子供の進学に向けて親ができること~小学校入学から大学受験まで~

最終更新日:

大学進学

 子供が独り立ちする時が近づいています。親が口出しできることは少なくなってきますが、子供が迷ったり、立ち止まったりしている時には助言できるようにしたいものです。大学の入試制度やスケジュールなど、最低限の情報は得ておきましょう。

親がどこまで携わるか

親がどこまで携わるか

 大学生活は社会への入り口。子供は在学中に成人になり、就職活動など社会に出ていく準備を始めます。子供と大人の間のような時期に差し掛かる我が子の進学に、親がどこまで携わるかということは難しい問題です。

 進路を決定するのは子供自身になると思いますが、親がまったく無関心でいるのは良くありません。たとえば、子供の適性と希望する進路が大きくかけ離れていた場合。ただ「東京へ行きたい」「外国に住みたい」などの理由で大学を選ぼうとしている場合。

 子供がきちんと考えて選んだのであれば尊重したいですが、明らかに「考えが甘い」と感じる時には放っておけませんよね。親は一番身近な大人として、社会の厳しさを伝えるべき場面があるかもしれません。

大学以外の選択肢も

 高校卒業後の進路として「大学進学」が半分以上を占めているとはいえ、選択肢はほかにもあります。「高校受験」の項目でも同じようなお話ししましたが、大学進学を考えているお子さんは「なぜ大学へ行くのか」をちゃんと説明することができますか?

 大学は興味のある分野について、自分で課題を見つけて学びを深めていく場。何も学びたいことがなければ、行く意味がありません。

 興味のある仕事を見つけて、高卒で働いている人もいます。希望する職業に必要な知識や技術を身につけるために専門学校で学んでいる人もいます。「高校から大学へ」という1つの選択肢にとらわれず、お子さんが自分の夢につながる選択ができるように支援しましょう。

掲載日:
最終更新日:

CATEGORY