【専門家監修】もう逃げられないの?顔のたるみが気になり始めたら取るべき対策とは
自分の顔を鏡で見て、ふと「あれ?老けた!?」と思うことはありませんか?
30代半ばの筆者はしょっちゅうです・・・。
電車が地下鉄に入った瞬間の窓に映る自分、写真の自分、お風呂の鏡に映る自分、何かに映るたびに老けたなぁと実感します。
ファンデも綺麗に伸びず、途中から浮いてきて余計肌が汚く見える・・・。
平均的に30代から感じ始めるというたるみのサイン、見逃さずに、悪化させないために「顔のたるみ」にまつわる知識を得ておくことが大切です。
顔がたるむとは、何がどうなっている状態?
重力で顔の形状が下垂した状態を「たるみ」と言い、顔がたるむというのは30代以降頬の肉が加齢などの様々な理由により、重力に勝てずに徐々に下がり始め、ほうれい線が目立ついわゆる「ブルドッグ顔」へと変化してしまうことです。
たるみには3種類あると言われており、加齢により皮膚の神秘層のコラーゲン量が減少し、皮膚が弾力やしなやかさを失うことで起こる「皮膚のたるみ」、脂肪内の繊維組織が加齢により劣化して脂肪の重みで垂れ下がることで起こる「脂肪のたるみ」、頬の脂肪に水分がたまってむくみ、脂肪が重さを増して下垂することで起こる「むくみによるたるみ」の三つが挙げられます。
原因1「筋肉の退化」
顔の皮膚を支えている筋肉である「表情筋」が衰え、皮膚を支えられなくなることで頬がたるみます。
これは加齢の影響が大きいですが、年齢に関係なく普段あまり表情筋を使っていない人の方がたるみに繋がりやすいです。
原因2「加齢」
皮膚の老化により、体内の水分や皮膚の真皮層を構成するコラーゲン・エラスチンなどの成分が減少します。
すると皮膚はハリや弾力、しなやかさを失い、頬の肉の重さを支えきれず下へと垂れ下がっていきます。
肌の乾燥により水分量が低下することでも肌の弾力やハリは失われるため、肌の乾燥が慢性化している方も頬がたるみやすいので注意が必要です。
また、全体に皮下脂肪がついている方、頬の肉付きが良い方、むくみやすい方は重力の関係で皮膚が重さに負けやすいため、頬もたるみやすくなります。
原因3「紫外線」
紫外線によって生み出された体内の活性酸素は、真皮層にあるコラーゲンやエラスチン繊維を破壊し、皮膚の老化を早める(光老化現象)もとになってしまいます。
原因4「乾燥」
皮膚細胞内の水分不足が長期間続くと、肌のバリア機能も低下するため、肌のハリや弾力性が失われシワやたるみのもととなります。
原因5「悪い姿勢や癖」
猫背、足を組む癖、左右片方のどちらかでものを噛む、頬杖をつくなど、骨のズレを促してしまうような生活習慣も頬のたるみの原因になると言われています。
特にパソコン作業を長時間する人は要注意で、首の筋肉が緊張し、顔の筋肉を下へ引っ張ろうとするので、顔のしわやたるみに直結してしまうと言われています。