【医師監修】寒いのに汗…。もしかして更年期?緩和するための効果的な方法とは

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【医師監修】寒いのに汗…。もしかして更年期?緩和するための効果的な方法とは

「冷えているのに、汗が止まらない」

「突然のぼせてしまう」

「無性にイライラ or 憂うつになる」

 

もしかして、更年期障害・・・?

 

「のぼせ」「ほてり」などの身体症状、

「イライラ」「憂うつ」などの精神症状は、

更年期の女性の多くが経験します。

 

体や心が言うことを聞いてくれなくて、

「一体わたし、どうしちゃったの・・・?」

と悲しくなってしまうこともあるかもしれませんね。

 

今まで経験したことのないような

更年期の症状が出たとしても、どうか焦らず。

 

ある時期になるとほとんどの女性が経験するものです。

 

本日は、女性のための総合医療を行う専門医監修のもと、更年期の症状を緩和するための方法をご紹介したいと思います。

あれ?もしかしてこれって更年期・・・?

更年期障害の症状は、精神的なものから身体的なものまで、多岐に渡ります。

 

「私、もしかして更年期が始まったのかな・・・?」

 

という方は、下記のような症状に思い当たりがありますか?

 

(1)顔がほてりやすい

(2)汗をかきやすい

(3)手足の冷えが気になる

(4)無性にイライラする

(5)気分が落ち込みやすい

(6)疲れやすい

(7)頭痛やめまいを感じやすい

(8)口の中が乾く

(9)睡眠が浅い

(10)食欲がわかない

 

ここで挙げたのは、代表的な更年期症状。

個人差もあるので、人によって症状が異なります。

 

チェックが多かった方は、更年期障害によるものかもしれません。

一度専門機関で検査してみることをおすすめします。

更年期障害が起こるメカニズムとは?

そもそも、いったいどうして更年期障害が起こるのでしょうか?

 

まずは、そのメカニズムについて触れてみたいと思います。

 

女性の健康に大きくかかわっているのは、「エストロゲン」「プロゲステロン」という2種類の女性ホルモンです。

 

この2つのホルモンの分泌が最も盛んなのは、20歳~30歳代。

 

40歳代になると卵巣機能が低下することによって、女性ホルモンの分泌が減少していきます。

 

そして、50歳代になるとほとんど分泌されなくなります。

 

更年期障害というのは、今まで分泌されていた女性ホルモンの分泌が突如どんどん下がっていくことに対して、体が混乱してしまっている状態です。

 

そのため、個人差はありますが、女性ホルモンの分泌低下が始まる45歳頃から更年期の症状始まると言われています。

 

更年期が落ち着いてくるのは、50代半ば~60代前半ぐらい。

 

完全に女性ホルモンが分泌されなくなったことを体が理解すると、更年期期間は終了します。

エストロゲンの低下が更年期症状の主な原因?

加齢にともない、2つの女性ホルモン(エストロゲンプロゲステロン)は両方とも減少していきます。

 

しかし、イライラや、ほてり、頭痛、汗など、更年期の不快な症状を引き起こしているのは、主にエストロゲンの減少」が原因となっています。

 

そのため、更年期症状の改善のためには、エストロゲンを補ってあげることがカギとなってきます。

ちょっとでも緩和したい!自分でできるケアは?

医師と相談して、不快な症状が更年期によるものだとわかったら、どのようなセルフケアを行えばいいのでしょうか?

 

ほてり、汗、冷え、イライラ、頭痛、睡眠不足…

なかなか一筋縄ではいかない更年期の辛いお悩み。

 

少しでもいいから改善したいですよね。

 

ここからは、更年期の不快な症状を総合的にケアするための方法をご紹介します。

更年期の症状を緩和する方法(1)大豆イソフラボンの摂取

これは更年期症状を緩和する方法として、とても有名ですね。

 

大豆に含まれる「イソフラボン」は、女性ホルモンエストロゲンと似た作用をすると言われており、更年期症状を緩和する効果が期待されています。

 

納豆、豆乳、味噌といった大豆食品を積極的に食べ、イソフラボンを摂取することでエストロゲンをサポートしてあげましょう。

更年期の症状を緩和する方法(2)エクオール検査をする

ただし、ここでひとつ注意点。

 

なんと、イソフラボンを体の中で有効活用できるのは日本女性の2人に1人と言われています。

 

つまり、半数のひとはイソフラボンを摂取してもあまり効果が期待できないということ。

 

いままで更年期症状緩和のために大豆食品を摂っていた方にとっては、ショッキングな内容ですよね。

 

イソフラボンは、体内の常在菌により「エクオール」という物質に変換されることで、エストロゲン様作用を発揮することができます。

 

しかし、半数の人はイソフラボンをエクオールに変換する能力がないのです。

 

そのため、まずは自分がエクオールに変換できる体質かどうかをチェックすることが大事。

 

検査キットや、クリニックなどで簡単にエクオール検査をすることができるので、まずは試してみましょう。

 

もし、エクオールを作れない体質だったとしても、落ち込まないで。

 

最近は、エクオールそのものをサプリメントにしたものも販売されています。

エクオールをダイレクトに摂ることで、更年期症状の改善効果が期待できます。

 

見事エクオール変換能力を持ち合わせていた方は、積極的に大豆食品に含まれるイソフラボンを摂取しましょう。

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