き合う条件の1つに体の相性の良さが入っている男性もいます。これから交際や結婚をする上でやはり体の相性はどうしても外せないようです。その一方で、「相性も確かに大切だがそれで判断はしたくない」という男性もいます。物理的に元から決定されている相性であるため、そこで交際するしないを判断するのではなく「価値観や性格に重きを置いていた上でプラスアルファで相性のことを考える」と考える男性もいました。
男性が「相性が良い」と思う瞬間
では、どんな時に男性は「この子と相性が良い」と感じるのでしょうか。ここでいくつかご紹介します。
匂いに惹かれれる
まず、相手の匂いです。本能レベルに相性がよければ、相手の匂いに自然と誘われてしまうものです。つまり、相手のことを遺伝子レベルで求めている証といえます。周りからしてみれば誘われる匂いではなくとも、相性の良い相手には吸い込まれるようなフェロモンを感じるものです。甘くて、いい匂いがしたり、何だか心地の良い匂いを感じたら相性の良い証ですね。男性側がそう感じていると、女性側も同じように感じている場合も多いようです。また、人間は子孫を繁栄させるために自分とは異なった遺伝子に惹かれる傾向があるので、親子の匂いを拒絶するのはそのためです。匂いが気になってしまう場合は、遺伝子レベルで似ている箇所が多いのかもしれません。
スキンシップが心地いい
次に、先ほど相性を見分ける方法で紹介したキスとハグです。セックスをする前にキスをするだけでものすごく気持ちが良かったり、夢中で相手を求めてしまうのには、体の相性が関係しています。キスをしているだけで幸せな気持ちになれるのは、体の相性の良い証です。
そしてハグをした時のフィット感も大事です。抱き合った時に体のパーツとパーツがぴったりとハマる感覚こそ、相性の良さを示しています。
いろんなタイミングが一緒
相手とセックスをしたいと思う頻度やタイミングが同じというのは、非常に大切なことです。相性が良いと、相手が自分を求めているサインが分かり、特に言葉に出さなくても自然と求めあえるのです。反対に、自分がしたくないタイミングで求めてきたり、セックスレスに陥ってしまったりするカップルは、体の相性が良くないことがほとんどです。
そしてセックスをする長さが合うかどうかも相性の一つといわれています。多くの人が満足する時間は30分から1時間が平均と言われていますが、人によってはもっと長い時間を好む人も短い時間を好む人もいて、様々です。時間感覚が合わないと「長い」「短い」と感じてしまい、いつしか義務感でしか行為を行えなくなってしまいます。さらに、前戯に時間をかけるかどうかも人それぞれで、一つ一つの行為の対する時間感覚も大切になってきます。このあたりはなかなか難しいところではあるので、話し合ってお互いに歩み寄ってみるといいかもしれませんね。
実は声も大事
行為の最中に意識や演技をせずに吐息や声が漏れている女性に対して男性は相性が良いと感じるようです。そんなつい漏れてしまう声にも相性の良さが現れます。さらにお互いの息遣いでさらに興奮が助長されるのであれば、相性抜群といっても過言ではありません。
自分があまり声に漏れにくいタイプであったり、パートナーとの相性が良くないとついつい演技で声を出したりしてしまうこともあるかもしれません。ですが女性が男性を気遣って演技で声を出していても、あまりにオーバーすぎると男性側にバレてしまい、ゲンナリさせてしまうこともあるようです。
なので、自分の気持ちに嘘をつき過ぎず、場を盛り上げるための一つのテクニックとして使うといいかもしれません。演技してしまうのは相手を思いやってこその行動といえますが、無理をするのは逆効果になることもあるのです。
声以外の音も大事?
そして意外にも男性が重要視しているのは、行為中の「音」です。音は気分を高めるのにとても大切な役割を果たしています。軋むベットの音であったり、シーツが擦れる音、2人が交わる音や2人の漏らす吐息、そのほかにも気分を盛り上げるための「言葉」がありますね。お互いの出す声に色気や安心感を感じたら、それは相性が良いといえるでしょう。パートナーの出す声やタイミングは自分にとって心地の良いものですか?また普段から声フェチの人にとって、体の相性において声は大きな比率になる場合が多いです。声で体の相性までわかってしまうかもしれません。
気持ち良いと感じる体位
そして最後に、体の相性がいい相手とは、気持ち良いと感じる体位が同じであるのがほとんどです。オーソドックスな正常位から騎乗位、バック、座位など、それぞれ感じ方も違うはずです。自分が気持ちが良いと感じる体位を相手も気持ちいいと感じてくれるのはやはり相性の良さが関係しているようです。そしてこれはそれぞれが持っているもののサイズ感であったり、質感や形状なども関係してきます。お互いの求める体位やサイズにも相性の良さは表れるので、こちらもカチッとハマるような感覚があると相性は抜群といえるでしょう。
まとめ
体の相性がいいかどうかは、実際に行為に及ばなくとも様々なところから判別できるようです。何気なく感じているフィット感や、心地よさ、安心感をぜひ大切にしてみてください。今までに気がついていなかった新しい発見もあるかもしれません。是非ご紹介したポイントに着目してみてください。